仙台市都市計画マスタープラン地域別構想 (分譲マンションの今後の動向は、いかに???)【トミー】

Contents

はじめに

  • 2021年3月に仙台市都市計画マスタープランが策定され、達成目標の2030年に向けた取り組みが始まっているところです(紹介記事)
  • さらに、2021年10月には、多様な機能の集積や土地利用が期待される地区として、後記の3地区について、よりきめ細やかな土地利用方針や円滑な都市交通の確保、豊かな緑地空間の確保、魅力ある街並み形成の方針を示すことを目的として、地域別構想が策定されました。
  • 本稿は、当該地域別構想を紹介するものであります。特にお住まいの地区において、どのような施策が、今後展開されるのかをイメージしながら読んで頂くと、読み易いと思います。
 

本計画の概要

位置付け

  • 上位計画として、仙台市基本計画 (仙台市総合計画) および仙塩広域都市計画区域の整備、開発及び保全の方針 (都市計画法第6条の2) があり、仙台市都市計画マスタープラン (2021-2030) は、この2つに即します。
  • また、仙台市都市計画マスタープラン (都市計画法第18条の2) は、杜の都環境プラン、都市交通プラン、みどりの基本計画などに代表される分野別・関連計画との整合や連携を図りながら策定されます。


 

計画期間

  • 2021年10月 – 2030年度
 

対象地区

  • 都心地区、泉中央地区、長町地区




 

まちづくりの基本方針

  1. 魅力・活力のある都心の再構築
  2. 都市機能の集約と地域の特色を生かしたまちづくり
  3. 質の高い公共交通を中心とした交通体系の充実
  4. 杜の都の継承と安全・安心な都市環境の充実
  5. 魅力を生み出す協働まちづくりの推進


 

都心地区

特色と位置づけ

  • 東北の玄関口として重要な交通結節点である仙台駅
  • 商業、業務、行政機能の集積
  • シンボルロード (定禅寺通、青葉通、宮城野通)
  • 国分町などの歓楽街、横丁
→ 交流、賑わい、緑 (杜の都)、景観、防災環境

 

今後のポイント

  • 都市再生緊急整備地域を中心とした都心再構築プロジェクトによる都心部の機能強化の促進 (関連記事)
  • 市役所本庁舎の建替え等による公共施設の整備
  • 次世代放射光施設の稼働を契機とした研究開発拠点および関連業種の集積 (関連記事)
  • 東北学院大学五橋キャンパス移転等による若者を中心とした、新たな人の流れ
  • 定禅寺通、青葉通、宮城野通の地元まちづくり団体によるまちづくりの推進 (関連記事)
  • 主要通りとその路地裏が連携した面的な賑わい創出
  • 青葉山周辺や宮城野原周辺の密接関係エリアとの連携

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

都市づくりのテーマ

  • 杜の都と世界が交流する “最上級” の都市空間
 

基本方針


基本方針1: 多様な活動を創出する都市機能の集積促進

商業・業務

(仙台駅周辺)
  • 商業・業務施設等の立地や土地の高度利用を図る
  • 仙台駅西側:高次な業務機能、市内外で活躍する企業:人材の集積、新たなビジネス創出
  • 仙台駅東側:商業・業務施設の立地
(青葉通・一番町周辺)
  • 高次な業務機能、市内外で活躍する企業:人材の集積、新たなビジネス創出
  • 商業・業務施設の立地
(勾当台・定禅寺通周辺)
  • 商業・業務施設の立地
  • 新本庁舎の低層部やその周辺を含む、一体的な利活用
(宮城野通周辺)
  • 商業・業務機能の集積
(都心機能強化ゾーン)
  • 高次な業務機能を誘導し、商業・交流・宿泊機能を強化
  • 魅力ある商業施設や国際基準のハイグレードホテル等の集積
  • 国際ビジネス交流拠点の形成:ICT関連企業、次世代放射光施設関連企業等の集積
  • 建築物の低層部へ賑わいを創出する商業・サービス機能の導入、個性あふれる商業・飲食の集積
  • 複数の権利者による一体開発を目指す地区における市街地再開発事業を後押し
  • 都市再生特別地区や総合設計制度を活用した都心の機能強化と市街地環境の改善に資する開発事業を促進
  • 老朽建築物の建て替え時における方策を誘導

