帝国ホテル《ホテルのサブスクが、マンションコンシェルジュの「お手本」となる日》【クリスティーヌ】

ハロー!住む場所は人生を豊かにする、がモットーのクリスティーヌです。

発売日に即完売した「サブスク」第2期が、販売開始されました! 1ヶ月36万円で泊まれ、丸山穂高議員の「税金アジャース」ツイートでも話題にもなったことは、ご記憶に新しいことと思います。

少し前・・・

「帝国ホテルでございます」携帯にかかってきた一本の電話。「前回、キャンセル待ちをお申し込みの方に、新たに719日からの予約が始まりましたので、ご連絡差し上げました」

わ、覚えていてくださった!

「ごゆっくり、日程をお考えになっていただいてもだいじょうぶです。皆様おひとりおひとりにお電話するのに少し時間がかかるので、まだホームページでも公開していないんです」

なにかと気ぜわしい、ついバタバタと過ごしてしまう毎日の中で、久しぶりに聞いた、ゆったりとした、やさしげな、午後のひとときに窓から差し込む光のなかでいただくカモミールティーのような、その口調。

・・・こんな時、即決即断のクリスティーヌです。

「ホームページに公開されるまでは、勝手に書いちゃいけないよね」と、しばらく様子を見ていましたが、帝国ホテルのホームページでも情報が公開されましたので、スムラボの皆さまに、お伝えすることにいたしました。

帝国ホテルHPより

帝国ホテルが今年始めた新事業サービスアパートメント

帝国ホテルホテルというと「お茶を飲む場所」だった、東京生まれ東京育ちのクリスティーヌですが、ホテルのサブスクという選択肢が生まれたことで、「ホテルが泊まる場所になるかも」と、ワクワクしています。

帝国ホテルが先陣を切って「ホテルのサブスク」を始めたその姿は、かつて、ルーブル美術館が中庭に、ガラスのピラミッドを建てた時のエピソードに重なります。

伝統とは、伝統を打ち破る革新から生まれる、というメッセージの象徴のような建物です。

ルーブル美術館

東京でサービスアパートメントといえば神楽坂「アグネスホテル」だった

ホテルが「1ヶ月料金を設定する」「サービスアパートメントとして提供する」というのは、前々からありました。

クリスティーヌが知っている中でぱっと浮かぶのは、東京・神楽坂にある、各お部屋にキッチンがある「アグネスホテル」です。(つい先日、2021年3月31日に閉館しました)

何を隠そう、スムラボのスタート時に書いた自己紹介(こちらで読めます)で紹介した、熟年離婚した母は、家を飛び出し、向かった先が、アグネスホテルだったんです。

アグネスホテル

アグネスホテル公式HPより


長期滞在料金は1ヶ月以上が条件で、母が選んだのは1ヶ月、55万円ぐらいのお部屋だったと記憶しています。日々、マンションのコンシェルジュに挨拶するように、ホテルのフロントに挨拶し、母は、そこで普通に生活していました。

クリスティーヌも時々、一人暮らしを楽しんでいる母の部屋を訪れた、よい思い出があります。

アグネスホテル

アグネスホテル公式HPより


宿泊代は、高いなあ、と娘は思いましたが、賃貸で借りるとしたらもっと大変だ、との認識で、「ホテルにキッチンがあるっていいね」と話していました。

キッチンスペースは独立していたので、レイアウトも使いやすそうで、「神楽坂、楽しいね、よかったね」などと、お世辞?を言ったりしていたのでした(笑)。

正式名は「アグネス ホテル アンド アパートメンツ 東京」。2000年の開業時は、「ホテルなのに、アパートみたいに暮らせるんだって」と話題になったホテルです。

とっても良い場所でした。

アグネスホテル
アグネスホテル

アグネスホテル公式HPより


 

心から残念です。(・・・跡地はどうなるんだろう・・・<クリスティーヌ心の声>)

