【売買ノウハウ②】新築マンションは第1期での購入をすすめる理由【キウイ不動産】


どうして第1期とか第2期に分けて売るの?


あとからいい条件の部屋が出るかもしれないし悩む…


最終期まで待って値下げしたら買うのはどうかしら


新築マンションは第1期、第2期…などに分けて販売されるのが通例となっています

この期分け販売は、売主側の戦略によるもので、一度に販売する戸数を絞り「完売」を演出するために行われます

では、新築マンションは第1期で買うべきなのでしょうか?

それとも第2期や最終期まで待ったほうがいいのでしょうか?

キウイ
不動産
第1期で買うことを強く!強く!おすすめします!

 

私はこれまで3回の自宅マンション売買で資産形成に成功しました

“新築マンションは第1期で購入する”

これが資産価値の高いマンションを購入するノウハウのひとつです

この記事では、新築マンションを第1期で購入すべき理由と立ち回り方を資産価値目線で解説します

ぜひ最後までお読みください

 

販売側はなるべく高く売って利益を多くしたい



マンション販売会社はお客さんの様子を見ながらなるべく高く売って利益を多くしようとします

企業ですから当然のことでしょう

そのために、第1期や第2期などと期を分けて販売するのです

 

実は第1期で販売する戸数は決まっていません

事前に購入希望者からの要望書を受け付けそれを第1期販売住戸として正式な価格表にして公表します

直前のキャンセルがなければ当然「第1期完売」になり人気物件であることをアピールできるのです



われわれ購入者側としてもそのことは理解しておきましょう

 

第1期の選択肢が多いうちにお得な部屋を探す


人気住戸が手に入りやすい

間取りや階数、眺望のわりにほかよりも割安な価格設定の部屋があるとします

そこに購入希望者が集まり第1期の販売で抽選になるような盛り上がりを演出し人気物件であることのアピールになります

このようなお得な間取りは第1期で販売されることが多く、第2期以降に残っていることはほぼありません

第2期以降値上りする可能性が高い

第1期で「〇〇戸完売御礼」と順調に売れたとなれば、第2期はもう少し高くしても売れそうだ、と販売会社側は値上げしてくる可能性があります

そのマンションが購入すべき資産価値の高い物件ならそうなるでしょう

“資産価値が高い”とは、購入した価格から値下りしにくく値上りも期待できることを指します

もし弱気な価格設定にしたり、最終期や建物竣工後に値下げ販売したりするなら、そのマンションは買うべきではないのです

第2期以降販売予定の住戸を第1期で購入できるかもしれない

第2期以降に販売予定の部屋を希望してお得な部屋や階数がないか探してみましょう

新築マンションの販売価格はすぐには公表されず販売事務所を訪れた購入希望者におおまかに開示され、それがネット上に少しづつ広がっていきます

気になる新築マンションを見つけたらネット上の価格情報に頼るのではなく、物件エントリーして販売事務所に行きましょう

そこで購入する意思を示して資金能力があること、住宅ローンの仮審査をいち早く済ませることで第2期以降の購入希望を聞き入れてもらえる可能性がでてきます

 

私が住んでいるタワーマンションの購入経緯

埼玉県JR駅至近25階建てタワーマンションの4階を購入した経緯をご紹介します
  • 共用部1〜3階
  • 住居階4〜25階
  • 25階はプレミアムフロア
2020年秋ごろ不動産ポータルサイトを眺めていると、埼玉県のあるターミナル駅至近に建設予定のタワーマンションを見つけました

キウイ
不動産
これ間違いなく買いの物件だ!

 

ほどなく事前案内会が開催されるとのことで

キウイ
不動産
いいマンション見つけたんだけど話聞きにいかない?

 

と妻に切り出しました

しばらく今のマンションに住むんじゃないの?