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


(都心全域)
  • 老朽建築物の建て替えを誘導し、高機能なオフィスを整備し、本社機能、研究開発拠点、ICT関連企業等を誘致
  • 国内外の企業や大学、地元企業等間の交流を促進し、イノベーションを生み出す研究開発拠点や関連業種の集積
  • 研究開発拠点や関連業種の立地促進を図るとともに、スタートアップ企業を連続的に生み出すエコシステムの形成を加速
  • 老朽建築物の建て替えにあたり、市街地再開発事業や優良建築物等整備事業などをとおして、共同化事業を推進
  • 将来的な公共施設のあり方や活用方法について、立地条件や施設の特性を考慮した検討
 

居住

  • 中高層の集合住宅は、都市再生緊急整備地域の外側とする (関連記事)
  • 居住機能が集まるエリアでは、アクセス性など利便性の高さを生かした生活環境の形成
 

文化・交流・スポーツ

(都心機能強化ゾーン)
  • 東北各地や官民の主体と連携し、グローバル企業やMICEの誘致等、世界からの誘客を図る
(都心全域)
  • 観光資源を創生
  • 国内外の観光客ニーズに対応する都市機能の集積
  • 文化・観光の情報発信機能の充実
  • 多彩な文化等を体験し、交流する空間の創出
 

基本方針2: 賑わい創出に向けた都心交通環境の再構築

都心の回遊性の向上に資する交通環境づくり

  • ウォーカブルな都市空間:沿道の土地利用、各種交通機能の確保、歩行者空間
  • 道路や公園における滞在性や回遊性を向上させる空間づくりに関するデザイン検討や社会実験、まちなかウォーカブルに資する改修や再構成を実施
  • 民間事業者による空間整備やイベントの実施を支援
  • 定禅寺通、青葉通、宮城野通における道路空間の利活用や再構成
  • 公共空間・公共施設の利活用など官民連携によるエリアの活性化を推進
  • 市役所本庁舎、勾当台公園市民広場とその周辺を一体的にとらえ、周辺道路を活用した賑わいの創出
  • 宮城野通周辺:特色や新技術を生かした道路空間の利活用
  • 国内外の訪問者の回遊性:単言語案内サイン、デジタルサイネージ、Wi-Fiの整備、MaaSの構築
  • 青葉山周辺、西公園エリアの新技術の活用等による回遊性の向上

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

多様な活動を支える都心の交通環境づくり

  • 交通結節機能の強化:高速バス等の乗り継ぎ利便性や快適性、定時性の向上
  • 誰もが分かりやすく、利用しやすい:バス待ち環境整備、案内誘導の改善、バス車両低床化、公共交通利用への転換を促す施策 (せんだいスマート) を継続実施
  • 道路のバリアフリー化、自転車通行空間の整備
  • 駐車施設のあり方の検討
  • 路上駐車対策、適切な荷捌き施設の確保
  • 訪問者の二次交通等の充実
  • 公共建築物の建て替えや民間埼葛事業等の土地利用の転換と合わせて、交通とその関連施設が一体となった交通環境整備
  • 自動運動、グリーンスローモビリティ (GSM) など、新技術や新モビリティの導入に向けら実証実験
 

基本方針3: 魅力あふれる都市空間の形成と活用

杜の都の魅力あふれる都市空間の形成

  • 商業・業務機能を有する建築物の整備・更新、オープンスペースの創出、無電柱化
  • 青葉通の仙台駅前エリア:道路空間の再構成 (広場化、トランジットモール化) の検討
  • 勾当台公園、西公園:再整備
  • 既存建築物のリノベーションによる低層階のオープン化、新たなローカルコンテンツの創出
  • 駐車場や駐車場出入口の適正な整備・配置

