ザ・パークハウス京都河原町/三菱地所レジデンス
『ザ・パークハウス京都河原町』が物件エントリー開始となりました。公式HPを見ると京都感満載です。
ちょうど今年の4月1日、
公式HPに掲載された木屋町通の桜、その近接で撮影した桜がこちらです。見事に美しい木屋町通です。
マンション建設地は『河原町五条』の北
マンション計画地は河原町通沿い、『四条河原町』よりも『五条河原町』に近い立地です。北西角地に建つ10階建ての「京都銀行 河原町支店ビル」、2021年7月30日に開業した「ホテルタビノス京都(HOTEL TAVINOS)」が3階〜10階に入居しています。1階にはセブンイレブン。
京都銀行は築50年以上経った旧店舗の建て替えで、土地の有効活用を検討し、清水寺に近く、訪日観光客が増えていたことなどから、ホテルに賃貸することを決めました。河原町支店は、これまで固定資産税や償却費で年間3000万円かかっており、建て替えによってホテルなどから賃料が入り、3000万円ほどのプラスになるという事です。
一等地に不動産を持つ銀行、銀行店舗が不要になる時代、資産の有効活用にシフトし始めています。
『河原町五条』から約220m(徒歩3分)。
こちらが『ザ・パークハウス京都河原町』の計画地です。
鴨川はすぐそこ、『清水寺』へは1630m(徒歩21分)。『八坂神社』へは1600m(徒歩20分)です。散歩感覚で観光名所に行ける立地です。
京都の夏を感じさせる「川床」のある鴨川。
さぁ、始まりました。
ザ・パークハウス京都河原町
三菱地所レジデンス
「物件エントリー受付中」
マンション前の歩道はバリケードでかなり狭くなっています。紫陽花が咲いております。
マンション計画地は河原町通の東側に位置します。向かいは北に伸びる寺町通に接道しています。
河原町通に『西向き』に接道しています。北側には『アーバントラべライフ京都清水五条別邸』、南側には『エスリード河原町』が建っています。
計画地の東側は細い道路(歩道)に接道しています。(南から北を見たアングル)
北側に見える白いマンションは『アーバントラべライフ京都清水五条別邸』、その奥にフランスパリ発「フォションホテル京都』が見えます。
(北から南を見たアングル)
2階建ての民家と『エスリード河原町』ががっちり南西を覆っています。
物件概要・総78戸
20~30戸クラスが多い街中のマンションの中ではビッグスケールの総78戸。駐車場はもちろん無し!!(来客用平置1台、サービス平置1台はあります)、駐輪場は148台。
ザ・パークハウス京都河原町 | |
所在地 | 京都府京都市 下京区難波町416番の一部、植松町734番他5筆(地番) |
交通 | 阪急京都線「京都河原町」駅(2B出入口)より徒歩9分、京阪本線「清水五条」駅(3番出入口)よりプライベートエントランスまで徒歩4分(アベニューエントランスまで徒歩5分)、京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅(1番出入口)より徒歩10分 |
総戸数 | 78戸(募集対象外住戸1戸含む) |
販売戸数 | 未定 |
駐車場 | (総戸数に対して)0台(来客用平置1台、サービス平置1台) |
販売価格 | 未定 |
予定最多価格帯 | 未定 |
間取り | 1LDK~2LDK |
専有面積 | 47.85m2~117.93m2 |
バルコニー面積 | 4.46m2~13.25m2 |
販売予定 | 2022年9月上旬販売開始予定 [予告広告] 販売を開始するまでは、契約または予約の申し込み、並びに申し込み順位の確保には応じられません。 |
モデルルーム | 物件エントリー受付開始 |
完成日または予定日 | 2023年10月中旬 |
入居(予定)日 | 2023年11月下旬 |
敷地面積 | 739.73m2(建築確認対象面積) |
分譲後の敷地の権利形態 | 専有面積割合による所有権の共有 |
構造/規模 | 鉄筋コンクリート造地上11階建 |
用途地域 | 用途地域:商業地域・沿道型美観地区(都心部幹線地区)・岸辺型美観地区(歴史的町並み地区)・都心部駐車場整備地区 高度地区:31m第1種高度地区 防火地域:防火地域 |
建ぺい率/容積率 | 建ぺい率:100% 、容積率:700% |
管理形態 | 管理組合成立後、三菱地所コミュニティ株式会社に管理委託(日勤管理) |
施設費用・償却費 | 【バイク置場】(総戸数に対して)/4台〔月額使用料:未定〕、【自転車置場】(総戸数に対して)/148台〔月額使用料:未定〕 |
備考 | ※本物件は京都市建築物等のバリアフリーの促進に関する条例に適合しています。 ※所在地(地番):京都府京都市下京区西木屋町通松原下る難波町416番の一部、寺町通松原下る植松町734番(他5筆) |
売主 | 三菱地所レジデンス株式会社 |
販売会社(取引態様) | 三菱地所レジデンス株式会社(売主) |
施工会社 | 株式会社鍜治田工務店 |
建築確認番号 | 第ERI-21026508(令和3年9月27日) |
掲示板:ザ・パークハウス 京都河原町ってどうですか?
