円安一服の理由と今後の日本経済予測【ナカハラ】

こんにちは、ナカハラです。

外為14時 円、126円台後半で小動き 米指標の発表控え様子見

2022年5月27日〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=126円台後半で小幅な値動きが続いている。14時時点では126円79~80銭と前日17時時点と比べて20銭の円安・ドル高だった。引き続き同日の国内株式相場の上昇などを受けて「低リスク通貨」とされる円を売る動きがやや優勢となっている。もっとも、27日の4月のPCE(個人消費支出)デフレーターをはじめ米主要指標の発表を控える中とあって積極的に持ち高を傾ける市場参加者は限られている。

 

為替前回さらに円安になると書いたのですが、今のところ5円程円高に振れていますね。

インフレは相変わらず激しい状況ですし、資源輸入国家である日本が金利を大きく上げられない以上、円安のトレンドは変わらないはずなんですがね・・

株の取引などで、割安・割高の目安の判断としてPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)なんてものを使い判断したりしますよね、一般的にPERが高いほど割高で低いほど割安と考えますし、PBRは倍率が高いと割高、低ければ割安とみます。

同じように円が割安か割高かというと、実勢値というものがあり実は現状かなり円安すぎるという考え方もあるようです。

円の理論値、1ドル=106円70銭 実勢値かなり割安

21年10~12月「日経均衡為替レート」2022年5月21日 日経新聞

日本経済新聞社と日本経済研究センターが、2021年10~12月の経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)に基づく「日経均衡為替レート」を算出したところ、1ドル=106円70銭となった。外国為替市場の円相場は昨年10~12月には114円程度だったが、足元では127~128円程度まで下がっている。理論値に比べてかなり割安な状態といえる。

日本株というのはメガバンクの株価などもそうなのですが、やけに実態より低く評価されることが多く、PBR1倍を切っていたりします。時価総額を純資産で割るのが銀行価値を判断する上で良いのか悪いのかも一概に言えないのですが、基本1倍を切っている会社は売却したほうが良いとされていますので、日本株はこのように世界で割安感がこの上ないとも思えます。

それと同じように”円も現在20円ほど実は割安である。”という記事ですね。

日本人はナカハラもそうなのですが、悲観的なものの見方をする方が多いのでしょうかね?

ただし、円安のおかげで輸出を主にする大企業は潤っているとこは多いようですね。

神奈川県の上場企業、経常益55%増 22年3月期 民間調べ

2022年5月24日 日経新聞

浜銀総合研究所(横浜市)がまとめた神奈川県内の上場企業の決算集計(連結ベース)によると、2022年3月期の経常利益は前の期比55%増の8345億円だった。増益は2年ぶりで、比較可能な16年3月期以降で最高益となった。好調な海外経済にけん引され輸出が好調で、円安により輸出企業を中心に業績が改善した。

規模が突出する日産自動車などを除き、県内に実質的な本社がある上場企業で22年3月期決算の114社を集計した。

売上高は同12%増の12兆7249億円で3年ぶりの増収となった。「新型コロナウイルス禍の影響が和らぎ、正常化に向かいつつある」(浜銀総研)といい、製造業ではすべての業種で増収だった。

コロナ禍で先延ばしにされていた設備投資の再開や自動車などの輸出が好調に推移。なかでも一般機械は同20%増、自動車・自動車部品は同15%増と大きく伸びた。円安も追い風となり、増収効果で、経常利益は大幅に増加した。

23年3月期の業績予想について浜銀総研は、売上高が前期比14%増、経常利益が同10%増と堅調に業績を伸ばすとしている。円安も手伝い「原材料高なども売り上げ増がカバーできると見込む企業が多いようだ」(同社)。

 

神奈川に住んでるエルフ。でなくナカハラは、この記事を見てとても癒やされました、このところ数ヶ月の気になるニュースはろくなのがなかったので、大変うれしいです!!

このブログの本来の内容マンション投資についても、ナカハラがぐでぐでしている割には販売の度に人気のマンションはガツガツ値上がりしていた理由はこんなところにもあったのですね、日本人みんなが豊かになってしまえばいい・・

ソフトバンクもまたそのうちもうかるといい・・名前がZホールディングスてのがロシア軍にパクられてしまったような感じなネーミングのせいもあるかもしれないので、グレートマジンガーホールディングスとかにすればいい・・

最後に、さきほどの円安、円高の話ですが円のヘッジという意味で日本の対外純資産は史上最高を更新しているので、こちらも円安の根拠にはならないという話になりますね。

日本の対外純資産、過去最大の411兆円 21年末

2022年5月27日 日経新聞

財務省は27日、日本の対外純資産が2021年末時点で411兆1841億円だったと発表した。2年ぶりの増加で過去最大となった。20年末時点に比べて円相場が円安に振れ、企業や政府などが海外に持つ外貨建て資産の評価額が円換算で増えた。日本は31年連続で世界最大の純債権国となった。

対外純資産は日本国内の企業や個人、政府が海外に持つ「対外資産」から海外投資家などへの「対外負債」を差し引いたもの。鈴木俊一財務相が27日の閣議で報告した。

海外資産の残高は前年比9.2%増の1249兆8789億円に上った。国内企業によるM&A(合併・買収)などを通じた直接投資が増えた。21年末時点の円相場は1ドル=115円12銭と20年末に比べて1割超の円安・ドル高だった。円安が外貨建て資産の評価額を81.8兆円押し上げた。

海外から日本への投資などを映す対外負債残高は6.2%増の838兆6948億円だった。3年連続の増加で、日本への直接投資と株式や債券などへの証券投資がともに伸びた。

対外純資産は前年比15.8%増となった。

国・地域別でみると、21年末時点で日本に次いで対外純資産が多いのはドイツで315兆7207億円となった。香港が242兆7482億円、中国が226兆5134億円で続いた。2月のウクライナ侵攻後、西側諸国から資産凍結の制裁を受けるロシアは55兆2128億円だった。世界最大の純債務国は米国で、対外純債務残高は2067兆3330億円に上った。

 

良い話ばかりじゃん!日本は実はあいかわらず世界第2位の資産持ちで世界第1位のアメリカとくらべて60%くらいの資産があるじゃん。

これは円が弱いというわけではなく、弱気な国民性が反映されているだけで、むしろ割安じゃん!日本国内でドメスティンクにマンションとか株とかじゃんじゃん円で買っておけば自動的に基軸通貨として問題ないので今後も大丈夫ということじゃん!

あー良かった、自分で書いておいて大変恐縮ですが、とてもスッキリした気分になりました!

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新築マンションのブロガーです。 営業出身なので話しをするのは好きですが、結構余計なことを言って自爆することが多いです。 今回はブログですので状況によって内容が修正できるみたいなので、大変ありがたいと思っています。 新築マンションの投資を好きでやっていますが、支払いの方が高くて手取りがドンドン減っているという手取りマイナススパイラルが必殺技です。 私の出す情報がみなさんのプラスになると良いなぁと思っています。

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