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

賑わいと交流を生む都市空間の利活用

  • 中心部商店街:イベントの実施、公共空間や地域資源を生かしたエリアマネジメント等のまちづくりの取り組みと連携
  • 公園資源の有効活用:PPP/PFI事業の推進
  • 都市公園等の既存施設を活用した環境づくり

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針4: 杜の都の緑豊かな都市空間の形成と活用

杜の都にふさわしい都心のみどりあふれる都市空間の形成と利活用

  • 緑の多様性を生かした 「杜の都」 にふさわしい緑の空間を創出
  • 勾当台公園、西公園、榴岡公園の利活用を推進
  • グリーンインフラによるまちづくり:公共施設や街路等の公共空間における緑化
  • みどりの回廊づくり:ケヤキ並木の保全、拠点となる公園整備、建築敷地内の緑化を推進
  • 緑陰を提供する快適な歩行空間や滞留空間の整備
  • 建築敷地内での質の高い緑化空間の創出:ガイドラインによる景観形成、防災・減災、憩いの場などとして機能する緑地の整備

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


(仙台市公式ウェブサイトより引用)


(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

杜の都にふさわしい都心の水辺の形成と保全

  • 清流を保全していく等により、広瀬川の景観や自然環境等を次世代に引き継ぐ
  • 親水空間の創出
 

杜の都の良好な都市景観の形成

  • 仙台の発祥となった旧城下町の区域を景観計画における景観重点区域と定め、細やかな景観形成を推進
  • シンボルロード (定禅寺通、青葉通、宮城野通): 景観地区、地区計画、広告物モデル地区に基づき、適切な建築物や屋外広告物等を誘導
  • 景観計画や広瀬川の清流を守る条例に基づく、建築物等の行為の届出や許可制度
  • 屋外広告物に対する条例
  • 個性と伝統のある 「杜の都」 として風情ある景観の醸成を推進
 

環境負荷の小さい都市空間の形成

  • 建物の断熱性能を高める、再生可能エネルギー、省エネルギー、高効率設備等の積極的な導入
  • 環境性能の高い建築物の普及促進:ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング (ZEB) やグリーンビルディング等
  • 脱炭素社会の構築:エネルギー効率の高い市街地整備、環境に配慮した建築物、先進的なエネルギーマネジメントシステム等の導入
  • 建築物の新築や建て替えには、グリーンビルディング等の環境にやさしい建築物の整備を促進
 

基本方針5: 都心にふさわしい安全・安心な都市空間の形成

都市施設などの防災・減災機能の強化

  • 緊急輸送道路等の無電柱化
  • 公園・緑地などのオープンスペース整備、大規模公園における防災機能を確保
  • 帰宅困難者対策:一時的な滞在場所の確保、等
  • 浸水リスクの高い地区における優先的な雨水排水施設の整備
  • 土のう配布、止水板設置補助
  • 仙台駅西口地区:雨水幹線などの整備
  • 仙台駅東口地区:浸水対策に係る計画の策定・設計、雨水幹線などの整備
  • 公共・民間施設における保水力の向上や雨水流出量の抑制を推進
 

建築物の防災・減災対策

  • 公共建築物の耐震性能強化、民間建築物の耐震化を推進
  • 高規格幹線道路等と市内の主要な防災拠点間を結ぶ緊急輸送道路について、沿道建築物の所有者に対する耐震化の啓発
  • 老朽化した木造住宅が密集している市街地:建築物の建て替えにあわせた狭隘道路の改善
 

安心して暮らせる都市空間の形成

  • 公共施設および民間施設におけるユニバーサルデザインの採用、バリアフリー化
  • 道路の無電柱化
 

 

