こんにちは、キウイ不動産です。熊谷の新築マンションが2026年9月から大きく動きます。
プレシス熊谷末広の第2期と、サンクレイドル熊谷中央公園の第1期が、どちらも2026年9月下旬に販売開始予定。この2物件は熊谷市末広の至近距離にあります。ここに販売中のサーパス熊谷銀座レジデンスを加えた3物件を、販売価格・立地・将来価格の観点から比較します。


不動産
【この記事でお伝えしたいこと】
- プレシス熊谷末広 第1期の価格は平均およそ坪250万円。前回記事の予想「坪250万円程度」はほぼ的中しました。
- ところが第2期の予定価格は2,900万円台と3,900万円台の2戸。坪単価は約170〜200万円で第1期から大きく下がります。
- その背景には、同じ末広で同時期に販売開始するサンクレイドル熊谷中央公園(18階建100戸)の存在があると見ています。
- 私ならサーパス熊谷銀座レジデンスを選びます。熊谷駅から帰宅動線にある商業施設での買い物利便性を優先します。
- 価格を最優先するならプレシス第2期、広さと規模感ならサンクレイドルという選択もあり、何を優先するかで答えが変わります。
2026年9月、熊谷末広で何が起きるか

画像出典;プレシス熊谷末広公式HP(一部筆者加筆)
まず今回の記事でお伝えしたいのがここです。熊谷市末広という同じエリアで2026年9月下旬に2物件の販売が重なります。- プレシス熊谷末広 第2期(2戸・2,900万円台/3,900万円台)
- サンクレイドル熊谷中央公園 第1期(総戸数100戸・価格未定)
プレシス第2期の予定価格を第1期より大きく下げて公表しているのは、このサンクレイドルを意識した動きと考えるのが自然でしょう。サンクレイドルの販売が始まる前に早めに集客しておきたいという判断と思われます。
買う側にとっては選択肢が増えるタイミングです。急いで決めずに比較検討することをお勧めします。
前回記事の予想の答え合わせをします
2026年1月の記事で、私はプレシス熊谷末広についてこう書きました。販売価格は坪250万円程度でしょうか。駅徒歩9分であることに加えて周辺に商業施設は多くない立地ですから、サーパス熊谷銀座レジデンスよりも安価での販売がマストになりますね
結論から言えば、第1期についてはほぼ的中でした。
プレシス熊谷末広の価格考察

画像出典;プレシス熊谷末広公式HP
第2期販売で興味深い動きのあったプレシス熊谷末広からいきましょう。- 所在地:埼玉県熊谷市末広一丁目60番1他(地番)
- 交通:JR高崎線・JR上越新幹線・秩父鉄道「熊谷」駅 徒歩9分
- 地域・地区:商業地域、準防火地域、駐輪場整備地区、下水処理区域内
- 敷地面積:1,510.45㎡(分譲対象面積)
- 建築面積:651.95㎡
- 延床面積:4,984.27㎡
- 建ぺい率/容積率:80%/400%(330%)
- 構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上13階建
- 総戸数:72戸(他管理員室1戸)
- 間取り:2LDK・3LDK
- 専有面積:57.65㎡〜71.21㎡
- バルコニー面積:11.4㎡〜26.15㎡(サービスバルコニー4.05㎡)
- 駐車場:敷地内58台(機械式47台・平置11台)月額6,000円〜14,000円
- 駐輪場:敷地内144台(2段ラック式92台・スライド式50台・平置2台)月額100円〜500円
- バイク置場:敷地内4台 月額3,000円/ミニバイク置場2台 月額2,000円
- 竣工時期:2027年2月下旬(予定)
- 入居時期:2027年3月下旬(予定)
- 売主:一建設
- 販売代理:長谷工アーベスト
- 設計・監理/施工:長谷工コーポレーション
- 管理会社:長谷工コミュニティ
第1期(先着順販売中)
2026年8月現在で公表されている第1期先着順11戸の坪単価は以下のとおりです。← 左右にスクロールできます →
| 区分 | 専有面積 | 価格 | 坪単価 |
|---|---|---|---|
