こんにちは！なごぐらんです。
1本目の記事として取り上げるのは、『グランドメゾンThe本山鹿子町』です。
1本目は私が好きなグランドメゾンシリーズを取り上げたかったのでこちらにしました。最近だとグランドメゾン名古屋駅も完売しましたし、タワー型の『グランドメゾンThe池下ガーデンタワー』も1億未満の物件は片手で数えられるほどしか残っていないですね。
私もですが名古屋の人はブランド好きな方が多いです。マンションだとプラウドとグランドメゾンの2つが名古屋での地位を確立していると感じます。首都圏と異なり大規模開発などが中々ないので、地元住民が求めるマンションを提供できているところが他と比較して強いのかなと思っております。それではいきましょう！
物件概要
所在地 ：愛知県名古屋市千種区鹿子町６丁目5-1、5-6、5-9、5-11番（地番）
交通 ：名古屋市営地下鉄東山線・名城線「本山」駅２番出入口徒歩7分
用途地域 ：第一種低層住居専用地域
敷地面積 ：2,866.87㎡
建築面積 ：1,432.05㎡
建築延床面積 ：6,433.56㎡
総戸数 ：38戸（非分譲住戸４戸含む、他に管理事務室１室）
構造・規模 ：鉄筋コンクリート造・7階建（建築基準法上は地下3階地上4階建）
権利形態 ：専有部分は区分所有、敷地及び建物共用部分は共有
完成(竣工)予定：2026年8月下旬予定
入居(引渡)予定：2026年10月下旬予定
駐車場 ：平面駐車場35区画（屋内駐車場22区画、屋外駐車場13区画）
売主 ：積水ハウス株式会社
管理会社 ：積水ハウスGMパートナーズ株式会社
設計・監理 ：株式会社IAO竹田設計
施工 ：株式会社鍜治田工務店
掲示板：グランドメゾンＴｈｅ本山鹿子町ってどうですか？
敷地面積が広い中で総戸数は38戸ですので、間取りは後述の通り3LDK以上が中心となっています。総戸数が30戸以下ですと管理・修繕まわりの負担が大きくなりがちですが、そういった心配がないというのは一つ安心できるポイントではないでしょうか。7階建てと記載されてますが、坂の急斜面に立地しているため建築基準法上は地下3階地上4階建となっています。生活面で特に気にする必要はない範囲かと思っております。（駅からの導線は平坦というのもあり）
立地・周辺環境
用途地域図（公式ホームページより）
名古屋市千種区の物件で、最寄りは地下鉄東山線・名城線の本山駅から徒歩7分で高級住宅地の一角です。これ以上の徒歩分数ですと戸建も検討できる範囲となるので、7分というのはまずまずといったところでしょうか。地下鉄は2路線使えますが、実際に暮らすとなった際は基本的に東山線を使うことになるかと思います。用途地域も第一種低層住居専用地域ですので、目の前に高い建物が建つといった心配がない場所です。
立地で触れるべきは文教地区というところですね。東山小学校（徒歩3分）・東星中学校（徒歩20分）学区なので、子育て世帯としてはもってこいの場所でしょう。中学校まではかなりの距離がありますが小学校までは徒歩3分と抜群のアクセスですので、親御さんも安心してお子さんを毎朝送り出せるのではないでしょうか。本物件は基本的にファミリー向けに振り切った物件になっております。単身・DINKS世帯はもう少し都心よりの池下・千種あたりが利便性とバランスが取れると考えます。
学校についての詳細は公式ホームページで詳しく紹介されていますので、気になる方はぜひご覧いただければと思います！
公式ホームページ（教育環境）
重ねるハザードマップより
ハザードマップについても台地上ですので心配しなくても問題ないでしょう。また文教地区ですので周辺に嫌悪施設もなく、安心して生活できる環境が用意されています。
愛知県警察ホームページより
犯罪件数も2024年通年で見ても真っ白の治安に関しては全く問題ないエリアです。住む環境としては本当に良いため、女性の一人暮らしにもよく選ばれているエリアです。それくらい治安に関しては良好ということで、生活していてトラブルに巻き込まれるリスクというのはそうないのではないかと思います。
外観・共用部
外観完成予想（公式ホームページより）
公式ホームページでも説明されているように本当に御屋敷のような外観で、最初に見たときはかなり驚きました。こういった重厚感はタワーマンションでは感じられないもので、高級低層マンションならではないかと思います。
ラウンジ完成予想（公式ホームページより）
総戸数38戸と規模感はないにもかかわらず、ラウンジは二層吹き抜けです！名古屋ではそこまで珍しいものではないかもしれませんが、昨今は建築費上昇のコストプッシュの波がデベロッパーを直撃しています。採算確保するために一層分を住戸に変更するといったことも当然考えられますので、今後は希少化していくものかもしれませんね。
植栽計画（公式ホームページより）
植栽についても広い敷地面積を活かして、かつ四季折々に移り変わるとのことで十分ですね。特に屋上緑化などもされていますので、テラス付きの部屋などでは日常的に緑を感じることができるのではないでしょうか。個人的に植栽は隠れたポイントだと思っていて、どうしても都市部だと空気が悪かったりして気分が上がらないときがあります。仕事で疲れたときに四季折々の植栽を見てリフレッシュなどいいなあと思っています。
共用部の設備について、わたしは名古屋では特に以下の四種の神器が特に重要だと思っていますので確認してみましょう！乾式遮音壁などマニアックなところは読んでいて”？” となるので、読者の方に特に確認していただきたいポイントを中心に触れていきます。
共用部 四種の神器
エレベーター：◎（2機、約20世帯毎に1機）
内廊下 ：◎（アルコーブあり）
ゴミストック：◎（各階ゴミ置き場あり）
駐車場 ：〇（およそ92％）
