伏見大手筋、そして中書島へ。JR西日本プロパティーズマンション計画・関電不動産開発解体現場を追いかけながら、まいまい京都の新ツアーコースを探る【kyoto1192】

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前回の記事の続き

伏見稲荷大社で今日の取材は終わるはずだった。


 

JR稲荷駅に向かう。

帰宅するなら北向きなのだが、何故か体は南向きのホームに立っていた。

私の頭の片隅にまいまい京都スタッフさんから「新ツアーコースを考えてほしい」と言葉が残っていた。

大手筋・中書島へ向かうか・・・と。

南下する。


 

 

 

 

 

関電不動産開発の解体現場

大手筋商店街にやってきた。

アーケードの入り口前に建つ。


 

京阪伏見桃山駅前の三井住友銀行の建物が解体され

エスコンが商業施設を計画している。


 

(仮称)京都市伏見区銀座町1丁目プロジェクト


 

 

しかし、このバリケードの前で路上販売している服屋さんが大手筋商店街らしさを

醸し出している。


 

さきほど線路沿い北に解体現場らしきものが見えたのが、どうもひっかかる。

見に行くか。


バリケードには「リアラスタ開発」、これは新築分譲マンションではないと判断しかけたところ、


 

「関電不動産開発」の名前が見えた。


 

まだマンション計画とは確定できないが、マンション記事ネタになるかもと私のスムラボスイッチが入った。

物件は京阪線路沿い。

住居なら音問題としてマイナスだが、京阪伏見桃山周辺の線路沿いの駅近マンションはあまり関係なく売れていたような記憶がある。


 

周辺を歩いてみる。

空き地があり隣接のNTT伏見別館跡地の敷地の一部なのか。


 

NTT伏見別館跡地は「テナント募集」となっているがこんな建物を借りる人がいるのだろうか?


 

向かいには

町家を活かしたレストランギャラリーや


 

さらに歩くと

インバウンド向けらしき町家のお店


 

バナナの木のあるカフェ


 

並んだ古い家には「テナント募集」の看板が並んでいる。

この街では町家や古家を活用したお店が目立っていた。


 

スーパーカナート・フレスコ・ドラッグストアが周囲にあり


 

さきほどの「関電不動産開発」の立地はマンション立地としても良さそうに思った。


 

 

 

 

 

 

伏見大手筋らしさ

大手筋商店街に戻ると

建て替えとなっていたマクドナルドの外観ができあがりつつあった。


 

11月30日グランドオープンのようだ。

2025年3月末の一時閉店から約1年8か月ぶりの再開となる。

現地の建築計画では、建築主はマクドナルド。

土地も所有しているのだろうか。

もしそうなら、なかなか興味深い。

商店街の一等地に自ら店舗を構え、建て替えてまで営業を続ける。

それだけの価値が、大手筋にはあるということなのだろうか。


 

その横、路上で野菜を販売したりしている。


 

この辺りで休憩もしたいのと、ちょっとネタでも仕込もうかと立ち飲みに飛び込む。


 

外はまだ明るく平日限定17時までの98円の焼酎ハイボールを飲む。


 

大将にエスコンの商業施設の話をふるが、具体的なことは知らないようだった。

おばさま主婦3人組が笑いながら入ってきた。

晩御飯の支度してやってきたようで、今日の献立を報告しあっている。

家庭から解放された感がかなり伝わってきた。

主婦がこうして昼下がりリラックスして飲める場所があるのが酒の街「伏見らしさ」なんだろうな。

昼から飲んでてもおかしくない街なんだよな、大阪に通ずる感覚がある。


 

 

 

 

 

 

プラザ大手筋跡地にJR西日本プロパティーズのマンション標識が設置

イオンが1階に入る「ブランズ伏見桃山」。

分譲時、とある伏見の不動産屋さんは「高すぎる」と驚いていたが、そこまで苦戦する事なく完売した。


 

その一本西側の通りにあるプラザ大手筋跡地。



 

JR西日本プロパティーズの名前は確認できていたがマンション計画と確定できていなかった現場。

現地へ行くとマンションの標識が設置されていた

(仮称)京都市伏見区伯耆町マンション分譲PJ新築工事 建築計画の概要

・京都市伏見区伯耆町15番3

・共同住宅

・延べ面積6472.30㎡

・高さ19.99m

・7階建

・64戸

・建築主/JR西日本プロパティーズ株式会社


 

1戸辺りのおおよその面積を計算すると

(6472.30㎡÷64戸)×70%=1戸辺りの専有面積は約70㎡

ファミリータイプマンションと予想される。

建築費高騰のためブランズより高く分譲される可能性はあるのだろうか?


 

 

 

 

 

 

街ネタを探す

R西日本プロパティーズのマンション計画地の隣には「京都伏見醸造所 タップハウス」

「クラフトビール」、「1000円で1時間飲み放題」、「持ち込み自由」、非常に魅力的な言葉が並んでいる

藤森神社では10月31日にクラフトビール祭りが開催されるようだ。


 

そうだまいまいツアー新コースを考えなければと、再開されない王将を見たり強烈な個性の「ぎょうざの冨士」の店舗を眺めたりする。


 

納屋町商店街に入ると一段と街が個性的になっていく。


 

まだインバウンドに侵されていないであろう魚屋さんや昭和の匂いがするパン屋さん。


 

もちろんインバウンド向けの伏見酒造堂なんてのもある。


 

当初の計画では「ラーメンのテーマパーク」となるはずだった京都納屋町小路。


 

家守堂にキミニアゲルのオープンはコロナ前ぐらいだっただろうか。


 

この街なら新ツアーにふさわしいのではないかと思うが、まだ自信がない・・・・。

よりディープな情報を求めて地元角打ちに向かう。

暖簾の奥はぎっしりと地元常連に見え怖気付く。

今日は勇気が出ない、今日は帰ろう。


 

 

龍馬商店街の「テナント募集」は相変わらず「テナント募集」のままだった。

家賃が高いのか広すぎるのか?


 

この街こそ新ツアーにふさわしいのでないか?

遊郭跡の居酒屋、スナックの看板や揚子江、蔵開きのポスター、銭湯を見ながらそう確信に変わっていた。



 

京阪中書島の駅前には中書島らしからぬビルが建設中だった。


 

街は変わっていく。

ふと、夢洲のことが頭に浮かんだ。

大阪・関西万博の会場となった夢洲。

あの場所と、伏見はつながるのだろうか。


 

調べてみると、淀川大堰の閘門が整備され、伏見から夢洲まで船で航行できる道筋ができていた。

かつて伏見は、水運によって大阪と結ばれた港町だった。

鉄道や道路が発達し、いつしか忘れられていった水の道。


 

それが今、再びつながろうとしている。

夢洲から船でやってきた人は、伏見のどんな風景に出会うのだろう。

伏見稲荷大社を目指す人がいる。
酒蔵を巡り、日本酒を楽しむ人がいる。

すでに多くの人が訪れる街だ。

けれど、大手筋商店街の路上販売や、昼下がりの立ち飲み、納屋町の魚屋、龍馬商店街のスナックや銭湯まで知る人は、どれくらいいるのだろう。

水運が再び人を運ぶようになったとき、今までとは違う伏見の顔が見えてくるのかもしれない。


 

 

 

 

 

おわり

 

 

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