「エスリード京都梅小路公園」現地へ向かいました
息を吹き返した『京都駅』
街が戻ってきました。息を吹き返した京都駅。
団体の修学旅行生を見かけることが増えてきました。
その京都駅から西へ1駅へ行けば「エスリード京都梅小路公園」の現地があります。
JR・地下鉄・近鉄『京都駅』から西へ約1430m、徒歩18分/自転車6分の立地
京都駅から西へ1430m。最寄り駅はJR「梅小路京都西」駅歩3分に「エスリード京都梅小路公園」建設地があります。七条通の南側、北向きに接道。三方道路の敷地です。
物件概要は
所在地 | 京都市下京区観喜寺町8-11(地番) |
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交通 | JR山陰本線(嵯峨野線)「梅小路京都西」駅徒歩3分 JR東海道本線「京都」駅 徒歩18分(自転車6分) 近鉄京都線「京都」駅・徒歩18分(自転車6分) 京都市営地下鉄烏丸線「京都」駅 徒歩18分(自転車6分) |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造、地上7階建 |
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総戸数 | 93戸 |
駐車場 | 58台 |
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バイク・ミニバイク置場 | 5台 |
自転車置場 | 166台 |
竣工予定 | 2023年2月7日(予定) |
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入居予定 | 2023年2月22日(予定) |
事業主(売主) | エスリード株式会社 [国土交通大臣(6)第5489号](公社)近畿地区不動産公正取引協議会会員(一社)不動産協会会員 〒553-0003大阪市福島区福島六丁目25番19号 TEL 06-6345-1880(代) |
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設計・監理 | 株式会社 礎 一級建築士事務所 |
施工 | 鉄建建設株式会社 |
来年2月完成予定です。
東側の接道と空き。
西側の接道と空き。西側にはコインパーキングがあります。
建設地の目の前には市バス『七条壬生川』バス停。
マンション南側は3階建の戸建住宅が建ち並んでいます。
西南角、戸建住宅との距離。眺望が抜けるのは4階以上になります。
東南角、戸建住宅との距離。眺望が抜けるのは4階以上になります。
戸建住宅の南側には『梅小路小学校』の建物とグランドが見えました。小学校が近接です。約150m
そしてマンションの南エリアに広がるのは梅小路公園。
私の3人の子供達が小さかった頃は、本当にお世話になった公園です。自宅から市バスに乗って堀川通からテクテク歩いて来たもんでした。帰りは3人とも爆睡しバスを降りる時いつも大変でした。その時は何てことはない普通の日常でしたが、今振り返れば、一瞬で過ぎ去った「かけがえのないゴールデンタイム」でした。子供を連れているパパさんを見ると羨ましくてしょうがないです。
あの頃は公園さえあれば、幸福でした。
人気の京都水族館まで約380m。
イルカショーの音楽が聞こえました。
近隣の中古物件『グランスイート京都梅小路公園/丸紅』
七条通に戻りまして「エスリード京都梅小路公園」から東へ。グランスイート京都梅小路公園/丸紅
・11階建・40戸・築2005年6月
中古物件が4480万円/3LDK73.37㎡(22.19坪) 5階 ※坪単価@201万円、でアットホームに掲載されています。分譲時坪単価@128万円とマンションコミュニティには記載がありましたので、かなり値上がりしているマンションです。
分譲当時はJR「梅小路京都西」駅(2019年開業)ができるなんて話はなく、京都駅から徒歩14分で、京都駅から遠い物件だなぁ、ぐらいの印象だった様な気がします。京都水族館(2012年開業)・京都鉄道博物館(2016年開業)は、まだありませんでした。ポテンシャルを秘めている物件だったとは後になってわかるもので、その時はわからないものです。
