ミッドタワーいわき (福島県最大級、いわき市最高層物件が爆誕!!! いわき駅周辺の都市再開発等とともに紹介します。)【トミー】

はじめに

  • 福島県南部圏に属するいわき市にて、興味深い物件の広告が、開始されました。
  • その名は、「ミッドタワーいわき 」と称し、株式会社フージャースコーポレーション、株式会社日本エスコンJVが分譲を予定しています。
  • 立地を鑑みれば、北東北圏や首都圏の方々においても、働き方や生活様式などによっては、検討視野に入ってくるものと思われます。
  • 本稿は、現時点において、明らかになっている情報について、簡易的に情報共有をするとともに、いわき駅周辺の都市再開発等についても紹介するものであります。
 

物件概要

  • 所在地 (地番):福島県いわき市平並木の杜1番
  • 用途地域:商業地域
  • 敷地面積:5,609.05 m2
  • 建築面積:2,851.52 m2
  • 建築延床面積:26,573.62 m2 (内、容積対象面積19,431.36m2)
  • 建物規模、構造:鉄筋コンクリート造、地上21階建、免震構造
  • 総戸数:住戸216戸 (権利者住戸10戸を含)、店舗3戸 (他に管理事務室1戸、クラブラウンジ1戸、マルチスタジオ1戸)
  • 分譲後の権利形態:
敷地: 権利変換計画に基づく持分割合による所有権の共有、
建物: 専有部分は区分所有権、共用部分は権利変換計画に基づく持分割合による所有権の共有
  • 駐車場:自走式222台 (内、身障者用1台、来客用2台を含)、平置1台
  • バイク置場:15台 (駐車場棟内)
  • 自転車置場:218台 (スライド式)
  • 建物竣工予定時期:2024年2月下旬
  • 引渡時期:2024年12月下旬
  • 売主:株式会社フージャースコーポレーション、株式会社日本エスコンJV
  • 施工会社:熊谷組、加地和組、堀江工業特定建設工事JV
  • 管理会社:未定
掲示場:ミッドタワーいわきってどうですか? 

 

いわき市について

地理的分布

(googleより引用)


(googleより引用)


(googleより引用)




 

推計人口 (2022年2月1日時点)

  • 福島県: およそ180万人
  • いわき市: およそ32.8万人
  • 郡山市: およそ32.5万人
  • 福島市: およそ27.9万人
 

まちづくりの方向性

  • いわき市中心市街地活性化基本計画

(まちづくりの方向性、市公式ウェブサイトより引用)


 

立地および周辺環境等

立地

最寄り駅:JR常磐線・磐越東線 いわき駅 (徒歩3分)



 



 

都市再開発の状況

位置図





 

複数の駅前整備計画等が同時進行中!!!

① いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業
  • 事業区域名称:並木の杜シティ
  • コンセプト:いわき駅周辺にさらなる賑わい創出するべく、「『まちで暮らす。』『まちに集う。』『まちを愉しむ。』が調和する中心市街地を育む新たな“まち”」
  • 敷地面積:約1.1ha ( = 11,000m2)
 
街区
街区1
  • 商業・業務棟 (63 PLAZA) (鉄骨造、3階建): 店舗、スポーツジム、業務、屋上広場
  • (仮称) もみの木広場
  • (仮称) 並木テラス (歩道)
 

街区2:
  • 住宅棟 (鉄筋コンクリート造、地上21階建、免震構造): 店舗・医院 (1階)、住宅 (2階以上)
  • 駐車場棟: 鉄骨造、地上5階建6層
  • (仮称) 並木広場
  • (仮称) 並木テラス (歩道)
 
説明図
  • 立面図




 
  • 平面図

イメージパース

(PR TIMESより引用)


 
② いわき駅南口開発計画
  • 事業主: 東日本旅客鉄道株式会社水戸支社、仙台ターミナルビル株式会社
  • 商業と宿泊施設の複合開発
  • 商業、業務施設 (1-3階): 物販、飲食、事務所、等
  • 宿泊施設 (4-10階): 227室
  • 2022年冬開業予定

(外観イメージ、プレスリリースより引用)


 
③ (仮称) 磐城平城・城跡公園整備事業、磐城平城本丸跡地に関する活用事業
  • 史跡指定を目指す
  • 公園基本計画の見直し
  • 歴史と文化等を活かした、訪れたくなる魅力を育てるまちづくりに寄与する
  • 体験学習施設、展望デッキ、広場、植栽等を予定

(当初計画による土地利用計画図、市公式ウェブサイトより引用)


 
④ 都市計画道路掻槌小路幕内線道路改良事業
  • 無電柱化
  • 歩道、自転車専用通行帯の設置
  • 整備道路の長さは、約1.5km
 
⑤ 病院の整備 (松村総合病院、公益財団法人 磐城救世会)
  • 199床
  • 主たる特徴などの予定: 地域雇用の拡大、災害時に強い機能と設備、環境に配慮した施設、医療人材の育成 (看護学校の併設)、居宅介護支援事業所、等多数
  • 主たる取り組み予定 (サービス): 温泉ワーケーション × 人間ドッグ、無人型店舗の導入、キャッシュレス決済の拡大
  • 2025年度開業予定
 

