第5話 クリスティーヌの「森ビル!万才」 森ビルマンション購入記【Weekendクリスティーヌ 】

「食いしん坊!万才」にちなんで、「森ビル」のマンションを購入し、居住したクリスティーヌが、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」で注目を集める「森ビル」を礼賛する記事を書きたいと思います。

あらかじめお許しをいただきたく思っておりますが、あくまで「居住者目線」で「森ビル」を褒め称える記事のため、「アンチ森ビル」の方がいらっしゃいましたら、読み飛ばしていただければと思います。また、具体的なマンション名は伏せさせていただきます。

写真がなくて、文章だけの記事になってしまうかもしれませんが、一購入者の体験談として、どうかおつきあいくださいませ。

森ビルマンション購入記

新築マンションと中古マンションとでは、探し方に違いがある

当時、初めて購入したマンションを売り、新築マンションに引っ越したばかりでした。マンションを探していた延長線上で、不動産情報サイトをほぼ毎日チェックするのが、習慣のようになっていました。

ただ「新築マンション」だと、新しく売り出されるマンションの数には限りがあるため、日々チェックするのは「中古マンション」の情報でした。まあ、空き時間にちょこちょこと、アクセスする感じです。

新築マンションを購入するときは、エリアを限定しないほうがいい」とクリスティーヌは考えています。(そこで、スムラボで記事を書くにあたっても、エリアはわりと広く見ていこうと思っています。)

でも、新築ではなく、中古マンションを探す場合は、「エリアは限定して探したほうがいい」と思うのです。その理由は、中古の場合、「エリアを絞って、継続的に物件情報を見る」ことで、価格についての判断基準が自分なりにできてくるからです。

広い範囲で、なんとなく目についたものを見ていても、なかなかそのエリアで特有の「価格感」を得にくいんですよね。

特定のエリアの販売情報を追っていると、時折、「あれっ、これって出物では?」と、ピンとくる物件に出くわします。また、同じエリアでも、立地の微妙な違いなども、わかってくるようになります。

・・・そんなある日、中古で売り出されていた、「森ビル」のマンションが目にとまりました。


「すっごい出物」のはずなのに、なかなか売れない

「えっ」最初は、目を疑いました。「あそこのマンションが、こんな価格で売られてるんだ」

「いいなあ、買える人は」当然ながら「自分には関係ない。無縁だよね」という感じで。

翌日も、その翌日も、そのまた翌日も、「もう売れたかな」とチェックしていました。

誰が買うんだろう・・・。

すぐ売れるよね。

そう思っていたんですが、1週間経っても、2週間経っても、いっこうに売れていないのです。あいかわらず物件情報はサイトに出ている状態です。

まだあるんだ、でも、まあ、いつか売れるよね、と軽い気持ちで見ていました。それからは、たしか、1ヶ月ほどその「森ビルマンション」について、意識することはありませんでした。なにしろ、「すごくいいなあ」と思ったものの、「ワタシとは無縁だよね」と思っていたからです。

そして、たしか1ヶ月ぐらい経ったか、もっと短かったか、正確な期間は覚えていませんが、ふっと、「そういえば・・・」と思って、「森ビルマンション」が売れたかどうか、チェックしてみました。

・・・まだ、売れていませんでした。

新着順にすると、新着情報がどんどん上に来るため、「森ビルマンション」は、ずっと後ろの方にありました。

えーっ?まだ売れてないんだ、でも、こんなにいいんだから、すぐ売れちゃうよね・・・。

しばらく忘れていたというのに、こうなると、「いつ売れるんだろう」と、「森ビルマンション」のことが、気になって、気になってしかたありません。

あまりに売れる気配がないので(物件情報がなかなか消えない)、いつしか気持ちは、朝起きるとサイトを見て「売れてない方に賭ける」感じになっていました。

(今日も、売れないでほしい・・・)

(今日も、売れてないよね・・・)

そんな日々が続いたある午後、ふと思いました。「電話してみようかなあ」

これが、始まりでした。


◯◯◯◯マンションにお住いの方ですか?(まだ、自分の名前も言ってないのに?)

