再びのインバウンド!!「めん馬鹿一代」のファイヤーラーメンが1杯2000円に!!
2023.11.25 京都新聞 (記事/陰山篤志)
超人気「ライバルは金閣寺」
1杯2000円 京都で1時間の体験、安いか高いか
訪日客人気、高価格ラーメン店発言の真意
利益は社員に、人材集まり好循環
火柱演出/映える動画/多言語メニュー…
旺盛に訪日客を開拓するめん馬鹿。宮澤社長は「訪日客向けのラーメンでは当店はダントツだと思う」と自信をみせつつ、続ける。「(市内の)金閣寺、銀閣寺、清水寺がライバルだ。単にラーメンの価格としてでなく、京都で使う1時間の体験として安いか、高いかを考えないといけない。パフォーマンスだけでなく、言語への対応、食習慣への配慮など、できることはすべてやってきた。これからも体験の付加価値を高めていきたい」と言葉に力を込める。
体験価値「京都で使う1時間の体験として安いか、高いか」
となると金閣寺の入場料金は「参拝料金大人(高校生以上)500円小・中学生300円」は安すぎる気がしてきました。
500円でこの感動!!
炎に包まれて2000円。1192炎上しています(撮影時は7/5でまだ1杯2000円ではありませんでした)。京都旅行の思い出がこんなインパクトのある動画・写真で残り、口コミで世界にどんどん拡散されていきます。日本・京都に来る度に「めん馬鹿」に来るという中国からのリピーターの方がいました。1回限りでない、また来たくなる付加価値がそこにはあるようでした。
私以外に日本人の姿は見えませんでした。大将が油を注ぐ度にカウンターでは大きな悲鳴にも似た歓声が巻き起こっています。
客単価は3200円と、値上げ前よりも約1000円上がった。客足は落ちず、客単価も引き上げられ、業績はうなぎ上りだという。
京都で使う1時間の体験として安いか、高いか考えないといけない。
二条城北、NHK跡地は『野村不動産』
体感型アート展「NAKED FLOWERS 2023 秋 世界遺産・二条城」
紅葉のピークが過ぎ、観光客の人波が落ち着いた二条城。今年も12/3まで体感型アート展『NAKED FLOWERS 2023 秋 世界遺産・二条城』のイベントが開催されました。
「(仮称)シャングリ・ラホテル二条城」計画
そんな再びインバウンドが盛り上がり始めた二条城の北に「元離宮二条城 北大手門」側に
その竹屋町通に面する『オープンハウス』によるホテル開発のバリケード。
京都の不動産会社「建都住宅販売」を買収した「メルディアDC」の親会社「三栄建設設計」を買収した『オープンハウス』。一代でよくぞここまでの会社を築けたものです。天晴れ!
その竹屋町通沿い、世界遺産「二条城」周辺でマンション開発は不可能にも近い今、二条城かぶりつきのプレミア感「グラン・ブルー二条城北/秋村組」(2001年竣工)と「イーグルコート二条城北大手門前/ダイマルヤ」(2013年竣工)です。
ちなみに、二条城東側のラグジュアリーホテル『HOTEL THE MITSUI KYOTO』は元々阪急阪神不動産が取得しマンション開発しようとした土地でしたが、京都市長よりストップがかかりました。
そして二条城北、竹屋町通のイーグルコートの西に見える
このバリケードは
『(仮称)シャングリ・ラホテル二条城』計画
・京都市上京区竹屋町通大宮東入藁屋町536番71他
・敷地面積5,838.12㎡
・高さ14.995m
・地上4階 地下1階
・客室数77室
2025年3月末開業予定となっています。
開業すれば世界の富裕層が二条城北側を回遊する事が増える事でしょう。
二条城の北側の堀沿いは紅葉の木々で覆われていました。