泉中央地区:北エリア

特色と位置づけ

  • 昭和54年から平成11年度まで行われた土地区画整理事業により市街地整備が進められた地区
  • 商業施設、文化・スポーツ施設、子育て支援施設、公園、集合住宅等が集積


 

今後のポイント

  • 泉区役所建て替えを契機とした泉中央駅周辺の都市機能の強化および賑わいや交流の創出
  • 交通結節点である泉中央駅周辺の交通環境の改善
  • 七北田田公園や七北田川による緑と潤いの空間と仙台スタジアムなどのスポーツ施設の連携
  • 泉中央駅周辺の都市機能の集積と良好な歩行環境を生かした回遊性の向上
 

都市づくりのテーマ

  • 人と人とが出会い、交流広がり、感動あふれる泉中央
 

基本方針



 

基本方針1: 都市圏北部の多様な活動を支える都市機能の強化

  • 泉区役所建て替えを契機として、多様なニーズに応えるとともに、賑わいや魅力を一層高める都市機能の強化に取り組む

商業・業務

  • 都心との機能分担や連携
  • 商業・業務機能の集積による土地の有効利用や高度利用を推進
 

文化・交流・スポーツ

  • 泉文化創造センター、仙台スタジアム、七北田公園野球場などを活用し、交流人口の拡大や賑わいの創出を推進

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針2: 広域拠点の利便性を生かした都市型居住の推進

  • 中高層の集合住宅などによる都市型居住を推進
  • 最寄型の商業・サービス施設など暮らしに必要な都市機能の集積を推進
  • 医療、福祉、子育て施設などの立地を誘導
  • 商業・業務系の集積を図るエリアでは、回遊性を高めるため、集合住宅の低層部における賑わいや魅力を創出する空間の形成

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針3: 都市圏北部の移動を支える交通環境の改善

地下鉄と路線バスが結節し、主要な乗り継ぎ駅として改善に取り組む

交通結節点の交通環境の改善

  • 駅に結節するフィーダーバスの利便性向上など、鉄道を基軸とした交通ネットワークの充実
  • 誰もが分かりやすく、利用しやすい:案内誘導の改善、ホームと車両との隙間縮小 (櫛ゴム設置等)、バス車両低床化
  • バス待ち環境の整備、バスの円滑運行・定時性確保、道路混雑緩和等の交通環境の改善
  • 公共建築物の建て替えや民間再開発事業等の都市機能の更新に合わせた、交通およびその関連施設が一体となった交通環境整備

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

都市圏北部の広域拠点を支える交通環境の形成

  • 公共交通利用への転換を促す施策 (せんだいスマート) を継続実施し、主要渋滞箇所における交差点改良等の検討・実施
  • バリアフリー空間の整備
  • 日常生活道路の安全対策、災害に備えた道路機能の強化等
  • 自転車通行空間の整備、駐輪場の整備
  • 一定規模の建築物において、条例等による駐車施設の確保
  • 本市の特性に合った MaaSの構築
 

基本方針4: 地下鉄駅周辺の賑わいと緑・潤いがあふれる都市空間の形成と活用

緑豊かな都市空間の形成

  • 緑の持つ多機能性を生かしたグリーンインフラによるまちづくり
  • 緑化重点地区において、市街地と七北田川を結ぶみどりのネットワークを形成
  • 官民連携による花壇整備
  • 建築敷地内での質の高い緑化空間の創出:ガイドラインによる景観形成、防災・減災、憩いの場などとして機能する緑地の整備
  • 街路樹の適切なマネジメント
  • 緑地協定などによる、緑あふれる一体感のある街並みの形成

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

賑わいあふれる魅力的な街並みの形成

  • 泉中央駅を中心に、商業施設、文化施設、スポーツ施設など多様な都市機能を結ぶ
  • 景観計画や地区計画により、建築物などに対する細やかな取り組み
  • 屋外広告物に対する条例
  • オープンスペースにおける滞留や回遊を促す居心地の良い空間の誘導
 