こんな時、立ち止まってしまうと電話もできなくなってしまうので、えいやっと電話してみました。中古は新築と違って、こちらから電話やメールでコンタクトしなくてはいけないので、(新築だと最初は資料請求ですし、向こうから郵便物が届いて、と段階を追っていきますよね)ただ電話をかけるという簡単な行為に、思いっきり勇気がいったことを覚えています。

とまあ、心理的には、ハードルは高かったんですが、電話がつながってしまえば、相手の優しい感じの声に、ほっとしました。

「まだ、ございます」

仲介の不動産会社の担当の方は、電話の雰囲気では、若い方のようでした。

「◯◯◯◯マンションにお住いの方ですか?」

いきなり聞かれて、驚きました。(まだ、自分の名前も言ってないのに?

「違います」と言うと、

「あ、失礼いたしました」向こうは、なんという風でもなく、「買い替えの方が多いものですから」と続けました。

◯◯◯◯マンションとは、別の森ビルのマンションの名前でした。

「そうなのですね、あのマンションから、買い替えの方が多いのですね」

「多い、というわけではありませんが、これまで何件か、問い合わせがありまして」

なるほどね、森ビルのマンションって、すでに森ビルのマンションに住んでいる人が買うことが多いのね、と、ちょっぴり、森ビルのマンションの秘密?を知ったような気になりました。

「買いたい人が多いのですね。では、すぐ売れてしまいそうですね」

「ところが、そういうわけでもないんです。まだご案内できます。でも、今日お電話いただけて、よかったです。実は売主のほうで、もし今週末までに売れなかったら、来週にはいったん引っ込めようということを言われていたんです。ご覧になりますか?」

今週末まで、と言われても、もう金曜日。

「じゃあ、見に行きます」

約束をとりつけ、見に行くことになりました。夫には事後報告でした。

「決定が先で、検討が後」これがいつものパターンだけど・・・

お部屋を見に行きました。

「僕も、ここに住めたら住みたいです」営業マンの方は、心から、という感じで、言っていました。

今もそうですが、クリスティーヌの場合、内見は、だいたい最初の数秒ぐらいで、購入か見送るか、決めます。賃貸の場合も、そんな感じです。

決めてしまってから、細かい設備などを見て回るタイプです。逆のパターン、つまり最初の数秒で「ここはムリ」と思ったら、「失礼します」と言って、去ってしまいます。

決定が先で、検討が後、と言いますか・・・。(普通は検討して決定、なんでしょうが、決定した後、あれこれゆっくり検討を始めます。その結果、最終的に「最初の決定」がくつがえることもあります。いったん決定し、検討した後で、「決定を確認する」か、「決定を却下するか」のどちらかになるということです。まあ、ややこしいんですが、要は、住めるか住めないか、買いたいのか買いたくないのか、という意思が、最初の数秒で決まることが多い、ということですね。ただ諸事情で、あとからやはり購入は見送ろう、ということも、もちろんある、ということで・・・。)

最初の数秒で、「森ビルマンション」を、気に入ってしまいました。

なので、その時点で普通は「決定」となるはずなのですが、その時だけは、「決定」にはなりませんでした。「少し、考えさせてください」と営業マンに伝えました。

とても優秀そうな営業マンでした。

「わかりました。では、売主の方には、来週末まで待ってくれるように、お伝えします」

「じゃあ、何を迷われているんですか?」

それから1週間が経ち、「来週末」になりました。

「もう少し、待ってください」

「わかりました。もう少し待ってくれるように、売主にお伝えします」

普通、中古は「スピードが重要だ」と言われます。すぐに決めないと、買いたいというほかの人が来てしまって、先に手を挙げられてしまったら、あとから手を挙げても遅い、と。

ただ、その時は、売主の方が「売れなかったら売るのを今は見合わせよう」という気になっていた矢先だったとのことで、どうやら、「クリスティーヌが買うか」「売るのをひっこめるか」の二択になっているようでした。渦中の時はまったく余裕がなくて考えもしていなかったんですが、今振り返って考えるに、ほかの買主の存在を当時まったく気にせず担当営業マンと話をすすめていたのは、そういう理由があったからかもしれません。