周辺の七条通は洗練さはなく、昔ながらの風情を残しています。昭和な書店があります。
下町商店街の靴屋さんってこんなんだったなぁ、と懐かしくなります。
もう一つ、
近隣の中古物件『コスモシティ梅小路公園/コスモスイニシア』
七条通より南、京都鉄道博物館の西側に位置するコスモシティ梅小路公園・7階建・189戸・築2003年4月
JR「梅小路京都西」駅までは約500m(徒歩7分)。JR「梅小路京都西」駅が開設されるまではJR「西大路」駅まで徒歩13分でした。こちらの物件も化けた物件ではないでしょうか。
分譲時坪単価@111万円となっています。
中古物件が4980万円/4LDK81.2㎡(24.56坪) 4階※坪単価@202万円、でYahoo不動産に掲載されています。
コロナ前、昭和風情の七条通沿いの街が劇的に変わっていきそうな『熱』がありました
昔ながらの味わいのある昭和風情の、どこか地味な印象だった七条通。そんな街に
JR梅小路京都西駅が2019年3月に開業し
駅、目の前には『ロイヤルパークホテル京都梅小路』(246室)が建設され
「ビバスクエア京都(VIVA SQUARE KYOTO)」が生まれ
スタバが生まれ
梅小路公園横には
『梅小路ポテル京都(Umekoji Potel KYOTO)』(144室)が建設され
梅小路横丁が生まれ
ホテルに銭湯「ぽて湯」が生まれました。
駅東の静かな住宅街の中に
「ファーストキャビンST. 京都梅小路 RYOKAN」(57キャビン)が建設され
(現在は閉業しています)
普通の住宅街に宿泊施設、大きな波が来ているのを感じました。
駅西側には
七条通を挟んでホテルが向かい合って2棟建設されました。
南側には『京都 梅小路 花伝抄』(180室)。中央倉庫の一部がホテルに生まれ変わりました。
北側には『ホテルエミオン京都』(206室)
1/2階は商業施設となりました。
『ホテルエミオン京都』は北側にある京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」活用事業として誕生しました。中央市場と直結しています。
東京の築地市場が訪日旅行者に大人気になっていたように、ここ京都市中央市場も訪日旅行者の観光スポットになるはずでした。
京都市民にはあまり馴染みのないエリアが、訪日旅行者にとっては非常に「魅力的なコンテンツ」になりうる事がわかり始めていた頃でした。
梅小路京都西駅エリアにおけるクリエイティブタウン化推進拠点「Umekoji MArKEt」(ウメコウジマーケット)
そして今、昭和の下町風情の市場周辺の街がインバウンドではない『クリエイティブ』な方向でまた輝こうとしています。
PRタイムズ 2022年5月20日 15時16分配信
梅小路京都西駅エリアにおけるクリエイティブタウン化推進拠点「Umekoji MArKEt」(ウメコウジマーケット)開業
廃倉庫をリノベーションした施設「Umekoji MArKEt」を5月17日に開業しました。初日にオープニング式典を実施しました。モノづくりを中心にアートや食の分野のMAKEを創る場の提供を目指します。
株式会社梅小路まちづくりラボ(※1)(代表取締役社長 藤崎壮滋)は京都市中央卸売市場近辺にある旧倉庫をリノベーションした施設「Umekoji MArKEt」(ウメコウジマーケット)を5月17日に開業しました。施設内には、モノづくりに関する企業がオフィスを構えるほか、高性能3Dプリンターなどが設置されたファブラボやコミュニティサロンも併設しています。デジタルマニュファクチャリングを学び、実践する場、モノづくりからクリエイティブタウン化を推進する拠点となることを目指します。開業初日は、オープニング式典を執り行い、近畿経済産業局局長、京都府知事そして、京都市市長がご列席し、開設を祝して頂きました。京都リサーチパーク株式会社(代表取締役社長 門脇 あつ子)は株式会社梅小路まちづくりラボの出資者として、本事業に参画しています。梅小路京都西駅エリアにおけるクリエイティブタウン化を応援しています。
【Umekoji MArKEtの狙い】