間取り
間取りは1LDK~2LDK。マンションコミュニティを見てもわかる通り、間取りに関して酷評の嵐ですね。 「天下の三菱地所レジデンスが一体どうしたんだい?」そんな感じです。
【A TYPE(1LDK+SIC)】
●専有面積/ 47.85 ㎡ ( 約 14.47 坪 )
洋室を通り抜けLDKにたどり着く動線。来客をいきなり寝室へ通さないといけません。仕切れる1ルーム感覚の部屋ですね。仮に坪@380万円とするならば(仮)5,498万円。
【J TYPE(2LDK+N+2WIC+SIC)】
●専有面積/ 114.13 ㎡ ( 約 34.52 坪 )
最上階11階のタイプです。LDKがキッチンで分断されキッチンカウンターがダイニングに向いていない変則的な間取りに見えます。南北に窓はなく、細長い洋室。仮に坪単価@550万円とするならば(仮)18,986万円。
河原町通、四条と五条の間の立地について
北側に建つ『アーバントラべライフ京都清水五条別邸』。総40戸、完成は2016年9月(築6年)で事業主はコスモスイニシアと新都市企画 でした。『何故、こんな地味な暗い場所に新築分譲マンションを建てるのだろう???』
それが私の正直な感想でした。
当時『四条河原町より南』は飲食店や店舗があるわけでなく、人の流れがあるわけでなく、地味で薄暗い雰囲気が漂っていました。(近くにお住まいの方、本当にスイマセン!!)
『アーバントラべライフ京都清水五条別邸』はホテルライクでセカンド的な雰囲気を打ち出していましたが、当時の私は海外からの旅行者が激増している事を知らず、『インバウンド』という言葉さえ知らず、京都がそれほど魅力的である事も知らず、セカンドハウスにふわさわしい場所なのか非常に疑問に思っていました。この辺りは本当に何もないエリアの印象でしたから。。。
京都の中心の一つ、タカシマヤがある『四条河原町』。ここから南に人が流れるなんてありえませんでした。東西、北への人の流れはありましたが、南に用事はありませんでした。
そんな『四条河原町南エリア』が変わり始めた、と私が意識したのは『ザ・パークハウス京都河原町』計画地の少し北に位置する
ゲストハウス・ホステル『Len』の存在が注目され始めた頃でした。
私の知り合いが、1階のカフェバーで訪日旅行者と酒を酌み交わす楽しげな写真をフェイスブックにUPしていました。「世界はみんな友達だ!」そんなコピーが写真につけられてたように記憶しています。なんとオープンな世界。まだその頃は中が丸見えの、外へ開いたお店は少なかったと思います。
河原町通に訪日旅行者という人流が生まれていました。皆、南からガラガラ上がってきていました。そして今や店前でPC開いてカタカタするのがしっくりくる街になっています。
南からの訪日旅行者の人流はどこから生まれていたかというと・・・
五条通より南には、京都の古い街並みが残る元遊郭があった『旧五条楽園』エリア。そこにインバウンドでゲストハウスが乱立しました。
地図で見ると
京都のカフェはここから始まったと言っても過言では無い、伝説のカフェ『efish /エフィッシュ』がありました。今はもうありません。元Appleデザイナーがオーナーでした。
そして、
この街のランドマーク『サウナの梅湯』。
廃業しかけていた銭湯を、無名の25歳の若者が引き継ぎ、復活させた奇跡のストーリー。
そして、この『梅湯』の隣には更地があります。
この更地には以前、暴力団の事務所がありました。(京都新聞2021.5.13)
在りし日の事務所(2020.1.10撮影)。
京都市民には非常に近寄りがたかったエリア。怖いもの知らずの外資のゲストハウスが乱立し、暴力団事務所なんて知らない訪日旅行者達がガラガラを引き、街の雰囲気を変えていきました。
そして、今や事務所はなくなりました。
そして、この街で生まれた『任天堂 創業家』が新たな街づくりを始めようとしています。
梅湯から少し南、任天堂旧本社社屋がホテルに生まれ変わり、「丸福樓(まるふくろう)」として2022年4月1日(金)にオープンしました。
「世界のニンテンドー」はこのエリアだったからこそ生まれたのかもしれません。『負』の側面があったからこそパワーがあったのかもしれません、『正』の側面だけではカルチャーは生まれなかったかもしれません。
鴨川沿いはアフターコロナを見据え、新たな宿泊施設がまだまだできてきています。こちらは香港ファンドのホテルです。
旧五条楽園/菊浜地区に関して、詳しくはこちらをご参照ください