次の約束の日が来ても、購入の意思を伝えることができませんでした。

「買いますか」

「すみせん、もう少し待ってもらえますか。今、考えています」

そしてまた待ってもらった次の約束の日、また、

「買いますか」

と、電話がかかってきました。

あ、思い出してみると、約束の日ではなくて、約束の日の「翌日」か「翌々日」でした。営業マンの方は、丸一日待ってくださって、連絡がないので、電話をかけてきてくださったんです。

「本当に、本当に、すみません、まったく引き延ばしているというわけではなく、一生懸命、考えています」

「週明けの月曜日だったら、決まりますか?」

「うーん、本当に決めたいところなんですけれど、あさってまでは、無理かもしれません。月曜日じゃなくて、あともう少し、お時間いただけませんか。お電話いただいた、たった今、この瞬間も、彼と2人で、一生懸命、話し合っていたんです。毎日、毎日、話し合っているんですが、なかなか決められなくて」

「購入できない、ってことではないんですよね」

「違うんです。こういってはナンですが、購入できるんです。偶然にも価格的に・・・」

「じゃあ、話し合いをされているのは、資金のことではないんですか」

「いえ、違うんです、お金のことを話し合っているわけではないんです」

「じゃあ、何を迷われているんですか?」

「あ、もちろん、お金のこともずいぶん話し合ったんですが、今は、そのことはもうクリアしました。なので、今は、お金のことではないです。」

「資金のことではない・・・。では、何を話し合っているんですか、そんなに毎日」

心底不思議そうに、営業マンは聞いてきました。

「毎日、毎日、朝も、晩も、これから2人で、どう生きていこうか、ということを話し合っているんです」

ここで、電話越しに、担当営業マンの、ぐっ、と胸を詰まらせた?音が聞こえたような気がしました。

(一体全体、この2人は、何を話し合っているのかと思ったら、「これから2人でどう生きていこうか」それを話し合っていたのか)

「わかりました」

この時の営業マンの方の声が、いつもと違って聞こえました。

「おふたりで、よく話し合われてください。こちらも、できるだけ売主の方に、説明し、時間をかけあってみます」

とても頼もしい声に、聞こえました。

エクセルに書いた、自分たちの人生

この日、営業マンからの電話を受けた時、「森ビルマンション」の近くにあるカフェにいました。毎日、毎日、「森ビルマンション」を買うかどうかを話し合っていたわけですが、時間の許す限り、「森ビルマンション」の周りをぐるぐる歩き回り、近くにあるカフェでお茶を飲みました。

迷っていた理由、それは、たったひとつといえば、たったひとつでした。

「自分たちには、良すぎるマンションなのではないか」

夫は夫で、その時許される最高額のローンを組むことに対して、エクセルを駆使しまくって、検討していました。1年後、2年後、5年後、10年後、20年後、そんな感じで、自分たちの人生を、エクセルにしていました。エクセルには、自分たちの年齢が書かれいていて、その時、何をしているかが書かれていました。いわば、「人生の将来予測」です。

わりと、いつも未来のことを考えることが好きなクリスティーヌですが、こうして書きながら振り返ってみて、こんなに一生懸命、必死に、未来のことを「凝縮して」考えたことは、その時が、初めてだったかもしれません。(それまでノーテンキに生きてきた、ということがあります。)

なんで「凝縮して」考えたかというと、仲介の営業マンに「なかなか決めなくて、悪いなあ」と心底思っていたからです。

でも、マンション購入はやはり人生の一大事、本当に、簡単には決められず、他人様が見たら笑ってしまうような、しょうもない会話を、夫と延々と交わす毎日を過ごしていました。

なんでだろう・・・それだけ、「森ビルマンション」が、特別なものに思えたのです。

なかなか「購入の意思を示さない」客に、仲介の不動産会社の担当営業マンは、とても辛抱強く、接してくれました。そのことに、心から、感謝しています。


「買います」疲れが吹っ飛んだ

いよいよ、もう、これ以上引き伸ばしはできない、という「期日」がやってきました。

「買います」

そう電話で伝えた時、ぱあっと、目の前が光り輝いて見えるような気がしました。

同時に、疲れ果てて、倒れそうで、へとへとでした。(「決定する」って、こんなにも疲れるものなのですね。

営業マンは、これまでと変わらず、さわやかな声でした。

「これからの手続きのこともありますが、まず、売主の方に一刻も早く、お伝えさせていただきますので、失礼します」

電話を切った後、これでもう、後戻りはできないぞ、と気が引き締まる思いでした。

疲れは飛び、あのお部屋に住める!というポジティブな思いで、前のめりになっている自分を感じていました。

クリスティーヌの想い(と、おまけの話)