モノづくりの世界にもデジタル化の波が押し寄せていますが、多くの企業にとって「デジタル×製造業(デジタルマニュファクチャリング)」は、まだまだ高いハードルがあります。そこで、デジタルマニュファクチャリングを学び、実践する場、モノづくりから梅小路京都西駅エリアのクリエイティブタウン化を推進する拠点としてUmekoji MArKEtを設立しました。
【梅小路型クリエイティブタウン化の推進】
株式会社梅小路まちづくりラボは、再開発の進む「梅小路京都西駅エリア」(※2)において、モノづくり、アート、食をキーワードに、未来志向でエリアのクリエイティブタウン化を推進することで、グローバルに通用するモノづくり産業の育成、未来志向での京都の食文化の発信、市民生活と調和し地域文化を育てる観光業の育成、地域の次世代を育むまちづくりなどの一翼を担うことを意図しています。
クリエイティブタウンとは、起業家や事業家、研究者、アーティストなど多様なバックグラウンドを持つ方々が集い、人が人を呼び、フラットな立場で未来志向で交流し、まちに能動的に参画・没頭し、その知見と活動実績がまちに蓄積され、イノベーションが連鎖的に創発され、社会課題や産業課題を解決していくまちを言います。
梅小路京都西駅エリアにある多様な地域資源である、京都の食の流通拠点である京都市中央卸売市場と市場場外、500社6000人が入居するモノづくり・サイエンスの研究開発拠点である京都リサーチパーク、都市における貴重な自然生態系を人々に提供し、京都水族館や京都鉄道博物館などの教育・観光施設を有する梅小路公園、伝統芸能と歴史的建造物を残し伝える島原、近年増加中の商業施設やホテルなどの資源を活かしながら、多様な人々が集う拠点を整備し、来訪・交流・創造を促す各種コンテンツを造成し、エリアマネジメントを進めて参ります。
5月17日に開業した廃倉庫をリノベーションした「Umekoji MArKEt」(ウメコウジマーケット)。オフィスやコミュニティサロンが併設されています。住所は京都府京都市下京区朱雀宝蔵町34番地。
京都新聞(2022.5.18 )にも記事が掲載されています
ものづくり試作拠点開業
京信など「梅小路」ラボ
下京 地元企業と連携 製品開発
京都信用金庫など14の団体と企業、個人が出資する事業会社「梅小路まちづくりラボ」は17日、京都市下京区のJR梅小路京都西駅近くにものづくりの試作・交流拠点「ウメコウジマーケット」を開業した。
施設はものづくりや芸術、食をテーマにした同駅周辺のにぎわいづくりに向けた取り組みの第1弾として誕生した。現地で記者会見した同ラボの藤崎壮滋社長は「梅小路周辺は若い人や芸術家が入りやすい雰囲気がある地域。今後10年間で6〜10施設の開業を目指したい」と語った。
1階には3Dプリンターが置かれていました。実際に飛び込み見学してきました。
また、
中央市場の西隣には持ち込み可能なBBQスペースがあります。日曜日だったのもあって老若男女でいっぱいで賑わっていました。アジアの下町のようなパワーを感じました。
建物の経年劣化感が今時で、ますます繁盛しそうな雰囲気です。
また近くには
KAGANHOTEL-河岸ホテル-
「若手アーティストが住みながら制作活動を行う」というコンセプトのアートホテルがです。開業は2019年11月。賑やかな京都中央市場にある野菜卸の女子寮兼倉庫をリノベーションしたアートホテル&ホステル。飲食店・ギャラリーが併設し、入居アーティストのための24時間利用可能な作業スペースも整えている河岸ホテルは、世界各国や日本各地から宿泊・鑑賞に来てくださる方々と入居作家との新たな関係性を日常的に生み出す京都の芸術的な拠点の一つです。是非、古都の斬新な側面を実感しにきてください。 ※公式HPより
野菜卸の女子寮兼倉庫がホテルになりました。
クリエイティブタウンにふさわしいホテルです。
市場は昔、魚河岸と呼ばれており、そこに由来して『河岸ホテル』の名前がつけられたそうです。
京都市中央卸売市場の西、リサーチパークへ続く七本松通
中央市場の西側のタテの通り『七本松通』はどこか荒涼とした風情がありました。マンションエリアでもなさそうな雰囲気でしたが『パデシオン京都七条ミッドパーク』(築2017年7月)の売れ行きは非常に良かったです。駐車場100%というのも良かったのかもしれません。
