【今後の新築タワマン計画】2026年以降に販売される大阪の新築タワマンと再開発年表【すごろく】

[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報はLifull Homesをご参照下さい。

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こんにちは!

12月もクリスマスが終わりあっという間に2025年も終わりを迎えますね。
皆様にとって2025年はどのような年になりましたでしょうか?

2025年は2024年以上にマンション価格が高騰して新築も中古も2024年より買いづらく苦しい1年だったと感じます。
一方、大阪市内の新築タワマンは新規販売される度に高額であっても抽選祭りになるケースも多く、実需層が大阪市内でマンションを購入するハードルが年々上がっています。

『結局誰が買っているの?』

と思うこともありますが、多くは投資家・不動産業者の方が『マンション価格はまだまだ上がるから投資として新築マンションを購入する』という傾向が続いています。(もちろん実需層の方も購入されていますが、どうしても抽選になると買いたくても買えないケースも多いです)。


既に大阪市内のタワマンもかなり高額になっていますが、それでも世界の大都市や東京と比較すると大阪はまだ割安なエリア・物件もありますし、大阪はグラングリーン大阪・大阪IRなどの大規模再開発もまだまだ進みますので、大阪市内、特に北区・中央区・西区の都心3区は2026年もまだまだ上がっていくものと考えております。

逆に郊外はマンションも戸建ても少々厳しい状況になってきており、資材費・人件費等の高騰により建設費全体は上がっているためマンションや戸建てのコスト自体が上がってくるのは郊外も当然そうなんですが、郊外は購買層の価格が追いつかず販売は伸び悩んでおります。

  • 都心は高くても抽選になるほど人気
  • 郊外は安くても先着順で売れ残り、特別商談で数百万円値引きなどのケースも有
悲しいですが、これが現実です。

共働き世帯は年々増加しており、私の勤めている会社でも女性管理職、女性役員なども数年前より格段に増えてきました。
共働き世帯になると子供の送迎も重要であり通勤時間短縮のため、よりオフィスに近い場所・通勤時間が短い場所にマンションを購入する人が増えています。
これが高くても売れているという理由の1つですし、郊外が売れなくなってきている理由の1つでもあると考えております。



人それぞれ人生の優先度は異なりますので郊外で腰を据えて住むのも非常に良いと思っていますが、実際、高くても引き続き都心部でのマンション購入を検討している人が多いかと思います。

そうなってくると、マンションの住み心地・利便性だけでなく、資産性なども意識していく必要があります。

そこで重要になるのが「再開発計画があるエリア」、「今後新築タワマンが供給されるエリア」です。

新築タワマンの価格に連動して中古タワマンも値上がりしていくことが今までの傾向であり、再開発で新しい街や鉄道などのインフラが出来ると周辺のマンション価格は更に上がるため、資産性を重視して購入するのであれば、大阪の今後の新築マンション供給情報や再開発情報はチェックしていく必要があります。

今回の記事では2026年以降の大阪の新築タワマン計画・再開発状況をまとめてまいりますので、是非ご覧いただき、気になる物件は早め早めに資料請求・エントリーしていきましょう!

前置きが長くなりましたが、それでは本編どうぞ!

なお、2024年末にまとめた記事もありますので、昨年末時点と比較してどう変わったのかも是非ご覧ください。

【大阪】2025年以降の大阪タワマン年表と再開発!まだまだ大阪のマンションは値上がする!?【すごろく】



2026年以降に完成する大阪の新築タワマンと再開発年表

2026年以降に完成する大阪のタワマンは販売中のものも含めて33棟あります。
まだ予定段階のものも含まれるため建築費高騰などで収支が合わなくなり、計画変更・販売中止になる物件もあるかもしれませんが、今の所は概ね予定通り販売されてくるかと思います。

〜2026年以降に大阪に完成する新築タワマン〜
  • 2026年:6棟
  • 2027年:5棟
  • 2028年:5棟
  • 2029年:4棟
  • 2030年:4棟
  • それ以降:9棟
    ※今後新規供給が出てくることもあるため棟数は変動する可能性があります。
まずは以下の表をご覧ください。

※画像はクリックすると拡大します
※黄色の箇所は今後1期販売を実施するマンションです
※表に漏れている大阪のタワマンがあれば個別にご連絡いただけますと幸いです



今から1期販売をスタートするタワマンもありますが、これから1期販売をスタートするタワマンの入居時期は2028年・2029年と約2年〜3年程度待つことになりますので、かなり長いですね(笑)

