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プロローグ:今こそ注目すべきなのは、タワマンではなく”板状マンション”!?
気が付けば、前回記事を書いてからはや四ヶ月・・・
どうも、データマンです!
つい最近、大阪のブロガーにTTさんが新たにご加入されまして、
高いクオリティの記事で注目を集めていることは大変喜ばしいのですが
「あっ、このままだと要らない子認定されて、世間からも忘れ去られてしまうのでは・・・」
と不安になり久しぶりに筆を握りました。
さて、普段はタワマン情報ばかり追いかけているのですが、……今回はちょっと趣向を変えて、「板状マンション」にスポットライトを当ててみました⭐
その理由は――――――――――――――――――――
新築タワーマンションは今後も注目を集め続けますが、、、、ただ、その価格が高騰し過ぎており、もはや庶民には縁のない世界へ。
私自身も「ちょっと手が出しにくいないなぁ・・・」と感じています。
実際、中古市場でも7,000万円を超える高額帯タワマンのポータルサイト経由の反響がここ最近は半減。
「欲しいけど買えない」という現実が、じわじわと広がっています。
そんな中で浮かび上がってきたのが、「中心地 × 板状マンション」という選択肢⭐
タワーではないけれど、アクセスも良く、住みやすい。
「無理せず都心に住む」という現実的なライフスタイルにフィットしてきている気がします♪♪
その他にも、結構一般論ですが、
板マンにはタワマンにはない良さもあります!
▽▽▽
板状マンションに注目すべき理由
タワーマンションといえば、いまや都心のランドマーク。眺望・ステータス・共用施設の充実度など、確かに華やかさでは群を抜いています。でも一方で、住む人の目線に立つと「板状マンションの方がちょうどいいのでは?」と思えるポイントも多いんです。
1⃣ 価格がまだ目に優しい
・タワマン▷ 価格が天井知らず。グラングリーン南棟は坪単価1500万円超えの噂も。中古タワマンも既に平均で坪単価500万円を突破し、中古市場の約半数が1億円超え。
・板状マンション
▷ 都心立地でも価格は比較的抑えめ。坪単価300万円台~検討できるため一般的な会社員でも検討し易い物件もまだまだ多数存在します。
タワマンの著しい価格上昇についていけない方が増えているため、今板状マンションに注目が集まっています。
本記事でもいくつか具体的な相場感をご紹介しますが、人気の南森町エリアでも坪単価300万円台から新築が買える相場感です。
本記事でもいくつか具体的な相場感をご紹介しますが、人気の南森町エリアでも坪単価300万円台から新築が買える相場感です。
2⃣ 暮らしやすさ(生活動線)
・タワマン▷ 共用施設が豪華で管理サービスやセキュリティレベルが高くそこに満足感を感じる方も多いですが、「エレベーター待ち」「駐車場の出し入れ時間」「管理規模の大きさ」など、日常動線にストレスを感じるシーンも多い。
・板状マンション
▷ 低層〜中層が中心で、エレベーター待ちのストレスは最小限。玄関から外までの距離感も短く、日常生活がスムーズ。ただし、規模感が大きくなると、結局エントランスに出るまでかなりの時間を要するケースもある。
「住んでからの利便性」ではタワマンより板状マンションを好む人も多いです。
板状では駐車場が平面式ということもありますし、小規模な物件であればエントランスからの移動距離も短くEV利用もスムーズ。
板状では駐車場が平面式ということもありますし、小規模な物件であればエントランスからの移動距離も短くEV利用もスムーズ。