そのとき住んでいたマンションは新築からまだ2年しか経っていないタイミングでした

私は妻に「しばらくここに住むよ」という嘘をそれまで2回ついていて、結果的に売却益がでているので許されてます…

 

事前案内会

売主が提携している銀行の一角にテーブルが設けられ、物件の概要や販売スケジュールの説明と、高層階と低層階の代表的な階の価格を提示されました



7,000〜7,499万円などと幅を大きくして販売側はまずこれでお客さんの反応をみています

最後にアンケートに回答しました
  • 価格はどう感じましたか? ①高い、②適正、③安い
  • 購入の可能性はどの程度でしょうか? ①ぜひ購入したい、②条件合えば購入したい、③今後の参考程度
無難に両方とも②にしたと記憶しています

販売側はこのようなアンケートをとることが事前案内会の目的になります

 

そしてモデルルーム開設時期を案内され終了しました

キウイ
不動産
Cタイプの低層階がお買得になりそうだな

私の中ではもうこの時点で購入を決めていました

 

モデルルーム開設後

数ヶ月後、モデルルームにて100万円刻みの価格表が配布され、購入住戸の要望書を受け付ける段階になりました

資金計画や住宅ローンの仮審査など購入する方向で話を進めていきます



この段階でも価格が空欄の階がほとんどで、7〜9階と16〜18階が記載されていました

 

【重要】お得な階は価格表に載っている階ではありません

階数による価格差が大きいならばもっとも下の階、価格差が小さいならばプレミアムフロアの一つ下の階を狙いましょう

住宅ローンの仮審査が通ったら、「ちなみに4階希望なのですが第1期で購入できませんか?」「最上階のひとつ下の階は第1期で買えますか?」などと聞いてみましょう

これにより、同じ物件内でも割安に買える可能性が高まります

 

私は階数による価格差が大きいと判断し4階を買えないか尋ねてみました

キウイ
不動産
Cタイプの4階が第一希望なのですが購入できますか?

 

後日、購入可能との連絡をいただき正式価格は購入申込書提出段階でお伝えするとのこと

 

購入申込み直前

価格がどうなるかソワソワしていたのを覚えています

意外と高いのではないか、高層階の方がいいかもしれないと気持ちが揺れている状態で価格表に目をやります



5,798万円!

予想より100万円以上安くもう即決です

キウイ
不動産
ぜひここを購入したいです!

 

その後、抽選対象にならず無事契約できました

 

それから2年後、無事にこのマンションに引っ越しを済ませてから妻にまたこのセリフを言ってしまいます

キウイ
不動産
今度はしばらくここに住むからね

たぶんまた引っ越すよね?


もう信じてもらえません…

 

現在の査定価格 何階が正解だったのか?

住みはじめてから2年が経過し、私が購入したCタイプ各階の売却価格を査定してみました

前回売買ノウハウ記事でご紹介した無料匿名サイトを活用して総合的に算出しています

【売買ノウハウ①】匿名でマンションの査定ができるおすすめサイト3選【キウイ不動産】

 



私が購入した4階の含み益がもっとも大きい結果となり、自分の選択は正しかったと自己満足しています

高層階を選んでいたとしてもこれだけの含み益ですから物件自体の資産価値が高いと言えるでしょう

 

気になるマンションなら早めに販売事務所に行きましょう



新築マンション価格は、お客さんの反応をみるとか、もう少し高くても売れるかもといった感覚的な判断もありまだまだアナログな世界です

私がおすすめ物件をご紹介する際はなるべく発表直後に記事にします

私の記事も含めてネット上の価格情報でマンション価格を判断しないでください

気に入ったマンションなら、繰り返しになりますが資料請求して物件エントリーしていち早く販売事務所に行きましょう

きっとお得なお宝部屋に出会うことができますよ

 

みなさまのご参考になれば幸いです

最後までお読みいただき、ありがとうございました

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建築資材メーカー会社員。 不動産業者ではありません。 自宅マンション売買を3回繰り返して資産形成してきた経験に基づきブログ発信をはじめました。スムラボでは埼玉県の新築マンション情報を担当します。
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