ただ、言い方を変えると『3年後の新築マンションに住むための勝負が既に始まっている!』ということです。

ザ・ライオンズ枚方光善寺タワーは2027年9月入居ですが1期販売が2026年2月とわりかし初動が遅いのですが、来年から販売になるウエリスタワー枚方樟葉グランドメゾン大阪上本町STATION TOWERシエリアタワー北浜は入居時期が2029年ですが、早いものは年明け2026年1月からモデルルーム案内が開始となりますので、まだ動かれていない方はこの機会にエントリーしていきましょう!

逆算して考えると、早く動かないと希望の間取り・階数は買えなくなりますし、販売スタイルとしてもアンダー販売や1期販売が一番安い傾向は2026年も続くと思いますので、気になる物件は1期販売から申し込みをしていくのが重要となります。

それでは、ここから年毎に見ていきたいと思います。

2026年完成の新築タワマン



シエリアタワー中之島、グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCEは完売して、先日から内覧会が開始されていますね。

グラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCEは出張が被り内覧会に行けなかったのですが、シエリアタワー中之島の内覧会に参加致しました…
一言『シエリアタワーのフラッグシップに相応しい素晴らしい完成度!』でした。

定借がネックで見逃した方も多いかと思いますが、ここ数年の大阪のタワマンの中でもTOPクラスで共用部が素晴らしかったです。
まだ見れない共用施設も多くありましたが、入居開始後に間違いなく評価が高くなる物件であることは確実かと。
見送ったことを後悔するクオリティ、欲しかった(笑)

ジオタワー大阪十三Wタワーズ箕面船場はどちらも700超の大規模タワマンになりますが、定借ネックもあり完売せずに先着順で販売中です。
ジオタワー大阪十三は1期はかなり安かったのですが、徐々に値上げしていることもあり販売はある程度ゆっくり捌いている印象です。

Wタワーズは現地に行くと圧倒される大きさなので、完成後は評価が上がるでしょう。
定借は勿論ネックではありますが、70㎡超3LDKが6,270万円〜で購入できるのは非常に魅力的です。
新築に拘る方は新大阪・梅田・本町までも電車一本&駅直結タワマンが買える箕面船場も候補の1つにしてみてはいかがでしょうか?
低層部に入居する商業施設も良い話を聞いていおります。

ただ、シエリアタワー中之島は定借&値上げしながらの販売でも早期完売しましたが、やはり大阪都心部かそうでないかの違いは販売に影響していると感じますね…

ザ・パークハウス心斎橋タワーは3期販売が年明けからスタートしますが販売戸数は27戸と比較的多いので、そろそろ最終期販売に向けて一気に販売を加速させていく流れかと思います。

Wタワーズ箕面船場 完成したら周辺の雰囲気が一気に変わりそう

再開発

心斎橋PJはヒューリック株式会社、株式会社竹中工務店、JR西日本不動産開発株式会社、株式会社パルコで進めるプロジェクトで大阪「心斎橋」に新たなランドマークとなるエリア最大級の複合施設を開発です。

大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅に直結してて、店舗(ラグジュアリーブランド等)・オフィス・ホテルが入るので心斎橋エリアが更に活気が出てきそうです。
16階~28階にはヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」が、関西エリア旗艦店として、また京都に続く関西2軒目として開業。

ザ・パークハウス心斎橋タワーをご購入する方は同じ年に完成しますし、徒歩で行けますので活用シーンは多いかも。


2027年完成の新築タワマン



2027年に完成するマンションは既に販売が中盤・終盤に差し掛かっているものもありますね。
シティタワー古川橋は当初予定価格から2回ほど値下げしたこともあり、かなり安い価格で1期販売がスタートして好調ですね。
安いこともあり不動産業者や投資家の方が結構購入されているのですが、ホームページを見ると3LDK5,800万円台の部屋がまだ販売中かもしれませんので、こういった部屋が購入できると価格的に安く安心感はあります。
大阪市内と異なり短期で住み替えを繰り返すようなことが出来るエリアではありませんが、3LDK5,800万円であれば半住半投として残債割れのリスクは低くリセール面でも安定感は出てくると思います。