京都初となるソーシャルアパートメント「ネイバーズ京都二条城」
こちらは京都初となるソーシャルアパートメント「ネイバーズ京都二条城」PRタイムズによると
京都初ソーシャルアパートメント「ネイバーズ京都二条城」がオープン 関西県外からの移住者の申し込み多数
賃貸マンション内にラグジュアリーなラウンジを設置することで住人間の自発的なコミュニティ形成を促進させる仕組みを持った新しい共同住宅です。
オープン1ヶ月前時点で半数を超える申し込み。うち約30%は関西県外からの移住者
以前は「河合塾の学生寮」でした。
「野村不動産」が二条公園北に登場
隣の「二条公園」公園のシンボルツリーのようなイチョウの木。
とても美しい季節です。
「3人の子供達 &犬 」といつも一緒に遊んだ遊具達。お金では買えないかけがえのない体験価値でした。
二度と戻って来る事のない時間達です。
公園の北側に長らく設置されたバリケード。元々は旧京都放送会館(NHK)がありました。
2016年「大京」が取得し新築分譲マンションかと思われましたが、折りからのインバウンドの過熱感からか、所有者が変わりホテル計画が噂され、しかしコロナ直撃、長らくバリケードのままでした。(写真は南東からのアングル)
公園前、南側バリケードに標識が設置されています。
(仮称)京都市上京区主税町計画 建築計画の概要
・京都市上京区主税町953番2
・敷地面積1618.89㎡
・建築物の高さ14.99m
・5階建
・35戸
・建築主/野村不動産株式会社
最寄駅は地下鉄「二条」「二条城前」駅まで約1000m(徒歩13分)、JR「二条」駅まで約1100m(徒歩14分)です。
地下鉄「二条城前」駅までは約1100m(徒歩13分)
駅近とは言い難いですが、敷地は四方道路です。新築分譲マンション「プラウド」なら末恐ろしい価格になるのでしょうか。
タテの通り「美福通」側、南西からの敷地のアングルです。
ん・・・
以前、「大京」が取得した敷地面積は建設ニュースによると3200㎡と記載がありました。野村不動産の敷地面積は半分の1618.89㎡。となると残りの敷地は????
建設ニュースによると(お世話になります)、
三菱地所レジデンス(東京都千代田区)と野村不動産(東京都新宿区)は、京都市上京区の土地を5月30日にそれぞれ取得した。敷地3225平方㍍は一体だったが、5月11日に分筆し、敷地のうち東側半分を三菱地所レジデンス、西側半分を野村不動産が取得した。現状は更地になっている。
西側半分は野村不動産
東側半分は「三菱地所レジデンス」との事ですが、まだどこにも標識が見当たりません。
(北東からのアングル)
東側、智恵光院通。こちらもマンションになるのでしょうか?
CORNER MIX
敷地の北側に印象的な建物のお店がありました。気になっていましたが、いつも素通りしていました。COFFEEの文字からカフェだろうと予想していましたが。
とある夕暮れ、我慢できず飛び込みました。
ミックスジュースにバナナケーキ
「円卓」さんのカレーも一押し。
野村不動産のバリケードを眺め「プラウド」を夢想しつつ、ハートランドとカレー。店内はジャズと贅沢な時間が流れていました。
住友不動産のバリケードはどうなる?
野村不動産の敷地の北側の通りを東へ「三菱地所レジデンス」側の敷地を越えて、道の向こうの住宅街にさらに新たなバリケードが見えます。
こちらは「京都市上下水道局が保有する未利用地」が道の北側と南側にあった場所です。
北側1318㎡/11.2億円と南側1714㎡/10.28億円で『住友不動産』が取得したのが2021年。参照:京都市HP
果たしてこの敷地はマンションなのか、はたまた?