・7階建・187戸・築2017年7月
中古物件が5499万円/4LDK84.33㎡(25.50坪) 2階 ※坪単価@215万円、Yahoo不動産に掲載されています。『パデシオン京都七条ミッドパーク』の1階には医療系のテナントがびっしり入っております。
ここまで統一性のある、しかも医療系のテナントが入っていると『超優良物件』に見えます。
七本松通の北にはリサーチパークがあります。
京都のシリコンバレーになりうる期待感があります。こんなニュースが飛び込んできました。
京都で次世代蓄電池の拠点設置や技術開発が加速している。米クアンタムスケープは2022年後半、京都市内に全固体電池の研究開発拠点を設ける。京セラや村田製作所は関連事業を拡大する。京都の電子部品メーカーは部品の取引を通じて互いに成長してきた。同分野の技術や人材を基盤に拡大する蓄電池市場を開拓する。
クアンタムスケープはこのほど京都リサーチパーク(京都市)へ入居契約を済ませた。・・・・
※日本経済新聞より
京都リサーチパークは18棟のビルからなる一大ビジネス拠点です。
新事業・研究開発などのイノベーションに向けた挑戦を行う場として、実に500の企業・団体、6,000人のプレイヤーが集っています。
オフィス、ラボ、会議室、データセンターといった充実したハードを構築し、ソフト面では多様なイベントや交流会、ワークショップ等の企画を行い、「魅力的な交流の舞台」をご提供していくことに取り組んでいます。
「イノベーションが起きる時、研究であれビジネスであれ、当初の意図やねらいを超越した “何か” が生じている。」そのような「創発の瞬間」を、このKRP地区で多くの方に体感いただけるよう創意工夫を重ねています。 ※公式HPより
京都リサーチパークとは・・・
現在、京都リサーチパークがある「五条七本松」の交差点の角には『シーンズ京都円町』マンションギャラリーが設置されています。
インバウンドの頃、七本松通沿いのこちらの建物は宿泊施設の標識が設置されていましたが、最終「賃貸マンション」になりました。こんな所にホテルが建設される時代かと当時は驚きました。しかし当初から賃貸マンションへ変更を想定しているようなホテルらくしくない雰囲気でした。
その南側にあった更地にも宿泊施設の標識が掲げられ、その後、長らく放置されていましたが、現在は積水ハウスの収益向けの土地となっているようです。
七本松通沿いにある「エスリード京都梅小路公園」から一番最寄りのスーパー「ODA」は独特の輝きを放っています。(約770m)
七条通には宿泊施設として活躍できないまま今に至っている物件があります。
七条通の風景は変わりませんでした。
インバウンドがあのまま続いていたら
この『かしわ店』はどんな風になっていたのでしょうか?
駅前の『京果会館』はこの街のランドマークになっていたかもしれません。
京果会館は、昭和45年に京都の台所を支える京都市中央卸売市場に隣接して誕生しました。
その後40数年が経過したビルは、老朽化のために一旦は取り壊されることになっていました。しかし、平安京の入口であり、今後の京都においても重点開発地域の真ん中に位置するこのビルは、京都、そして日本にとって再び重要な拠点となるべく、オーナーである京都青果合同(株)の存在も生かしながら、リノベーションすることとなりました。全国の青果物とその魅力を紡ぐ人々が、「食とデザイン」をテーマに集い、学び、暮らせる場“KYOCA FOOD LABORATORY”として生まれ変わります。“KYOCA FOOD LABORATORY”1Fには市場から届く新鮮な食材のレストラン、2Fにはこだわりの専門店、3Fは、食や地域に関する学びの場として、ワークショップやイベントで人が集い、紡いで行く場。レジデンスとなった4~5Fでは食に関心のある方々が事務所にしたり住まうこともできます。 ※公式HPより
まだまだこれからの、未来が読めない街。
マンションの向かいには『日本一こだわりミンチカツ』と『究極の焼豚』
おわり
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