古川橋の話が出てきましたので横の門真駅のことを触れておくと、パークホームズLaLa門真も中古物件は昨年より相場上がりましたが売れていますね。
最近も成約出ましたが、やはり「ららぽーと」・「アウトレット」がデッキ直結のマンションは強いと改めて実感します。
個人的にはファミリー層として価格が魅力的なので、更に値上がりする前にパークホームズLaLa門真のようなマンションを購入するのも非常にオススメです。

70㎡は切っておりますが5,000万円以下で大規模商業施設直結の3LDKが購入できるのは羨ましい…

パークホームズLaLa門真、まだ5,000万円以下の3LDKもある


なお、大阪市内の2027年完成のタワマンだとブランズタワー大阪梅田パークタワー大阪堂島浜は2024年から販売されておりますが、販売状況の差が出てきているようですね。

ブランズタワー大阪梅田は値上げの影響もあってか、抽選祭りになる部屋もあれば全く申し込みが入らない部屋もあり販売はまだまだ続きそうですが、パークタワー大阪堂島浜は値上げしながらも毎回抽選になる部屋ばかりで三井不動産の勢いを感じます。

これはエリアの差なのか、デベロッパーの力の差なのか…

ザ・ライオンズ枚方光善寺タワーはXでほぼ話には挙がってこないですが、駅徒歩2分の駅近立地がどれくらいの価格か楽しみです。
駅近立地、駅前にスーパー、コンビニ、マツモトキヨシ等が揃っているので生活利便性は良いですが、特急停車駅ではないので価格には期待したい所です。

1月から案内会がスタートしますので、まだエントリーしていない方は是非お早めに。

ザ・ライオンズ枚方光善寺タワー

再開発

2027年はいよいよグラングリーンが全面開業しますね!
グラングリーン大阪は現時点で7割程度が完成していますが、2027年にスカイビルに近い方の北側ノースパークが一部開業後、2027年度内(2028年3月頃になりそう)に全面開業になりますので、今からでもワクワクが止まりません&2027年度がまだまだ遠い(笑)

グラングリーン大阪で梅田周辺のマンション価格は高騰しましたし、大阪の都市としての格を一段と引き上げたと言っても過言ではありません。
この全面開業になるタイミングで周辺のマンション価格は更に上がる可能性も高いので周辺マンションを検討中の方は今のうちに検討することをオススメします。

大阪がどんな街になるか期待感しかありません!

グラングリーン大阪 全面開業後


グラングリーン大阪 全面開業後

2028年完成の新築タワマン



今から2年以上先の物件になるため、レグナスタワー新梅田以外はこれから販売となります。

といっても、グランドメゾン梅田レジデンスタワー、パークタワー大阪天満橋、グラングリーン大阪THE SOUTH RESIDENCEはアンダー販売が進められている状況です。

パークタワー大阪天満橋は先日、モデルルーム案内会の予約がありましたが一瞬で予約枠が満席になりましたので注目している人が多いですね。
パークタワー大阪天満橋の外観デザインはブリリアタワー堂島、シエリアタワー中之島と同じようなラウンド型でむちゃくちゃ素敵です。

パークタワー大阪天満橋


ただ、グランドメゾン梅田レジデンスタワー、パークタワー大阪天満橋、グラングリーン大阪THE SOUTH RESIDENCEはアンダーで行きましたが『価格が高すぎる‥』。

グラングリーン大阪THE SOUTH RESIDENCEはNorthと合わせて大阪TOP(価格・注目度等)のタワマンになるのでそれは異次元で高額で良いのですが…

主に高層階を中心にアンダー販売をしていますので勿論高いのですが、大阪市北区に新築タワマンを購入するのは難しいのでは?と思うような価格帯。
しかも、アンダーの途中で更に予定価格を大幅に上げたりと、2028年に完成する新築タワマンはかなりの高額帯ばかりとなります。
(低層階の価格が目に優しいことを期待しています!)