賑わいや交流を生む都市空間の利活用

  • 泉中央駅周辺や七北田公園までを含めた一体的な魅力と賑わい創出
  • 泉中央駅周辺のペデストリアンデッキや泉中央駅前広場、七北田公園などの公共空間を活用し、地域団体が主体となったイベントなどの地域の賑わいを創出
  • 都市公園等の既存施設を活用

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針5: 都市圏北部の生活を守る安全・安心な都市空間の形成

都市施設や建築物などの防災・減災の対策

  • 公園・緑地などのオープンスペース整備、大規模公園における防災機能を確保
  • 河川区域、集水域での流域治水対策
  • 公共・民間施設における保水力の向上や雨水流出量の抑制を推進
  • 公共建築物の耐震性能強化、民間建築物の耐震化を推進
  • 高規格幹線道路等と市内の主要な防災拠点間を結ぶ緊急輸送道路について、沿道建築物の所有者に対する耐震化の啓発
  • 帰宅困難者対策:一時的な滞在場所の確保、等
 

誰もが安心して暮らせる都市空間の形成

  • 公共施設および民間施設におけるユニバーサルデザインの採用、バリアフリー化
 

環境負荷の小さい都市空間の形成

  • 建物の断熱性能を高める、再生可能エネルギー、省エネルギー、高効率設備等の積極的な導入
  • 環境性能の高い建築物の普及促進:ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング (ZEB) やグリーンビルディング等
  • 脱炭素社会の構築:エネルギー効率の高い市街地整備、環境に配慮した建築物、先進的なエネルギーマネジメントシステム等の導入
 

長町地区:南エリア

特色と位置づけ

  • 本市南部の中心地として、交通・物流の拠点、商店街や青物市場、工業などの都市基盤が整備されていた地区
  • 平成9年から平成30年度まで行われた土地区画整理事業による市街地整備により、商業施設、文化・スポーツ施設、集合住宅が集積


 

今後のポイント

  • あすと長町地区の環境整備された都市空間の活用
  • 長町駅周辺商店街の個性的な街並みを生かした特色ある賑わいづくり
  • それぞれの市街地が連携した都市づくりの促進
  • 高い交通利便性を生かした都市づくり
  • 交流施設や文化施設を生かした賑わいや交流の創出
 

都市づくりのテーマ

  • 長町未来とまちを人が繋ぎ、賑わい・暮らしを創造する長町
 

基本方針



 

基本方針1: 都市機能の連携による魅力・個性の創出

商業・業務

  • 都心との機能分担や連携
  • 商業・業務機能の集積による土地の有効利用や高度利用を推進
 

文化・交流・スポーツ

  • 太白区文化センター、地底の森ミュージアム、ゼビオアリーナ仙台などを活用し、交流人口の拡大や賑わいの創出を推進

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針2: 広域拠点の利便性を生かした都市型居住の推進

  • 中高層の集合住宅などによる都市型居住を推進
  • 最寄型の商業・サービス施設など暮らしに必要な都市機能の集積を推進
  • 医療、福祉、子育て施設などの立地を誘導
  • 商業・業務系の集積を図るエリアでは、回遊性を高めるため、集合住宅の低層部における賑わいや魅力を創出する空間の形成

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針3: 市街地の連携による賑わい・回遊空間の形成

  • 杜の広場やゼビオアリーナ仙台などの交流拠点となる施設を生かしつつ、歴史ある商店街を含む長町駅周辺の市街地とのつながりなど、各地区をつなぐ回遊性の向上を図る

都市圏南部の広域拠点を支える交通環境の形成

  • 都市内移動の利便性の向上:利用者ニーズをふまえたポート配置や高密度化、MaaSの推進
  • 公共交通利用への転換を促す施策 (せんだいスマート) を継続実施し、主要渋滞箇所における交差点改良等の検討・実施
  • 広域道路ネットワークの整備:アクセス性向上、渋滞緩和
  • バリアフリー空間の整備
  • 日常生活道路の安全対策、災害に備えた道路機能の強化等
  • 自転車通行空間の整備、駐輪場の整備
  • 一定規模の建築物において、条例等による駐車施設の確保
 

