2023年のインフレと景気、マンション価格を占う【ナカハラ】

こんにちは、ナカハラです。

サッカーワールドカップで日本がクロアチアに負けてから久しぶりになりますが、あらためて日本を盛り上げてくれた日本代表にはお礼を言わせていただきます。

サッカー日本代表本当にありがとうございました!

森保監督には次回こそベスト16の壁を破ってもらいたいと思います。

ベスト16以降はPKでの決着が多いので、強いメンタルだけでなくそれ用の対策をしてもらいたいと思います。

さて、話は変わって2022年のマンション市況を振り返って2023年の予測をしたいと思います。

ナカハラはニトリ会長の市場予測を毎年参考にしていまして、2023年についてこんな予測をしています。

 

―今年は約32年ぶりに1ドル=150円台を付けるなど、円安・ドル高が急激に進みました。海外で生産した家具や雑貨を輸入して販売する、SPA(製造小売業)の事業モデルも影響を受けましたか。

「為替相場は逆風だった。商品の約9割を海外で生産しており、対ドルで1円の円安が年20億円の減益要因になる。22年10月以降は円高傾向になるとみて9月分まで1ドル=114円90銭で為替予約をしていたが、予想が外れた。もっと長期で予約をすべきだったと反省している」

「利上げが続く米国では景気減速の指標も出てきており、(足元で7%台の)インフレ率も早ければ来年夏ごろに2~3%に落ち着くだろう。日本は来年春にも日銀総裁の交代が見込まれ、マイナス金利政策を修正して金利を上げる方針転換が起きるかもしれない。(円安・インフレが続いた今年から)潮目が変わるだろう。来年中には1ドル=120円と円高に転じ、110円台もありうる。予想が的中するかどうかはわからないが、為替相場の動向については、それほど心配をしていない」

――来年の事業環境をどうみますか。

「今年は一時、物流費が約2倍に跳ね上がった。ただ、足元では徐々に下落傾向にあり、12月の契約分はかなり下がった。来年4月ごろには高騰前の水準に戻るとみている。来年には、原材料も値上がりから値下がりへと変わるだろう。(物流費や原材料費の下落などを受けて)あらゆるモノの価格も下がっていく。その意味で、来年は『元に戻る年』になるとみている」2022年12月20日日経新聞

 

いきなり予測を外した話で始まりますが、毎年似鳥昭雄会長の話を聞いていると市況の読みは世界でビジネスしているせいでしょうけど大変参考になることが多いです、上場企業ですので例年株式の読みも深い考察がされています。

この記事は黒田総裁の日銀が12月20日、長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げると発表する前の話ですから少し意見も修正が入っているかもしれませんが、概ね2023年のインフレは収まるだろうとみているようです。

 

1月の住宅ローン固定金利、約9年半ぶり高水準 大手5行

大手銀行が30日発表した2023年1月の住宅ローン金利は、大手5行の平均基準金利で22年12月より0.24%高い3.70%となった。13年8月以来、約9年半ぶりの高水準。日銀が金融政策を修正して長期金利が上昇したため、各行が長期金利に連動する固定金利を引き上げた。利用者の9割が選ぶ変動金利は各行とも据え置いた。

23年1月の10年固定金利について三菱UFJ銀行は22年12月に比べ0.18%高い3.70%、三井住友銀行は0.26%引き上げて3.79%、みずほ銀行は0.3%高い3.50%とする。三井住友信託銀行は0.34%高い3.74%、りそな銀行は0.1%引き上げの3.78%とした。期間の異なる固定型の金利も軒並み上昇した。


 

 

日銀は20日、長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げると発表した。これを受けて長期金利は上昇し、10年物国債利回りは0.4%台で推移する。住宅ローン金利には大きく変動型と固定型があり、長期金利に連動する固定金利は大幅に上昇するのではないかとの見方が広がっていた。





 