新築マンションに何を求めるかにもよりますが、北区の新築であればブランズタワー大阪梅田が安く感じる程ですし、周辺の中古の方が圧倒的に安いので、新築縛りでなければ天満橋エリアなどの中古タワマンを今のうちから検討した方がベターです。

ザ・ファインタワー大手前、シエリアタワー大阪天満橋など、まだまだ価格は控えめです。
今後販売されるタワマンの新築価格がオープンになると周辺の中古マンションも便乗して値上げしていくのでは?と思っています。

実需層だと、大注目はザ・パークハウス大阪上本町タワーでしょうか。
予定価格はそれなりに高い金額を聞いておりますが、北区・中央区などと比較するとまだ検討しやすい価格帯かと思います。
エリア・駅距離などを考慮すると価格を下げないと流石に売れないので、正式価格期待しています!

ただ、検討者層は相談者の方でも結構多いので、モデルルーム案内があればすぐに予約して1期1次で訪問できるようにしましょう!

再開発

キタのグラングリーン全面開業後に大きな再開発になるのがヒガシの森之宮新駅開発計画です。

今年の秋に大阪公立大学の森之宮キャンパスがオープンとなり、2028年春に新駅・駅ビルなどが開発されますし、JR大阪城公園駅までもデッキで接続する予定のため利便性は格段と上がります。
大学のキャンパスがあることで学生・教職員だけでもかなりの数になるため商業施設も多く出来るでしょうし、駅ビルのパースを見てもかなり大規模な開発になりそうです。

森之宮駅を最寄りとするタワマン自体がほぼないのですが、2028年の完成前後では周辺のマンション価格は大きく変動するでしょう。
大阪城公園には定期的に行くので個人的にも楽しみな再開発です。

 




2029年完成の新築タワマン



2029年だと今から3年以上先になるのですが、ブリリアタワー北浜は既に1期販売が終わり2期販売に突入。
中層階上の眺望が抜けている部屋は高額だったため抽選倍率は低かったですが、低層階は価格が安かったこともあり最高倍率は40倍前後とかなり人気でしたね。
2期販売の価格が1期と比較してどう変わるかは注目したいです。

ブリリアタワー北浜


ウエリスタワー枚方樟葉は1月からモデルルーム案内会がスタートします。
郊外、しかも駅近ではない立地ですが、43階建て542戸の大規模タワマンとなりますので価格の歪みは多少出てくるでしょうし、NTT都市開発は意外と保守的な値付けをするのでは?と期待しています。

駅としては京阪電車の特急停車駅、約240店舗の大規模商業施設KUZUHA MALLが駅前にあったりと生活利便性は高いエリアですし、2026年に販売するタワマンの中でも人気になるかと思っています。
(プレミストタワー千里丘もかなり人気でしたね。大阪市内でなくても大規模タワマン、再開発を伴うタワマンは今後も人気になりそうです)

ウエリスタワー枚方樟葉


ウエリスタワー枚方樟葉


シエリアタワー北浜も最近はDMが多く届き、そろそろモデルルーム案内が開始します。
価格はブリリアタワー北浜より安いかなと思っていましたが、ブリリアタワー北浜の売れ行きを見ていると同等〜少し高い値付けもありえそうですね…

関電不動産も立地はブリリアタワー北浜よりシエリアタワー北浜の方が優れているような反応がありましたので、ブリリアタワー北浜より安いことはほぼ無いのかも…

シエリアタワー北浜


グランドメゾン大阪上本町STATION TOWERも待っていた方が多いのではないでしょうか。

谷町線・千日前線谷町九丁目駅直結となりますので雨に濡れずに電車に乗ることが出来ることになりそうです。
そうなると、利便性は上本町エリアNo1タワマンになりますね。
規模は23階建、124戸と小規模になりますので大規模タワマンを求めている方は少々残念かもしれませんが、この駅直結はかなり魅力的です。

最近は再開発案件が白紙になるケースもありますが、上本町エリアの再開発はコロナ禍で一度白紙になったものの今年になって改めて計画が具体化してきたので、流石にまた白紙にはならないでしょう!
順当に行けばグランドメゾン大阪上本町STATION TOWERの完成翌年以降に徒歩数分の場所が再開発で更に便利になるため、再開発の恩恵を存分にうけることになるでしょう。

1,300億円超の投資がされる再開発が目の前で進むのはかなり魅力的です。

出典:日経新聞

2030年〜2032年完成の新築タワマン



2030年以降のタワマンも大注目のプロジェクトが目白押しですね。

今から4年後以降に完成するマンションなので公式HPや販売などは今後になりますが、中之島5丁目タワマンは来年からアンダーが動き出しそうな雰囲気です。
私個人としても今後の新築タワマンで一番注目しているのが中之島5丁目タワー計画です。