グランドメゾンですので共用部については文句の付けどころがありません！！これぞ高級マンションというものでタワマンに負けない設備が用意されています。欲を言えば本山という坂道が多いエリア特性を踏まえると駐車場設置率は100%を超えていてほしかったとは思います。しかし世帯数ベースで92%であれば1台も確保できないというリスクはほぼないのではないでしょうか。（数世帯は車を持たないかもしれない可能性のもと）
またエレベーターについてはこの規模であれば1機が普通かと思いますが、2機用意されています！これはとても嬉しいことですが、その分管理費や修繕積立金など毎月のランニングコストにはしっかり跳ねてきます。戸建てと違って駐車場においてもランニングコストがかかりますので、マンションを選ぶ際にはしっかり確認するようにしておきたいところです。
専有部
専有部の仕様についても、四種の神器チェックからいきましょう！専有部 四種の神器
ディスポーザー ：〇
トイレ手洗いカウンター：◎（タッチレス水栓！）
キッチン・洗面台天板 ：◎（天然御影石）
設備仕様 ：◎（乾太くん・ミーレ社製食洗器・二重構造などなど）
一言でいうと完璧で文句のつけどころがありません！コストカットを全く感じさせないレベルです。
ディスポーザーについてはホームページには載っていないのですが、どうやらついているとのことでした。念のため気になる方はモデルルームで聞かれることをおすすめします。個人的にうれしいのはトイレがタッチレス水栓なところですね。（池下ガーデンタワーではコストカットで・・・） 蛇口を回す必要がないので衛生的だなと感じます。そして乾太くんが標準設備として用意されています！マンションで乾太くんを後付けするのは厳しいので、これは嬉しいポイントですね。私も職場で乾太くんの話を最近耳にしましたので、すっかり有名人となった印象です。
あと1つ触れておきたいのがZEHを上回る水準である等級６の評価を受けている点ですね。名古屋は戸建てと比較されがちですが、マンションの良いところの1つに断熱性能があります。戸建てでここまでやると相当なコストもかかりますので、断熱性能の高さは注目ですね。実際にLow-E複層ガラス（遮熱・断熱性が高い）やT-2サッシ（約30dBの騒音軽減）など環境に配慮された設備が盛りだくさんです。気になる方はホームページにも記載されていますので、ぜひ1度ご確認されてみてはいかがでしょうか。
間取り・価格
先着順で販売されていますので、記事執筆時点で残っている間取りの一部をご紹介します。Jタイプ 3LDK 80.33㎡
Jタイプ間取り（公式ホームページより）
ワイドスパンでPP分離もされていて、これぞ理想的な3LDKといった間取りです。廊下やキッチン周りにも収納があり、物を置くスペースに困ることはそうないのではないでしょうか。強いて言えば浴室が1418ではなく1620タイプであれば完璧だったなあという印象ですが、これくらいのツッコミしかないほど素晴らしい間取りです。
販売中の物件では一番お手頃な部屋で、価格は8,500万円（坪350万円）です。グランドメゾンシリーズのこの設備仕様で坪350万は今では完全に買いと言っていいでしょう。5年前は「名古屋で坪300なんか高すぎる」という肌感覚でしたが、もういまは建築費高騰などのコストプッシュの波が来てそんなことを言っていられなくなっています。これから出てくる同単価の物件では「え、これで坪350万・・・？」というものもあります。今後はそれがスタンダードになるのでしょうが、今時点でファミリー向けの物件を探している方には狙い目のおすすめの部屋です！！！
Aタイプ 4LDK 120.52㎡
Aタイプ間取り（公式ホームページより）
Jタイプの4LDKバージョンのような間取りです。そこまで過去の物件に詳しくないのですが、洋室4部屋すべてリビングインしていない間取りって直近はほとんど見たことがないです。特に廊下のN（納戸）の部分は廊下とキッチンの間でウォークスルーになっています。回遊性の高いつくりとなっていますので生活利便性もまず困ることはないといって問題ないでしょう。
価格は17,900万円（坪491万円）となっています。なかなか手が出せる金額ではないですが、一度住むと二度と引越ししたくないとなりそうな生活を送れそうです。坪単価で見るとやはりまだ割安に見えます。別の記事で書く予定ですが、この後のグランドメゾンシリーズは目が飛び出るほど高くなっていく予定です。デベ側も「これ売り切れるのかなあ・・・」なんて不安そうに言っていましたが、名古屋の数年後はいったいどのようになっているのでしょうか。一次取得がまだの方は少しでも早く理想の住まいを見つけることをおすすめします。これより遅い新築だと同じ金額でも購入できるランクが一段下がりそうですので。
管理費・修繕積立金
管理費 ：245円（㎡あたり）修繕積立金：160円（㎡あたり）
管理費は規模の割には安いなというイメージです。池下ガーデンタワーと大して変わらないような気もしますので、管理費については問題ないでしょう。修繕積立金についてはこの規模ですと、目安は170円～320円なので下限を下回っていて全然足りません。築年数を重ねていくうちに2倍、3倍とおそらく上がっていくことになりますので築浅のときだけの金額と思っておきましょう。
まとめ
前述の通り、今後出てくる物件としても明らかに買いであると感じます。アンダーで売り出し中の覚王山月見坂は平均で坪700前後の価格ですので、1駅離れて徒歩分数が多いとはいえ相対的な割安感が感じられます。この記事を読んで気になった方がいらっしゃいましたら、先着順ですのでぜひお早目にモデルルームを訪れてみてください。それでは！[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報はLifull Homesをご参照下さい。
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