| 下限 | 57.65㎡ | 3,998万円 | 約229万円 |
| 上限 | 71.21㎡ | 6,098万円 | 約283万円 |
| 11戸平均 | ― | 約4,970万円 | 約250万円 |
最多価格帯(各1戸)から11戸の平均価格を算出し、専有面積帯の中央値で割った概算値です。実際の住戸ごとの坪単価とは異なります。
平均は坪250万円。注目したいのは価格の振れ幅が大きいこと。3,998万円から6,098万円まで、坪単価にして50万円以上の開きがあり、階数や間取りの差が大きい値付けになっています。第2期(2026年9月下旬販売開始予定)
今回注目すべきところです。第2期は2戸のみで、予定価格帯は2,900万円台・3,900万円台。対象はBタイプ(57.65㎡・2LDK+WIC)とCタイプ(66.47㎡・3LDK+2WIC+N)です。← 左右にスクロールできます →
| タイプ | 間取り | 専有面積 | 予定価格帯 | 坪単価(概算) |
|---|---|---|---|---|
| B | 2LDK+WIC | 57.65㎡ | 2,900万円台 | 約171万円 |
| C | 3LDK+2WIC+N | 66.47㎡ | 3,900万円台 | 約198万円 |
予定価格帯の下2桁は80万円として坪単価(概算)を算出しました。
第1期の下限が坪229万円でしたから、坪30〜60万円、総額にして1,000万円前後の差になります。これは明らかに「パンダ部屋」の設定で、第2期以降の坪単価がすべてこの水準になることはないでしょう。おそらく2階の眺望の苦しい部屋と思われますがそれを許容できれば損得勘定で言えば非常にお買い得ではあります。先ほど触れたサンクレイドルの供給を前にした集客目的と見るのが自然ですね。
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サーパス熊谷銀座レジデンスの販売中住戸

画像出典;サーパス熊谷銀座レジデンス公式HP
続いて、駅徒歩6分のサーパス熊谷銀座レジデンスです。現在は先着順で4戸が販売されています。- 所在地:埼玉県熊谷市銀座二丁目85番(地番)
- 交通:JR高崎線・上越/北陸新幹線・秩父鉄道秩父本線「熊谷」駅 徒歩6分(約460m)
- 総戸数:48戸(一般分譲対象47戸)+事務所1戸
- 構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上13階建
- 敷地面積:897.54㎡
- 用途地域:商業地域
- 販売戸数:4戸(先着順受付中)
- 販売価格:4,850万円〜6,800万円
- 間取り:2LDK・3LDK
- 専有面積:66.43㎡〜81.22㎡
- バルコニー面積:13.06㎡〜15.54㎡
- 管理費:月額2万2,595円〜2万6,795円(インターネットサービス保守管理費などを含む)
- 修繕積立金:月額1万1,000円〜1万3,400円
- 修繕積立基金:99万円〜120万6,000円(引渡時一括払い)
- 駐車場:総32区画(屋外機械式・空き1区画)月額7,000円 ※EV区画の充電設備利用は月額2,500円
- バイク置場:総2区画 月額1,000円
- 自転車置場:総63台 月額100円・300円
- 竣工時期:2027年1月中旬予定
- 売主:穴吹工務店
- 施工:穴吹工務店
2026年8月3日更新の物件概要をもとにしています。
掲示板;サーパス熊谷銀座レジデンスってどうですか?← 左右にスクロールできます →
| タイプ | 間取り | 専有面積 | 価格 | 坪単価 |
|---|---|---|---|---|
| A | 3LDK+WIC+SIC | 72.72㎡ | 5,200万円 | 236万円 |
| B | 3LDK+WIC+SIC | 66.43㎡ | 4,850万円 | 241万円 |
| D | 3LDK+WIC+SIC | 81.22㎡ | 6,300万円 | 256万円 |