中之島エリアのタワマン計画が2030年代でメリヤス会館跡地タワーも含めて合計3棟あり合計2,000戸前後増えることで中之島エリアは大阪でも屈指のタワマンエリアになります。
東京の湾岸までの規模ではないですが、雰囲気はまさに東京の湾岸のような雰囲気になるでしょう。

既存のザ・パークハウス中之島タワー、N4タワー、クレヴィアタワー中之島、シエリアタワー中之島なども今以上に注目を浴びることになると思います。
中之島5丁目タワーは2031年に完成するなにわ筋線、中之島5丁目に完成するオフィス・商業などの一帯開発の環境整備、大阪初の1棟で1,000戸超のタワマンということもあり大注目です。

最大のネックは価格でしょうか(笑)…

中之島5丁目タワーPJ  関電不動産などが事業者の1,010戸のタワマンパース。ここの右側(東側)に600戸程のタワマンが更に完成する


中之島5丁目タワーPJ  関電不動産などが事業者の1,010戸のタワマンパース。ここの右側(東側)に600戸程のタワマンが更に完成する


大手前一丁目タワーPJも楽しみですね。
近いエリアではパークタワー大阪天満橋が先に販売が進みますが、規模・眺望・立地などの観点から大手前一丁目タワーの方が更に高額になると思われます。

大阪城公園も歩いてすぐの場所であり、眺望面では東側は大阪城view、北側がリバーviewがプレミアム価格としてかなり高額となりそうですね。
周辺の建物の高さもそれなりに高いので20階前後の中層階を越えるか超えないか、方角で価格差が大きくなると予想しております。

大阪城viewでいくとプラウド大阪城の中古が坪1,000万円以上で売出開始しています。
大手前一丁目タワーPJの方が眺望面では更に価格が乗ってくると思われますので、大阪城viewを求める方は最低でも坪1,000万円以上の価格と思っていた方が良いかもしれません。
もしかしたら平均坪単価でも1,000万円近くいくのかもしれませんが、そうなってくると誰がこのマンションを買えるのか…と思ってしまいますが。。

大手前一丁目タワーPJ


ジオタワー大阪福島(仮)は福島区に誕生する大規模タワーです。
10年以上タワマンの供給がないエリアのため周辺マンションからの住み替えニーズも多くなるでしょう。
現地に行くとかなりの規模に圧倒されます。

福島区のこの辺りは築浅タワマンが少なく梅田に近いエリアでありながら価格はまだ落ち着いていますが、中古のシティタワー大阪福島・福島ガーデンズタワー等もジワジワ価格が上がってきています。
阪急阪神不動産なので、定期借地なのか所有権なのか気になる所ですが、大規模タワマンということもあり価格には期待したいですね。
公開空地がかなり大きくお子様がいらっしゃるファミリー層でも安心して住める環境のマンションになりそうです。

ただ、価格には注目と言えど、これから完成する新築タワマンが間違いなく建設費は高額になりますので、他の新築タワマンと比較すると魅力的な価格かもしれませんが、それでも周辺の中古タワマンと比較すると高額になるのは間違い無いでしょう。
そうすると、価格重視で買うなら今のうちに周辺の中古タワマンを購入して住んでおくのが吉になりそうです。
(完成までも4年半程度ありますし)

個人的には一般のサラリーマン世帯で購入できる大阪市内の新築タワマンのラストリゾートはジオタワー大阪福島(仮)だと思っています。

再開発

なにわ筋線も楽しみですが、なんといっても日本初となる統合型リゾートの大阪IRが大注目です。

カジノを含むリゾート開発となりますが、万博の会場であった夢洲で超巨大な再開発が進んでおります。
初期投資額だけで1.5兆円を越える規模でグラングリーン大阪は総事業費6,000億円と言われているので、それの2倍以上の開発が進んでおります。

完成後は大阪IRに訪れる世界・日本の富裕層、大阪IRだけでも1万人を越える雇用創出などが予定されているため、大阪の不動産市況への影響も勿論出てくるでしょう。
これだけ多くの人が訪れるのにマンション価格が下がるということはあり得なく、需要と供給のバランスを考慮するとマンション価格が高騰していくのは必然だと考えます。

