先月の気になるマンションはこちらです!
では、参りましょう!
プラウドタワー相模大野クロス
相模大野駅徒歩4分、伊勢丹跡地に建設される687戸の大規模タワマンです。
駅からはペデストリアンデッキを経由し、屋根付きのコリドー街を通る動線になりますので、ほぼ雨に濡れることなく駅までアクセスできることになるはずです。
特徴の一つは、全区画EV充電対応の自走式駐車場があることです。
地上1階の一部〜地下3階までを駐車場(恐らく伊勢丹時代の駐車場を流用)としており、駅前のタワマンとしてはかなり珍しい全区画自走式の地下駐車場を実現しています。地下のため雨に濡れることはありませんし、自走式のため出し入れしやすく、機械式に比べて維持コストも抑えられるなどメリットが大きいです。
時代に合わせて全区画EV充電対応としています。今後世界的にEVの販売比率は上がっていく流れですので、「駐車場の有無」と合わせて「EV充電設備の有無」がチェックされる時代がいずれ来ると予想しています。その点で入居タイミングで車に乗らない・ガソリン車に乗っている、という人も将来的に売却や賃貸に出すことを検討する際に全区画EV対応の駐車場があることはプラスに働くでしょう。(設置率が約30%なので空きがない可能性もある点は注意です)
1,2階には商業施設が入る予定ですし、駅前にはボーノ相模大野があるので、日常の買い物は十分に事足ります。
HPを見る限り、設備仕様や外観デザインは気合が入っています。免震構造です。
周辺中古の価格を見ると坪400万は超えてしまいそうなのですが、坪400万となると「プラウドシティ小竹向原」も見えてくる価格になります。687戸と戸数も多く、地元需要だけでは捌ききれないでしょうから、坪380〜400万くらいだと現実的ですが…どこまで価格を調整してくるかは注目です。
周辺中古
- プラウドタワー相模大野 2013年築 相模大野駅徒歩4分 坪360万前後
- ザ・パークハウス相模大野 2019年築 相模大野駅徒歩3分 坪320万前後
パークホームズ南池袋
表記上は池袋駅徒歩5分という好立地です。「南池袋」というくらいなので池袋駅を出て目白方面に歩きますので、徒歩分数以上に落ち着いた住環境だと感じる人が多いと思います。
高層階と低層階で設備仕様が異なりますが、低層階でも全熱交換換気が採用されていたり52戸という規模感ながらもディスポーザーがあったりと全体的に設備仕様は充実しています。日建ハウジングシステムが設計監修しており、外観デザインにも高級感があります。
池袋駅周辺だと東池袋駅直結の「グランドシティタワー池袋」や池袋駅西口にある「パークホームズ西池袋」など池袋駅周辺には複数の新築マンションが販売中ですが、それぞれ特徴が異なります。池袋東口側の飲食・商業に気軽にアクセスできる点と池袋駅を日常利用できる鉄道利便性に魅力を感じるなら本マンションはおすすめできます。
低層階と高層階で価格差が大きくなりそうですが、均すと坪630〜650万くらいに収まると予想します。
周辺中古
- グランドミレーニア 2015年築 池袋駅徒歩6分 坪590万前後
ジオ板橋大山
大山駅徒歩6分、全285戸、約70年の定期借地権マンションになります。
現在開発が進んでいるハッピーロード商店街のすぐ近くながら、商店街から中に入った第一種住居地域に位置しますので、生活利便性と住環境のバランスが高いです。
そこそこ規模感がありますので、共用施設もそれなりに充実していますが、全体的にシンプルな造り込みです。
注目しているのが価格です。HPには予定販売価格「3LDK5,900万円台〜」という表記があります。
マンションの公式HPにおいて「自信があるものは載せる」「自信がないものは載せない」という特徴があります。例えば公式HPにエレベーターホールの写真があるマンションは実際の仕上がりも素晴らしいものが多いです。自身がないもの、コストカットしているものをHPに大々的に載せる必要性がありませんので、HPの記載内容はそのマンションのアピールポイントを図る指標になります。