3⃣ 眺望・採光・通風の快適さ
・タワマン▷ 高層階は眺望・採光面では板状と比べてタワーに軍配が上がるでしょう。しかし、低層階や一部の方位では眺望や光が入りにくいケースも多々あります。
・板状マンション
▷ 横長住棟が多く、開口部を広く取れるケースも多い。タマワンとは異なり、原則は「外廊下」であるため風通しにも優れている。
実際のところは、タワマンでも板マンでも買う部屋によります。
ただ、全体的な傾向としては
・眺望 = タワマン
・採光 = タワマン≒板マン
・通風 = 板マン
という感じになるのではないでしょうか。
ただ、全体的な傾向としては
・眺望 = タワマン
・採光 = タワマン≒板マン
・通風 = 板マン
という感じになるのではないでしょうか。
4⃣ コミュニティと規模感
・タワマン▷ 数百世帯〜千戸規模も珍しくなく、匿名性が高い。逆に「人との距離感がありすぎる」と感じる人も。
・板状マンション
▷ 小規模〜中規模が中心。住人同士が顔見知りになりやすく、アットホームな雰囲気になるケースも。
「ちょうどいい距離感の人付き合い」を求める層には板状がフィットし易いかもしれません。
ただ、最近はマンション内におけるご近所付きあいのようなものは全体的に少なくなっています。
興味深いのは、タワーマンション向けイベントプロモーション事業「クラスバ」というサービスで関西初となる実績が最近できた点です。
簡単に言うと、タワマンで文化祭のようなイベントを開催し住民間のコミュニケーションを高めるようなサービスですが、関西第一号は「大阪福島タワー」にて行われたようです。
このようなサービスがもっと浸透すれば、タワマンにおいても住民同士の距離感が近くなるかもしれません。
ただ、最近はマンション内におけるご近所付きあいのようなものは全体的に少なくなっています。
興味深いのは、タワーマンション向けイベントプロモーション事業「クラスバ」というサービスで関西初となる実績が最近できた点です。
簡単に言うと、タワマンで文化祭のようなイベントを開催し住民間のコミュニケーションを高めるようなサービスですが、関西第一号は「大阪福島タワー」にて行われたようです。
このようなサービスがもっと浸透すれば、タワマンにおいても住民同士の距離感が近くなるかもしれません。
5⃣ 資産価値の安定性
・タワマン▷ 相場の著しい上昇により、大阪市内の中古タワマンを売却した方の平均値上り額はついに4000万円を突破!
現在は、資産性を重視するためにタワマンを買う人も多いです。
・板状マンション
▷ 供給自体が少なくなっているため希少性あり。エリアや立地次第では長期的に安定。
タワマン同様に新築販売期間中に値上げを行い含み益が発生することもあります。
大阪市内の中心地であれば、タワマンでも板マンでもどちらも資産価値が安定した物件を探すことは可能です。
郊外の物件では、その構図も変わるので、いずれにしても購入時には立地を重視することが重要になります。
郊外の物件では、その構図も変わるので、いずれにしても購入時には立地を重視することが重要になります。
こうして並べてみると、タワマンは“煌びやかで非日常的な住まい”、板状は“現実的かつ暮らしやすい住まい”という住み分けが見えてきます。
これから先、タワマン価格がさらに高騰すればするほど、「板状マンション」の立ち位置はむしろ強くなるんじゃないか、と私は思っています。
北区・中央区の板状マンション販売中/建設予定マップ
「え、意外と少なくない?」ってなるのではないでしょうか。
実際にマップに落とすと、タワマンに比べて数が圧倒的に少ないのが一目瞭然。
北区マップ