| D(MENU PLAN) | 2LDK+WIC+SIC | 81.22㎡ | 6,800万円 | 277万円 |
サンクレイドル熊谷中央公園の概要と坪単価予想

画像出典;サンクレイドル熊谷中央公園公式HP
3物件目は、2026年9月下旬に第1期が販売開始予定のサンクレイドル熊谷中央公園です。- 所在地:埼玉県熊谷市末広1丁目19-1
- 交通:JR高崎線・上越/北陸新幹線・秩父鉄道「熊谷」駅 徒歩10分
- 総戸数:100戸
- 構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上18階建
- 敷地面積:1,871.95㎡
- 用途地域:商業地域
- 専有面積:58.24㎡〜141.66㎡(2LDK〜4LDK)
- バルコニー面積:9.36㎡〜34.75㎡
- 駐車場:敷地内53台(平置14台・機械式38台・宅配用1台)
- 自転車置場:敷地内200台
- 引渡可能年月:2028年3月下旬予定
- 売主:アーネストワン・ファーストコーポレーション
- 施工:ファーストコーポレーション・小林工業協同企業体
- 第1期販売:2026年9月下旬予定(販売戸数・価格ともに未定)
目を引くのが141.66㎡の間取りがあるということ。この141.66㎡は熊谷の分譲マンションではまず出てこない広さです。18階建という高さもあり、最上階にプレミアム住戸として配置されることが予想されます。失礼ながら熊谷でです。
18階建という熊谷では最高峰の高さとプレミアム住戸の存在をアピールし、物件そのものの価値を高めようという戦略で、駅徒歩10分と今回の3物件では立地的には苦しいことをカバーしたいのでしょう。
坪単価はいくらになるか
私の予想価格は以下のとおりです。← 左右にスクロールできます →
| 階層 | 予想坪単価 | 参考価格(想定) |
|---|---|---|
| 低層階(2〜5階) | 230万円 | 70㎡で4,880万円 |
| 中層階(6〜12階) | 250万円 | 70㎡で5,300万円 |
| 高層階(13〜17階) | 280万円 | 70㎡で5,940万円 |
| 最上階(18階)プレミアム住戸 | 330万円 | 141.66㎡で1億4,200万円 |
①引渡しが2028年3月と1年半先で、その間の建築費上昇を織り込む必要があります。プレシス(2027年3月引渡)よりやや高めになると考えられます。
②18階建という高さにより上層階の眺望プレミアムがあります。熊谷は高い建物が少なく視界が抜けるため上層階の値付けは高くできるはず。プレシスが13階建で上限が坪283万円だったことからも、18階建なら坪300万円超の住戸が出てきてもおかしくありません。
③一方で駅徒歩10分は3物件で最も遠く、総戸数100戸を売り切る必要もあります。低層階は思い切った価格で出してくるでしょう。
結果として平均では坪255万円、レンジは坪230万円から330万円までと、幅広い値付けになると予想します。答え合わせは9月の販売開始時に行いますので、お楽しみに。
不動産
間取り例
公式HPに一部間取りが公開されました。オーソドックスな間取りでバルコニー側がアウトフレーム工法で柱の食い込みはありません。ディスポーザーも装備されますから設備仕様は平均以上との評価になりそうです。Eタイプ 70㎡ 3LDK

画像出典;サンクレイドル熊谷中央公園公式HP
3物件まとめ
← 左右にスクロールできます →
| 項目 | サーパス熊谷銀座レジデンス | プレシス熊谷末広 | サンクレイドル熊谷中央公園 |
|---|---|---|---|
| 駅距離 | 徒歩6分 | 徒歩9分 | 徒歩10分 |
| 総戸数 | 48戸 | 72戸 | 100戸 |
| 売主 | 穴吹工務店 | 一建設 | アーネストワン・ファーストコーポレーション |
| 専有面積 | 66〜81㎡ | 57〜71㎡ | 58〜141㎡ |
| 新築時価格 | 4,850万円〜6,800万円 | 3,998万円〜6,098万円 (第2期は2,900万円台・3,900万円台) |