そして、もうすぐそこは「めん馬鹿」
さぁ、再び燃え上がれオレたちの「めん馬鹿」
コロナ禍を超え見事に復活した「めん馬鹿」。多数の訪日旅行者の行列を見かけるようになりました。世界の「MENBAKA」。2020年には海外初進出「めん馬鹿 京都ファイヤーラーメン」をシンガポールにオープンさせています。
ネギラーメン(ファイヤーラーメン) 2000円1種類のみ
スペシャルセット(餃子・チャーハン・唐揚げ付き)は3050円。
1984年創業。
大学時代、友人がこのお店の上に住んでいてたまに「めん馬鹿」でラーメンを食べたりしていました。当時は観光客の姿はなく普通のラーメン店の印象でした。
カートコバーンのような長髪の友人の部屋は荒れ果てていて、タバコを咥えながら歪んだノイジーな音でギターをかき鳴らしていました。時代はバブル崩壊後、人生からドロップアウトしやすい鬱屈とした空気が流れていて、大学生活を楽しんでいたと思われた友人も突然大学をやめて、フリーター、そしてインド放浪、怠惰で廃人のような生活を送っていたようです。
そんな私も社会に出る理由が見つけられず、もがいて生きていましたね。
今でもノイジーなグランジロックが聞こえてきます。
ぜひ夕暮れ時の「大宮通」を歩いて欲しい
そして「めん馬鹿」の向かい丸太町通北側には新たな建物が。CONTINUE
コロナで絶滅したかと思われたカプセルホテルが再び復活です。
このCONTINUEから北へ進むと
佐々木酒造があります。
杉玉がぶら下がっています。
北側の通りは初めて通る道でした。
上京区は奥深い街です。
そして、ぜひ夕暮れ時に歩いてほしいのが東にタテに通る「大宮通」。
丸太町通から北向き一方通行です。
夕闇に浮かび上がる個性的なお店達。
老舗ライブハウス「拾得」(じっとく)
「くるり」もここで演奏していたのです。立命館大学軽音楽部でした。
余談ですが、
東西を走る下立売通沿いに銭湯「笹の湯」がありましたが、先月11/28に閉店となりました。
銭湯が街から消えて行きます。
SNS全盛の今だからこそ、老若男女が集いリアルな社交場として本音と全裸をさらけだす「銭湯」は非常に重要だと思っているのですが。
「笹の湯」の西には「山中油店」があります。
すぐそばでは「水車」が稼働しています。古き良き都感が残る上京区・下立売通です。
「南海不動産」のマンション計画地が丸太町通沿いに
丸太町通沿い、セブンイレブン、ドラッグユタカの西にバリケードが現れました。「(仮称)上京区中務町 新築工事」建築計画の概要
・京都市上京区中務町486番13
・敷地面積453.92㎡
・延べ面積2095.25㎡
・建築物の高さ19.99m
・7階建
・26戸
・建築主/南海不動産株式会社
南海不動産の新築分譲マンションブランド『ヴェリテ』。
私が洛中で「南海不動産」の標識を見つけるのは初めてかもしれません。山科や向日市では新築分譲の記憶がありますが。
競合する新築分譲マンションは?
「野村不動産」現地周辺、(北)丸太町通〜(南)御池通 (東)堀川通〜 (西)千本通のエリア内で販売中の新築分譲マンションは現在ありません。一番近そうなのが御所西の
プレサンスロジェ京都御所西/プレサンスコーポレーション
より詳しく『プレサンスロジェ京都御所西/プレサンスコーポレーション』を知りたい方はこちらから
同じく御所西、
パラドール御所西グランデ/今井建設
二条城の南には
パークホームズ京都二条城/三井不動産レジデンシャル
より詳しく『パークホームズ京都二条城/三井不動産レジデンシャル』を知りたい方はこちらから
ジオ京都堀川三条/阪急阪神不動産
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円町には
シャリエ京都円町/東レ建設
京都円町GRAND PLACE /名鉄都市開発・三菱地所レジデンス
より詳しく『京都円町GRAND PLACE/名鉄都市開発・三菱地所レジデンス』を知りたい方はこちらから
おわり
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報は物件公式サイトをご参照下さい。
夕暮れ時の大宮通いいですね~。ラーメンに2000円払う勇気はありません(笑)京都の年末ってどんな感じですか?年末に行くべきおすすめスポットや食べるべきものがあれば教えてほしいです。京都の年末を楽しみたいので。
ラーメンに2000円支払うのではないのです。
永遠に語り継げる京都体験に2000円を支払うのです(笑)
師走好きな私は、地元の人が近づかない錦市場に行ったりします。訪日旅行者でババ混みですが。(笑笑)京都人の妻に『年末に行くべきおすすめスポットや食べるべきもの』聞きましたが特に無さそうです。。。
ちなみに私、コロナ明けの伏見稲荷大社・大晦日の賑わいを体感するため、テキヤのお手伝いをして新年を迎える予定です。新年を商売繁盛の伏見稲荷大社で迎えようと思っています。「初日の出」まで働きます!! 辰年のkyoto1192は商売繁盛・年中無休です!!