なんと、北区では現在販売中(予定)は僅か3棟、建設計画地は1棟のみとなります。
しかもブリリアタワー淀屋橋は既に30戸中25戸が供給済みで、販売を一時中止しているため、残りは5~10戸程度でしょう。
こんな状況下であるため、「シーンズ南森町」は定借にも関わらず、大盛況。
モデルルームの見学予約も取れない状況で、今から問い合わせをしても8月30日の第1期抽選会への参加は断っているようです。
概要は以下の通り。
▽▽ シーンズ南森町▽▽▽▽▽▽

※シーンズ南森町 第1期1次販売概要
最安住戸で、坪単価327万円と、まだまだ目に優しい単価帯です。
ファミリーにも人気のエリアで、堀川小学校校区である点もポイントは高め。
営業の方曰くはその設備仕様のグレードの高さが特に好評であるとのことですが
特に、「乾太くん」×「エネファーム」が標準設置な点や、各住戸前に「個別宅配ボックス」を設置している点は特に喜ばれている様子。

※乾太くん設置イメージCG
そんなシーンズ南森町ですが、タワマンでは定番となる「第2期以降は値上げ予定」と聞いています!
※個人的には、「コロッケの中村屋」を普段使いできる点も嬉しい立地です♪
▽▽ ヴェリテモア大阪梅田▽▽▽▽▽▽
ヴェリテモア大阪梅田は、総戸数は104戸と規模感がありますが、
専有面積は「34.60㎡~50.05㎡」とコンパクト住戸中心の商品設計となるようです。
第1期分譲は、2025年10月を予定。
こちらもシーンズ南森町同様に、全戸に「乾太くん」が標準設置されるようですね。
余談ですが、乾太くんは後々リフォームをして設置することが困難な設備です。
何故なら「ガスコンセント」「排気経路の確保」が必要です。
湿気を直接屋外に排出する必要があるため、エアコンのスリーブ穴のように、壁に穴を空ける必要があるため、実質戸建て以外では後付けが不可能です。
そんな設備が標準で設置されているのはやはりうれしいポイントですね♪
※因みに、大阪のタワマンで乾太くん標準設置は聞いたことがありません。
中央区マップ

見事に、谷町線あたりから東のエリアに偏っています。
なにわ筋~御堂筋~堺筋などの、中心部ではタワマン計画が複数予定されていますが、これら板状マンションとは一線を画す価格差が生じる見通しです。
▽▽ シティテラス谷町四丁目▽▽▽▽▽▽

※第1期を含めた当初価格から坪単価は300万円以下でしたので、価格は急激に上昇しています。
▽▽ リビオ上町台パークレジデンス▽▽▽▽▽▽

※リビオ上町台パークレジデンス 先着順概要
価格帯は坪単価で約380~420万円前後の様子。
※既に8割以上は供給済みのため、この先着順住戸プラス残10戸程度か?
▽▽ ポレスター谷町六丁目▽▽▽▽▽▽

※ポレスター谷町六丁目 先着順販売概要
価格帯は坪単価で約390~450万円。
※残8戸で全戸完売?
この物件の特徴的な点は「100%平面駐車場」が用意されている点!
56戸中16台と設置率は28.6%と低いですが、他にはあまりない特徴ですね。
こうして北区・中央区の板状マンション事情を整理してみると、やはり供給の少なさや立地の偏りが際立ちますね。
タワマン全盛の中で、「板状」という存在は地味に見えるかもしれません。
でも実際は、価格の手が届きやすさや暮らしやすさ、そして希少性という点で、これからますます注目されていくポジションだと思います。
新築タワー同様に第一期を狙うことで、後半に資産価値が上昇する可能性もありますので、これからは市場全体をより広い目で見ていく必要があります。
それは勿論、中古の板状マンションも含めてということですが。
タワマン全盛の中で、「板状」という存在は地味に見えるかもしれません。
でも実際は、価格の手が届きやすさや暮らしやすさ、そして希少性という点で、これからますます注目されていくポジションだと思います。
新築タワー同様に第一期を狙うことで、後半に資産価値が上昇する可能性もありますので、これからは市場全体をより広い目で見ていく必要があります。
それは勿論、中古の板状マンションも含めてということですが。
今後発売予定の板状マンション予想価格について
板状もいいな~と思い始めてくると、これから発売される予定の新築板状マンションが気になってきますよね。かくいう、私も気になります。
そこで、私なりにその価格を次回の記事で予測してみようと思います。
既にある程度予想はしているので、近日公開の記事に乞うご期待ください☆
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