みなさま、すみません、weekendクリスティーヌを書き始めて、気づくと、ここまで長く書いてしまいました。クリスティーヌの「森ビル万才」とでも名付けるこの記事、とりあえず今日はここまでにいたします。

まだ「森ビル万才」部分にたどりついてはいませんが、書きながら、きっと、スムラボ を訪れてくださる皆さまにも、マンション購入時の、人には言えないようなすったもんだ?や喜び、笑いなど、人生のワンシーンがいろいろあると思いをめぐらせていました。

思いっきりクリスティーヌの内情を書きました。ここまで読んでくださってありがとうございました。読んでくださったお礼に、クリスティーヌが好きなアイスクリーム屋を教えちゃいます。

バニラアイスの上に、メイプルソフトをのっけたの、おいしかったです!

アイス
神谷町駅の近くの「ホームメイドアイスクリーム ソーワ」です。「シティタワー虎ノ門」を検討されている方は、きっとご存知ですよね。アイスはおみやげに最適!日替わりソフトをぜひチェックしてみてください。

アイス
お店のHPはこちらです。

この話の続きは、こちらになります

第6話 クリスティーヌの「森ビル!万才」 森ビルマンション購入記2【Weekendクリスティーヌ 】



「Weekendクリスティーヌ」は、クリスティーヌが不動産購入(売却)から感じたこと、日々の生活から発見したこと、失敗談から学んだこと、成長?したこと、などなど、機会あれば皆さまとシェアしたいと思っており、「だったら、週末がいいかなあ」と思った次第です。

あくまでクリスティーヌの体験談が中心になる予定であります。ちょっとした息抜きに、どうかおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

・・・皆さまのウィークエンドが、素敵な時間でありますように。住む場所は人生を豊かにする、がモットーの、クリスティーヌより愛をこめて

(はじめまして、の自己紹介はこちらです)

(息抜き版、もうひとつの自己紹介はこちらです)

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ABOUTこの記事をかいた人

東京生まれ、東京育ち、たまに海外。趣味は料理。保有不動産は、マンションや戸建のほか、賃貸用の店舗が1軒、駐車場が1箇所。一部友人や夫からは呆れ気味に「不動産屋さん」と呼ばれています(笑)。

2 件のコメント

  • 通りすがり より:

    読んでいて、今の我が家のようでとても共感しました。
    毎日のように不動産サイトを検索し、これがいいのか?あれがいいのか?など言い合っています。
    買えるか?買えないか?でいうと買うことは出来るちょっと贅沢なマンション。
    堅実ではあるんだけど、少し物足りないマンション。本当に色々悩んでいます。
    これからの自分達の人生にとってどうなのか?など本当に考えています。
    一生に一度の買い物!ではないかもしれませんが、マンションマニアさんのような奇特(?)な方でもない限りは一生にせいぜい数度の買い物ですので迷いますよね。
    でも、きっと、「住む場所は人生を豊かにしてくれる」と思いますので、少し贅沢な所にチャレンジしてみようと思いました。

    • クリスティーヌ より:

      通りすがりさま、こんにちは、クリスティーヌです。コメントありがとうございます。

      本当に、そうですよね。
      毎日のように、振り子のように揺れていた自分の気持ちを思い出しながら、通りすがりさんのコメントを読みました。

      「住む場所は人生を豊かにしてくれる」共感してくださって、嬉しいです!
      まさに選択が可能な今、通りすがりさんとそのご家族(彼?)にとって、充実した日々であることを確信しております!!!

      「森ビル」シリーズ、最初から読んでくださって、ありがとうございます。
      連載はまだまだ続きますので、どうかこれからも、お楽しみに!!!!

      いつでも、またお気軽にコメントくださいませ!

      クリスティーヌ

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