一方、変動金利は5行とも据え置いた。変動型は短期金利に連動するため基準金利は長年変わっておらず、今回の日銀の政策の見直しの影響も受けない。各社は独自の優遇幅を競って固定型に比べて魅力的な金利水準で提供しており、住宅ローン獲得競争の主戦場になっている。

 

気になるマンションの価格トレンドですが、フラット35をはじめとした固定金利は先ず上がってゆくとみていいと思います、一方短期金利連動の変動金利は史上最低レベルは変わっておらず、今マンションを自宅用に買うなら変動型が益々有利になるでしょう、ただし何かあったときの余裕は常に用意しておかないと以前よりリスク要因は確実に増えているので危険でしょう。

投資用の金利については実は未だ殆ど金利に影響は実は出ていませんが、やはり余裕をもって運用をする時期に入ったとナカハラは考えています。

東京23区は未だ海外から見たら円安理由で買いの需要は旺盛ですが国内勢は少し厳しくなってきているので、これも慎重に判断する時期に来ているのではないかと思います。

本年ナカハラはマンション価格は踊り場予測をして、結局爆上がりになってしまいましたが2023年は引き続き海外投資家の動き次第という感じでしょう、ナカハラは来年円高傾向と読んでいるので、いずれにせよ本年ほどの爆上げはないはずです。

 

世界の金利上昇、85年以降で最大 株・債券45兆ドル減

■世界の平均国債利回りは2022年に2.4%上昇
■株式や債券の時価は45兆ドル減、世界のGDPの47%に相当
■マネーは短期債に退避、再エネなど先を見据えた投資も

2022年はおよそ40年ぶりの急激な金利上昇の年となった。インフレ高進を受け世界の中央銀行が利上げし、世界の平均国債利回りは1年で2.4%上昇した。上昇幅は遡れる1985年以降で最大だ。低金利時代の終わりが意識され、株式や債券の時価は45兆ドル(約5900兆円、17%)減った。マネーは短期債に退避する一方、再生可能エネルギーなど先を見据えた投資もみられる。

今年は国際決済銀行(BIS)が集計対象とする世界の38中銀が計210回利上げした。米国が3月、欧州が7月に開始し、日銀も12月、長期金利の上限を引き上げる「事実上の利上げ」に踏み切った。2022年12月30日 日経新聞

 

暗号通過がFTXの破綻を筆頭に史上最大の下落をした2022年でもありました、世界的な金融引締めで暗号通過バブルがはじけた側面も本年はあったわけですね、これで犠牲になった仮想通過成金は結構大変なことになっているかもしれません、銀行などは基本金融資産を買うことに対してお金を貸してはくれないのですが、先方も商売ですので、なんやかんや貸してしまい大失敗をしている方がいなければ良いと思うのですが・・、それほど焦げ付いているようには見えないので、個人レベルの貸し借りで対応していれば問題があっても最悪なことにはなっていないのでしょう。

バブルの申し子のような暗号通貨はひどいことになっていますが、来年は逆に買い時だと実はナカハラは考えていますが、どうなんですかね。

てな感じで来年は総合的に考えて、本年よりかは円高になり、株価も穏やかに上がり、マンション価格も穏やかに上がる。

とナカハラは読んでいます、いつものようにナカハラは責任とりませんので投資は自己責任でお願いしますね。

最後に今お勧めのマンションを下に入れておきますので、興味があれば是非資料請求お願いいたします。

それでは来年も何卒よろしくお願いいたします。

 

ABOUTこの記事をかいた人

新築マンションのブロガーです。 営業出身なので話しをするのは好きですが、結構余計なことを言って自爆することが多いです。 今回はブログですので状況によって内容が修正できるみたいなので、大変ありがたいと思っています。 新築マンションの投資を好きでやっていますが、支払いの方が高くて手取りがドンドン減っているという手取りマイナススパイラルが必殺技です。 私の出す情報がみなさんのプラスになると良いなぁと思っています。

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