未定 |
| 新築坪単価 | 236〜277万円 (平均250万円前後) |
229〜283万円 (平均250万円前後/第2期は約170〜200万円) |
255万円(予想) |
| 10年後の下振れ予想価格 | 坪230万円 | 坪200万円 | 坪220万円 |
| 管理費+修繕積立金 | 約505円/㎡ | 約340円/㎡ | 未定 |
| 修繕積立基金 | 99万円〜120万6,000円 | 57万7,000円〜71万3,000円 | 未定 |
| 駐車場 | 32台(設置率67%)月額7,000円 | 58台(設置率81%)月額6,000円〜14,000円 | 53台(設置率53%)月額未定 |
| 竣工 | 2027年1月中旬予定 | 2027年2月下旬予定 | 2028年3月下旬予定 |
| 買い物動線 | 帰宅動線に商業施設多数 | 駅からの動線上に商業施設は少ない | 駅からの動線上に商業施設は少ない |
10年後の下振れ予想は市場の上昇を織り込まない値です。仮に年2%のインフレが10年続けば物価は約1.22倍になります。不動産価格も同じように動くと考えればこの水準を1.22倍した金額が目安になります。
ここで注意したいのがランニングコストです。管理費と修繕積立金の合計を㎡単価で見ると、サーパスが約505円/㎡に対してプレシスは約340円/㎡。165円/㎡の差があり、70㎡なら月あたり1万1,500円、10年で130万円強の違いになります。この点はプレシスが有利です。3物件とも住宅ローンの残債割れを心配するような10年後予想価格は見込んでいません。そのなかでもサーパスの価格維持率が最も高いと予想します。駅距離と買い物利便性の差は、時間の経過とともに価格差としてじわじわ開いていくと考えます。
サンクレイドルは18階建で、高層階は南西方向の荒川河川敷で行われる夏の花火大会もよく見えそうです。上表の坪220万円は物件全体の平均としての予想値で、高層階に限れば下落幅はこれより小さくなるとみています。
総評 ─ 私ならサーパスを選びます
キウイ不動産の推し
① 買い物動線を優先するなら
サーパス熊谷銀座レジデンス
駅からニットーモールを経由して帰れる動線は、中古で売るとき有利。少し高くても、私はここを選びます。
駅徒歩6分(3物件で最短)
② 価格を優先するなら
プレシス熊谷末広 第2期
熊谷の新築として明らかに割安。ただし2戸限定、9月の販売開始前から素早く動く必要があります。
予定価格帯2,900万円台〜
③ 広さ・眺望・規模を優先するなら
サンクレイドル熊谷中央公園
141㎡クラスの住戸や18階からの眺望は、他の2物件では手に入りません。2028年まで待てる方に。
専有面積58〜141㎡
理由は、車を所有していない私にとって駅からニットーモールを経由して帰れる買い物動線の価値が高いから。前回記事で「お買い得感はない」と書いた評価は変わりませんが、半年間の販売状況を見ても順調に動いています。坪250万円が熊谷の相場として受け入れられていることが確認できました。
私は買い物利便性を優先したいのでサーパスを選びますが、何を優先するかで答えが変わります。
価格を最優先するならプレシス熊谷末広の第2期です。坪171万円・2,900万円台、坪198万円・3,900万円台という価格は明らかに割安。ただし2戸限定ですから9月の販売開始前から素早く動く必要があります。
広さや規模、眺望を優先して2028年まで待てるならサンクレイドル熊谷中央公園です。141㎡クラスの住戸や18階からの眺望は、他の2物件では手に入りません。
9月にサンクレイドルの価格が判明したら答え合わせの記事を出す予定です。
この記事が皆さまのご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報はLifull Homesをご参照下さい。
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