施行済事業

A. いわき駅周辺再生拠点整備事業
主たる整備事業は、大別すれば、次のように分けられます。
  1. 北口広場
  2. 南口広場
  3. 南北自由通路
 

その他、代表的なものとしては、
  • 映像による情報発信
  • 案内板の設置
  • 観光案内拠点の整備
  • カーシェアリングステーションの設置
余談ですが、仙台駅もこのような観光客を意識した、優しい案内環境が整いつつあります。



 

賑わいの創出に寄与する取り組みとしては、
  • イベント広場:セレモニー、野外ライブ等
  • 多目的広場:まちなか屋台、物産展
 

いわき駅待合室改良

(プレスリリースより引用)


 

当該整備事業は、いわき市の公式ウェブサイトにて、分かりやすくまとめられていますので、気になる方は、参照されたし。

http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000001376/index.html

 
B. LATOV ラトブ いわき駅前再開発ビル
  • いわき駅前地区第一種市街地再開発事業として施行され、2007年10月に開業をした複合ビルです。
  • 同時に、当該事業により、道路拡張や、バスおよびタクシープール等の一体的な整備もされ、当ビルといわき駅が、ペデストリアンデッキで直結される整備も行われました。
  • 主たる施設用途: 店舗、業務、公益 (図書館、ホール等)、交通 (駐車場)
  • ビルURL: https://www.latov.com/
 

自然災害に対する影響関連

  • 地震時の建物の揺れやすさ (地震サポートマップ):やや揺れやすい


 
  • 浸水の可能性: 5.0 – 10.0m 未満 (標高約9m)


 
  • 液状化の可能性: やや高い (自然堤防)
  • 土砂災害の可能性: 無
 

建物仕様等

  • 複合用途開発:前記の “いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業” を参照
  • 免震構造
  • 主要採光:南リビング
  • 敷地範囲:前記の “いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業” を参照
  • 建物デザイン

(公式ウェブサイトより引用)


 

専有住戸

  • (ダブル) アウトフレーム
  • 面積:62.89m2 – 131.57m2 (2LDK – 4LDK)
 

間取り図

  • Bタイプ (70.76m2、中住戸)

(公式ウェブサイトより引用)


 
  • Dタイプ (62.91m2、中住戸)

(公式ウェブサイトより引用)


 
  • F2タイプ (90.97m2、角住戸)

(公式ウェブサイトより引用)


 

想定される眺望

(5階相当、googleより引用)


 

(11階相当、googleより引用)


 

(21階相当、googleより引用)


 

主たる特徴

  • プレスリリースおよびいわき市役所公式ウェブサイトによれば、バリアフリー住戸 (55戸) も予定がなれさており、次世代型マンション (一般とシニア向け) を提案するようです。
 

共用部分、附帯サービス等

  • 共用施設: クラブラウンジ、マルチスタジオ
  • 駐車場率: 100%以上 (自走式)
 

ランニングコスト等

  • 管理費:未定
  • 修繕積立金:未定
  • インターネット利用料:未定
  • 町会費:未定
  • コミュニティ費:未定
  • ライフサポートサービス費:未定
  • 駐車場使用料:未定
  • バイク置場使用料:未定
  • 自転車置場使用料:未定
 

販売スケジュール等

  • 公告開始:2022年3月
  • 販売開始予定:2022年9月下旬
  • モデルルールオープン予定:2022年秋頃
 

所感、押さえておきたいポイント等

引き渡し時期

  • 建物完成は、約2年後が予定されていますが、入居開始については、2024年12月の予定になっています。
 

駐車場棟の利用形態

  • 市営による121台の駐車場、304台の駐輪場との兼用利用のようです。
 

防災対策

  • 免震構造や防災倉庫などに代表される一般的対策のみに依存する計画ではないと思われますが、例えば、嵩上げ、電気設備等の制御盤の設置位置等の確認は、必至なものと考えられます。
 

戸建思考や需要の都市圏において、どこまでマンション需要を取り込めるか?

  • 当市においては、現在の郡山駅周辺、ないしは10数年前の仙台市中心部の状況に近い、すなわち、低いマンション思考や需要であろうと思われます。
  • 敷地内の駐車場率 100%以上、いわき駅周辺の再開発等による日常生活利便性や交通アクセス環境の整備等を材料として、マンション需要を囲い込むことができるある程度の条件は、整っているものと思われますが、どのような売れ行きをしていくのか、その動向が気になるところです。
 

おわりに

  • フージャースは、女性向けやシニア向けのマンションブランドを展開するだけでなく、地方都市の再開発事業、さらには、海外事業等に積極的に参加し、その勢いや企画力には、目を見張るものがあります。
  • 総合不動産としての今後のさらなる事業展開を、引き続き注目していきたいと思っています。
 

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