これが梅田や本町などの北区・中央区だけでなく、弁天町などの港区エリアも値段が上がってくるかはわかりませんが、大阪の不動産市況にとってはプラス材料となる再開発なのは間違いありません。

 


それ以降に完成する新築タワマン(未定含む)



まだ具体的な完成時期は確定していないものの、2030年以降に完成しそうなタワマンもまだまだあります。

近鉄不動産が取得している谷町四丁目駅改札出て目の前の大阪銀行協会跡地は数年前から計画がありますが現時点でも具体化されませんね。
数年前で『坪500万円前後になりそう!?高すぎる!!』と言われておりましたが、今の市況だと駅直結・大規模になると坪800万円を越える可能性もありそうな…

大阪市内の新築タワマン計画で価格的に期待したいのは積水ハウスの北山町計画 警察病院跡地タワーは規模・エリア的にも楽しみです。
表には記載しておりませんが完成時期は2032年頃となります。
クリニック、生鮮食品売り場、五条小学校多目的教室も入居するようなので生活利便性も高いですし、人気の五条小学校区ということで、待ってました!という周辺住民も多いでしょう。
実需層が多いエリアになるため魅力的な価格になることを期待したいですが、それ以外の中央区・西区・北区のタワマン計画はどれも超高額になりそうなので、やはり新築を待つより周辺の中古マンションをまずは買っておきたいところです。
この周辺では2008年築41階建てのウェリス上本町ローレルタワーが人気ですが、住み替え需要も多そうですね。

門真市や吹田市のタワマン計画は予定通り進むかという点が気になりますが、どちらも駅前再開発になりますので非常に期待しています。
門真市のタワマン計画がシティタワー古川橋のような価格できたら、かなり魅力的です。
(事業者が野村不動産、東急不動産、京阪電鉄不動産、旭化成ホームズ等、これだけ多くのデベが参加しているなら大丈夫・・・なはず)
そして、門真駅直結タワマンが出来るとパークホームズLaLa門真も更に値上がりするか気になりますね。

門真市駅前で再開発計画


門真市駅前で再開発計画

総括

2025年も大変お世話になりありがとうございました!

2025年は新築・中古マンションともに大きく値上がりして厳しい市況でしたが、それでもまだまだ値上がりしている状況なので早く購入できた人はそれだけでも十分良い買い物が出来ていると思っています。

2026年以降も大阪では注目の新築タワマンが多く販売されますが、その多くが2028年・2029年に完成するマンションとなります。
2年後、3年後に完成するマンションを今の段階から購入するのは非常に勇気がいりますし、再開発などであれば広大な更地の状態の場所のマンションを購入するのはなかなか難しいものです。

ただ、今までの傾向からするとグラングリーン大阪や大阪市内の大規模タワマンも完成後に評価が上がり値上がりするケースも多かったので、完成するマンションだけでなく街の再開発計画などがあるか等も一緒に見ていくとエリアとしての価値も見えてきます。
そういった観点で、今回の記事を元に大阪の新築タワマン計画・再開発状況をしっかり把握していただければ嬉しいです。

今、この記事を読んだ人は2年後・3年後・4年後に完成するマンションを購入する事前準備が出来たとも言えます!

私自身、現在マンション購入と並行して注文住宅の計画をしているのですが、2026年4月から既に生コン(コンクリート)、リクシルやパナソニックなどでも住宅用建材・設備が値上がりすることが確定しており、発注タイミングにより大きな価格差が出てくることを肌で体感している状況です。
1邸の注文住宅のレベルで500〜1,000万円単位で値段が変わりそうな感じで恐ろしい値上げです。

マンションになると建設に必要な資材費・建築期間などは更に大きなものになるため、資材費高騰の影響を更にうけることを考慮すると2026年以降に完成するマンション価格は更に上がっていくのは明らかです。

『買い時はいつか?!

これはまさに今だと思っており、待てば待つほど価格は上がると考えており、そのスピードは今までも同じですが昇給に伴う給与UPではカバーできない差が出てくるかと。
年齢的に住宅ローンもいつまで組めるか、健康でこの先も新規で住宅ローンが組めるか、ということを踏まえるとやはり住宅購入は早めに検討いただいた方が良いので、マンション価格は上がっていますが早め早めに検討を進めていきましょう!

今回の記事はここまで!

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