銭湯「梅湯」隣、あの暴力団事務所があった敷地は「利用者が長居してくつろげる場所」を検討。任天堂創業家が下京区『菊浜地区』を不動産開発。
コロナに直撃されましたが、五条通の南でコスモスイニシアによる滞在型アパートメントホテル「MIMARU」が開業しました。そんな宿泊施設建設ラッシュで、河原町通は五条から四条への訪日旅行者の人の流れが生まれ、新たなお店、スポットが生まれました。
四条河原町の南には、
京阪ホールディングスによる商業施設&ホテル『GOOD NATURE STATION』
四条より南への新たな人の流れが生まれましたが、2019年12月開業ですぐコロナの直撃を受けました。
アフターコロナにおいては、さらに盛り上がる事でしょう。
『ザ・パークハウス京都河原町』の計画地の少し北、『Len』の向かいには、フランスパリ発、世界2店舗目として
『フォションホテル京都』が2021年3月開業し、また街のイメージがグッとUPしました。
京町屋が立ち並ぶ宮川町にも近い立地です。
現在、宮川町歌舞練場は建て替え中です。
元々は古びた暗い「ホテルサンルート京都」でしたが、『フォションホテル京都』に生まれ変わり。通りの雰囲気が一変しました。古いホテルをリノベというのが今の時代とマッチしています。
見てください、このゴージャス感。
河原町通でパリを体感できます。
コロナ禍の中の開業でしたので、まだその能力を発揮できていませんが、確実に街は変わり始めています。
『ザ・パークハウス京都河原町』の計画地の少し南には、黒い外観のホテル、東急リバブルが開発した「(仮称)ルティアホテル清水五条」でしたが、完成すると名前が「BON KYOTO KIYOMIZU」に変わっていました。
詳しくはこちらをご参照ください
その黒いホテルの南側に隣接地にもホテルが開発されましたがバリケードに覆われたままです。
さらにその南側、2021年12月に閉鎖した『京都リッチホテル』とバリケードが一体化しました。
いったい何が始まるのでしょうか?
コロナが落ち着いて新たなお店がどんどん生まれています。
フォションホテルの北側には
河原町五条上るのホテルの1階には
こんなお店や、あんなお店、
『ザ・パークハウス京都河原町』の向かいあたりには、前からあったような?新店のような?
帰り際、一杯ひっかけれる素敵な立ち呑みも生まれました。このお店は最近開業です。
良い街になってきました。
先日、思わず飛び込んでしまったお店が「suba」
今時な広告感が全く無い、素っ気ない「立ち食いそば屋」ですが、老若男女に大人気です。若いカップルも多しです。
そして、さらに南から人流が増えそうな期待感があります。
それは京都駅東に広がる『崇仁地区』と『東九条』の存在です。
『崇仁地区』に芸術系の大学と高校が移転してきます。
東九条にはすでに小劇場『THEATRE E9 KYOTO』が生まれており、近くには世界的なアート施設・カフェギャラリー等、誕生します。
京都駅から四条河原町を目指し、
クリエイティブでアートな若者の人流が生まれそうな気配を感じています。
では最後に、
下京区/周辺の新築分譲マンション計画状況に関して
現在販売中、堺町通を五条から北へ
Brillia京都五条/東京建物
・下京区堺町通五条上る俵屋町216番・地下鉄『五条駅 』駅歩5分・8階建・総27戸
掲示板:Brillia(ブリリア)京都五条ってどうですか?
現在販売中、東洞院通を五条から北へ
レ・ジェイド京都東洞院/日本エスコン
・下京区東洞院通五条上る深草町・地下鉄「五条」駅歩2分・11階建・総42戸
掲示板:レ・ジェイド京都東洞院ってどうですか?
計画中のマンションとして
五条通沿い
大和ハウス工業
・京都市下京区五条通堺町東入塩竈町・地下鉄「五条」駅歩5分(約400m)・11階建・総59戸
その西に同じく五条通沿い
サンヨーホームズ・新都市企画
・京都市下京区五条通堺町西入塩竈町・地下鉄「五条」駅歩5分(約350m)・11階建・31戸
Brillia京都五条が建つ堺町通のさらに北には
三井不動産レジデンシャル・パルコ
・下京区堺町通松原下る鍛冶屋町・地下鉄「五条」駅歩7分(500m)・5階建・総37戸
地図に落とし込みます。
鴨川に一番近いのが『ザ・パークハウス京都河原町』です。
おわり
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報は物件公式サイトをご参照下さい。
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