帝国ホテルのサービスアパートメントの圧倒的なサービス精神

帝国ホテル

タワー館の3フロアを「アパートメントフロア」として一部改装

帝国ホテルのすべてのお部屋がサービスアパートメントとして提供されるわけではなく、サービスアパートメントのお部屋は、全部で99室です。

コミュニティールームで朝食のパンが無料

アパートメントフロアには、「コミュニティルーム」があり、朝食のパンが無料で提供されます。

また、洗濯乾燥機、電子レンジ、オーブントースター、アイロンも、自由に使うことができるので、「高級版シェアハウス」の様相ですね。

オーブンレンジとトースター、帝国ホテルのHPの写真だと、「バルミューダ」のようです。(クリスティーヌもバルミューダ、使っています)

バルミューダ

客室内に、キッチンや大型冷蔵庫はなし

お部屋には、小型の冷蔵庫はついています。空気清浄機のほか、コーヒーマシーンと湯沸しポット、ドライヤー、セイフティボックスがついています。体重計もありますので、ヘルシーな生活ができそう(笑)。

コンシェルジュとはチャットができる

いわゆるコンシェルジュの機能を持つ「専属サービスアテンダント」が、24時間サービスを提供してくれます。専属サービスアテンダントとは、「チャット」で話をすることができます。

ルームサービスはサブスクで

サービスアパートメントの利用者には、専用のルームサービスメニューがあり、サブスクリプション方式で提供されます。

60,000円/30日、30,000円/7日 ※サービス料・税金込み(ルームサービス時間は、11:00~22:00)

ランドリーサービスはサブスクで

シャツ、ブラウス、インナー類などのランドリーサービスを、サブスクリプション方式です。

30,000円/30日、10,000円/7日 ※税金込み

帝国ホテル

ホテルラウンジでのコーヒー・紅茶は無料

場所は、玄関入って一番目立つ、本館1階の「ランデブーラウンジ」です。1ヶ月もいれば、いわゆる「顔パス」チックになるのでしょうか。想像がふくらみますね。

帝国ホテルラウンジ

フィットネスセンター、プール、スパが無料

フィットネスセンター、プール、サウナの利用は無料ですが、コロナのため、今のところ、当分、予約制だそうです。

帝国ホテルプールフィットネスセンター
帝国ホテル

駐車場が無料

1室につき1台、無料です。また車のナンバーを登録するので、訪れた友人や知人の車は停められません。サイズ制限があるので、ご確認ください。

ミーティングルーム、ビジネスラウンジが無料

ミーティングルームは1日2時間まで、予約制です。ビジネスラウンジには、パソコンブースもあります。

荷物預かりが無料

ホテルなので普通に荷物を預かってくれますが、実際に住むとなるとこれは便利そうです。ただ、数量などの制限があるので、ご確認ください。また、保冷品も預かってくれるので、デパ地下で買い過ぎた際など便利です。

ネット環境

当然ネット環境があるのですが、付け加えるとしたら、お部屋のテレビがインターネットに接続されていることぐらいでしょうか。

アメニティは到着日のみ提供

清掃は週 3 回、09:00~16:00 の間に行われるそうです。アメニティグッズ(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ等)は、到着日のみ用意されます。


お部屋はこんな感じ

帝国ホテルHPより
帝国ホテルHPより

30日36万円のお部屋の間取りは

広さはだいたい30平米。2名、宿泊できます。1名でも宿泊代金は変わりません。ツインベッドのほか、キングベッドも選べるようなので、予約時に相談してみてください。

帝国ホテルHPより
窓からの景色は、ちょうど椅子とコーヒーテーブルが置いてある場所なので、こんなイメージでしょうか。

帝国ホテルHPより

ハイフロアとレギュラーフロアで料金が違う

レギュラーフロアは、30泊36万円ですが、5泊15万円という料金設定もあります。延長すると1泊ごとに3万円追加です。

ハイフロアは、30泊で42万円。「ハイフロアは、インペリアルクラブ・インペリアルクラブ グレース会員の方にご利用いただけます」とのことです。

(以上、帝国ホテルの写真はすべてホテルHPより。文中の情報は、変更の可能性がありますので必要あれば利用時にお問い合わせください。)

