今回はパークコート千代田一番町についての「私の印象」です!
所在地:東京都千代田区一番町6-4他(地番)
交通:東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅 徒歩3分 5出口より
東京メトロ有楽町線「麹町」駅 徒歩6分 6出口より(利用可能時間6:00 ~ 23:00)
総武・中央緩行線「市ヶ谷」駅 徒歩11分
総戸数:97戸(販売総戸数34戸、一般販売対象外住戸63戸含む)
入居時期:2022年11月下旬入居予定
構造・階数:鉄筋コンクリート造地上14階地下1階
掲示板:パークコート千代田一番町ってどうですか?
こちらに興味を持ったポイントは、早期に完売してしまった「パークコート千代田四番町」より駅近で(メトロ半蔵門駅。JRは遠くなるけど)、皇居に近い「ザ・番町」の立地。かつ比較的検討しやすい価格帯(かもしれない)広さの部屋があったためです。
◆重厚感ある共用部のしつらえと、必要十分の共用部・ソフトサービスによる堅実さ
本物件には、エントランスホールから続くラウンジ以外、特段の共用施設はないようです。ゲストルームもありません。
ラウンジも二層吹き抜けなどの派手さはなく、石と木を前面に出した内装で、もっぱら落ち着いて上品なイメージです(昔のホテルオークラ?の、エントランスを入ったあたりに似ているかな)。
で、外観。
画像からはとてもフツーの印象!とはいえ、完成してみたらおそらく周囲の物件に勝るとも劣らない上品さを醸し出す気がします。
そして「必要以上のものはない」という点。
温泉(笑)まであった、パークコート千代田四番町とは対極な物件とも言えるでしょう。
コンシェルジュこそいるものの、パークコート千代田四番町にあった、温泉、多彩かつ複数のガーデン(本物件もラウンジから見える植栽はあります。素敵!)、サービスアテンダント、バトラーボックス、ゲストルームなど、「人によっては」必要としないようなサービスを削る代わりに、管理費は比較的低めに抑えられているようです(本物件:約420円/㎡、四番町:約625円/㎡)。
それでいて、今や高額物件入居者が必須アイテムとも考えるであろう、ディスポーザー、Low-e窓ガラス、全熱交換型換気、各階ゴミ出しなどは備えています。
個人的には「質実剛健+上品」(この2つの単語って一般的には両立するのか疑問だけど)という印象を抱きました(多くの人が欲しそうな、各階宅配ボックスや、ハンズフリーキーなどはないのかな・・・エレベーターも、非常用合わせて2機/97戸、と控えめかな)。
◆坪単価600万円台後半くらいから?控えめとも言える価格感は魅力。
千鳥ヶ淵が見えるなど眺望条件よい住戸(9F以上の大部分)は、竣工後、眺望を確認しての販売を予定しているようです。坪単価は竣工前販売の対象住戸より高額想定。
今回販売対象住戸は、眺望は期待できないものの、ほとんど(4戸/34戸以外全て)が角住戸なので、狭くとも採光や間取りには優れている住戸が多いですね。坪600万円台後半くらいからの模様。
(間取り図は全て公式サイトより)
囲まれ感ある立地なので、隣のビルの壁しか見えない窓もありそうですが、そういう部屋は角部屋で、他方向で一定の離隔が取れていそうです(道を挟むとか)。
◆四番町に比べ、気持ちスペックダウン
ほとんどの仕様は四番町と同等のようですが、リビング以外床暖房なし(四番町はキッチンと主寝室にもあり)、エアコンはリビング天カセ、主寝室壁掛け、他の居室なし(四番町は全居室に設置あり)など、微妙にスペックダウンしているようです。
基本天井高は2600と、価格帯やエリアから見て可もなく不可もなくという印象です。
◆総評
「ザ・番町」の素敵な街並みを享受でき、駅近かつ千鳥ヶ淵にも近い立地で、必要なものは兼ね備え、余計なものはない・・・上品かつ堅実な物件を探されている方に最適な物件と思います!
ランニングコストが「ほどほど」なのも好感が持てます!
他方、「とがった物件」を求める、「差別化物件愛好者」向けではないと言えるかもしれませんね(「ザ・番町」立地自体が差別化要因とも言えなくない?千鳥ヶ淵に面してれば別格だったけど・・・)。
物件前の街並み①
物件前の街並み②
奥左手に本物件。手前は「滝廉太郎居住地跡」。由緒ある立地!
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