賑わいや交流を生む都市空間の形成と利活用

  • 杜の広場やゼビオアリーナ仙台などの広場や交流施設を活用し、賑わいや交流の創出
  • 都市公園等の既存施設を活用

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

基本方針4: 緑豊かな街並みの形成と活用

緑豊かな都市空間の形成

  • 緑の持つ多機能性を生かしたグリーンインフラによるまちづくり
  • あすと長町中央公園や、杜の広場の憩いの場やイベント空間として活用
  • 景観形成、防災・減災、憩いの場などとして機能する緑地の整備
  • 街路樹の適切なマネジメント
  • 緑地協定などによる、緑あふれる一体感のある街並みの形成

(仙台市公式ウェブサイトより引用)


 

良好な街並みの形成

  • 歴史ある商店街は、商業機能と文化機能が連携した賑わいのある街並みの形成
  • 景観計画や地区計画により、建築物などに対する細やかな取り組み
  • 屋外広告物に対する条例
  • オープンスペースにおける滞留や回遊を促す居心地の良い空間の誘導
 

基本方針5: 都市圏南部の生活を守る安全・安心な都市空間の形成

都市施設や建築物などの防災・減災の対策

  • 災害拠点病院である市立病院を核として、災害時医療の機能を確保
  • 緊急輸送道路等の無電柱化
  • 公園・緑地などのオープンスペース整備、大規模公園における防災機能を確保
  • 公共・民間施設における保水力の向上や雨水流出量の抑制を推進
  • 民間建築物の耐震化を推進
  • 高規格幹線道路等と市内の主要な防災拠点間を結ぶ緊急輸送道路について、沿道建築物の所有者に対する耐震化の啓発
  • 帰宅困難者対策:一時的な滞在場所の確保、等
 

誰もが安心して暮らせる都市空間の形成

  • 公共施設および民間施設におけるユニバーサルデザインの採用、バリアフリー化
 

環境負荷の小さい都市空間の形成

  • 建物の断熱性能を高める、再生可能エネルギー、省エネルギー、高効率設備等の積極的な導入
  • 環境性能の高い建築物の普及促進:ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング (ZEB) やグリーンビルディング等
  • 脱炭素社会の構築:エネルギー効率の高い市街地整備、環境に配慮した建築物、先進的なエネルギーマネジメントシステム等の導入
 

今後の都市づくりの展開

  1. 鉄道を基軸とした機能集約型の都市づくりの実現に向けた立地適正化計画を策定。
  2. 変化に対応する都市計画:
  • 社会 (予見が困難な自然災害、感染症、等)、都市計画を取り巻く制度や考え方等に対応するための見直し
  • また、都市計画におけるスマート・プランニングが実践されている背景を踏まえ、ビッグデータや最先端技術による計画手法を用いた都市計画を検討
 

おわりに

  • 物理的な位置の観点からも仙台市の中心に位置する仙台駅を中心部 (「都心」の呼称の良し悪しは、さておき) として、北部と南部に各種機能分散を図り、各地区における土地利用等の方針が策定されています。
  • 各地区の計画においては、「交流や賑わい、交通、みどり、防災」をキーワードとして、各地域特性を明らかにした上で、各領域における現状の課題を含めて、それらに対する今後の方針が示されています。
  • 直接的に分譲マンションに関する事としては、
  1. 中心部では、中高層の集合住宅は、都市再生緊急整備地域の外側とする
  2. 泉中央と長町は、中高層の集合住宅などによる居住を推進
のみとなっています。思うところはいろいろありますが、本稿はこの辺りで締めと致します。

 

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