まとめ。クリスティーヌの意見

改めて帝国ホテルが老舗であることを感じさせ、老舗ホテルへ改めて尊敬の念を思い出ささせてくれたのが、このサービスアパートメントの新事業です。

ここまで大胆な料金体系にできた理由は「サービス」とは何か、ということを帝国ホテルが熟知しているからであると、クリスティーヌは考えています。

本来、あらゆるサービスが、ホテルでは無料でした。

そのために包括的にサービス料を徴収している、というシステムでもありますが、実際、やってもらえることに対してサービス料はわずか、という見方もできます。コーヒー一杯飲みにきた客も、プライベートジェットで訪れた客も、同じように扱う、それが本来のホテルのサービスです。上客への特別サービスがあるとしても、それは一見、他者からわからないように、さりげなく行われ、誰もが、自分自身を大切に扱ってくれた、という思いで、ホテルの玄関ドアを去って行く、というのが理想でしょう。

そうであるがために、ここからは推測となりますが、帝国ホテルが改装工事を行なったのは、新しい宿泊業態を始めるための必要な措置というだけではなかったと思われるのです。

通常の宿泊とサブスク、二種類の客に対してどうサービスを提供するか(それを言えばすでに各ホテルはプレミアムフロアを分けて、区別するようになっているわけですが)、かなり考え尽くしたのではないかと推測します。

すでに今、「ホテルのサブスクでコロナを乗り切ろう」といった発想で、いくつかのホテルがサブスクを始めています。

けれど、この帝国ホテルの圧倒的なサービス精神は、単に「1ヶ月の宿泊料を設定し、サブスクを始める」他のホテルとの、圧倒的な差を見せつける(まあ、見せつける必要も帝国ホテルはないので、この言葉は適当でないかもしれませんが)結果となるでしょう。

今回書いたホテルのサブスクと、新築マンション市場は、まったく縁遠いものだとは考えていません。

「ホテルのコンシェルジュサービスが受けられる」マンションも販売されており、今後、サービスのよしあしで選んでマンションを購入する人が、もっと増えるでしょう。(サービスが現在のマンションのコンシェルジュレベルではなく、本当に満足のいくものであれば。)

老舗ホテルのサービスを、日常に感じられる帝国ホテルのサービスアパートメント。

ホテルのサブスクが、マンションコンシェルジュの「お手本」となる日が来るといいな、と思っています。

なお、本記事中では、「サブスク」と書きましたが、帝国ホテルはホテルのサブスクという言葉は使っていません。あくまでサービスアパートメントと呼んでいます。

サブスク部分は、

「帝国ホテルのサービスをサブスクリプション方式などでご利用いただきながら、快適なライフシーンをサポートします」(プレスリリースより)

とされており、最近流行りのサブスクを、ルームサービスやクリーニングサービスに取り入れた形です。

・・・それに、帝国ホテルのサービスは、いつもサブスクです。なぜなら、決してそこに追加料金は発生せず、いつでも、サービスを受け放題、なんですから。

 

ホテル大好きっ子のクリスティーヌ、一生懸命、たくさん書きました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。また、もし泊まった!という方がいらっしゃいましたら、コメント欄に、サービスアパートメントの感想でも、書いていただけますと嬉しいです。

 

・・・皆さまの、今日1日が、素敵な日でありますように。住む場所は人生を豊かにする、がモットーの、クリスティーヌより愛をこめて

(はじめまして、の自己紹介はこちらです)

(息抜き版、もうひとつの自己紹介はこちらです)

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ABOUTこの記事をかいた人

東京生まれ、東京育ち、たまに海外。趣味は料理。保有不動産は、マンションや戸建のほか、賃貸用の店舗が1軒、駐車場が1箇所。一部友人や夫からは呆れ気味に「不動産屋さん」と呼ばれています(笑)。

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