そして「価格」がHP公開当初から出てくるマンションは珍しいです。デベロッパーからすると一度見せた価格から価格を上げることは難しい(割高感を与えてしまう)ですし、検討者の反応を見ながらできるだけ高く売りたいため、極力価格を公開するのは販売直前になりがちです。そんな中で価格をHPに公開しているのは、売主としても価格に自信があるのだと推測します。最近だと私もおすすめしていた「パークホームズ南船橋」がHPに価格を掲載していましたが、価格面でも魅力のあるマンションで順調に販売が進んでいます。
3LDKが5,900万円台ということは全体の平均は坪290〜310万くらいでしょうか。坪300万を切ってくれば周辺相場と比較してもお値打ち感があります。
定期借地権ということで、注意が必要な点はありますが、それが価格に反映されているかと思いますので、価格を抑えたい子育てファミリーにはマッチしてきそうです。
周辺中古
- パークハウス大山 2009年築 大山駅徒歩6分 270万前後
- ブリリア大山 2013年築 大山駅徒歩3分 坪330万前後
- アデニウム大山町 2014年築 大山駅徒歩5分 坪310万前後
- イニシア板橋大山 2015年 大山駅徒歩5分 坪280万前後(普通借地権)
プラウド新浦安パークアリーナ
新浦安というエリアは開放感があって、道も広くて大きな木々が立ち並んでいて南国のリゾート感があります。東京駅まで電車で20分の駅とは思えない街の雰囲気です。一方で駅からはとても遠く、車やバス無しで生活することがなかなか考えづらい街でもあります。
新浦安ではこれが日常です pic.twitter.com/7wDt2DQrgE
— 2LDK (@2ldk18) July 19, 2023
この記事をご覧になられている方の多くは都内にアクセスしやすい駅近のマンション/エリアを探しているでしょうから、真逆の価値観の街です。私も現地をしっかり歩いたのは初めてでしたが、「南国リゾートみたい!」っていうミーハー心がときめく一方で今までの価値観と違いすぎて実際に生活するイメージが湧きづらかったのも事実です。
「新浦安に住みたい」という人にとってはおすすめできるマンションだと思います。
新浦安には中古で探せば他にも大規模なマンションが沢山ありますが、本マンションの強みは「日の出おひさま公園に隣接していること」と「徒歩でも生活が完結すること」だと感じました。
利用者の少ない公園に隣接しているので、低層階でも外の視線を気にしなくていい住戸が多いです。さらに公園を挟んでベルクというスーパーがあるため、日常の買い物は徒歩で完結します。車社会で駐車場設置率100%とはいえ、ちょっとした買い物の都度車を出すのは少々めんどくさいので近くにスーパーがあるのは便利だと感じました。
部屋も80㎡〜ということで、最近の新築では見ないゆとり(それでも新浦安の中では普通)ですし、曲線を描いた外観デザインも素敵です。
小学校も近くにありますし、大江戸温泉も徒歩圏内にある点も加点要素です。
建設地周辺動画を参考までに添付しますが、是非現地に足を運んでいだき、街の空気を感じ取っていただきたいです。
徐々に中古の価格も上がってきている感じで、築浅中古は坪260万くらいで動いています。土地勘がないのでざっくり予想ですが、坪280〜300万程度になりそうでしょうか。
周辺中古
- パークシティ新浦安 2002年築 新浦安駅徒歩23分 坪220万前後(明海5丁目)
- プラウド新浦安 2008年築 新浦安駅バス便 坪175万前後(高須4丁目)
- プラウド新浦安マリナテラス 2009年築 新浦安駅徒歩19分 坪230万前後(日の出4丁目)
- クオン新浦安 2018年築 新浦安駅徒歩15分 坪260万前後(明海2丁目)
- ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ 2022年築 新浦安駅バス便 坪260万前後(高須6丁目)
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報は物件公式サイトをご参照下さい。
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