[雑記] カネ田一少年の事件簿 2【カネー】

はいはいはいはいはい、元鉄道運転士のカネーです。

カネ田一シリーズの2になります。

1はこちら → [雑記] カネ田一少年の事件簿 1

来社

銀行の担当者が我が社へ参りました。

社長が対応しますが、カネーも同席します。

※社長は裏で社員に「サイコパス」と呼ばれてましたのでサイコパスと表示させて頂きます。

 

銀行  「サイコパスさん、何か良い手立てはないでしょうか」

サイコ 「銀行さん、あなたたちの不祥事が世間に明るみになってしまうと大変なことになりますね」

銀行  「はい、そこは何としても避けたいところです」

サイコ 「こうしましょう、一番悪いのはわるーい不動産屋です。ただ、わるーい不動産屋は売り逃げをしていて倒産している会社も多々あります、そこに責任を持っていくのは難しい。なので騙されたサラリーマン達を悪者にしましょう。」

銀行  「なるほど、とはいえ我々も担当者は知っていて融資してしまったという負い目があります。」

サイコ 「銀行さん、そこは忘れてください。あくまでも銀行さんは騙されて融資をしてしまった被害者です。騙されたサラリーマン達に罪の意識を植え付けるのです。騙されたサラリーマン達を我が社に呼んでください、私が話をします。」

 

隣で聞いていたカネーは、ほんと社長はサイコパスだなと半分感心してしまいました…

 

後日…

銀行担当者が騙されたサラリーマンの1人をつれてきました。

 

サイコ「わざわざ遠いところありがとうございます」

騙サラ「いえ、それで話というのは何でしょうか」

サイコ「あなたは住宅ローンで購入して物件を他人に貸していますね」

騙サラ「はい、貸しています」

サイコ「住宅ローンで購入された物件は賃貸に出してはいけないというのをご存知ですか」

騙サラ「それは何となくは知っていましたが、マンション買うときに不動産屋さん(悪い不動産屋)と銀行がそのようにしろというので」

サイコ「銀行は被害者なんですよ、銀行が一括返済しろといえばするしかないんですよ、あなたは猶予を与えられてるだけなんです、ありがたく思ったほうがいいですよ」

銀行担当者は黙って下を向いています。

騙サラ「どうすればいいですか…」

サイコ「我々が売却のお手伝いをします、ただし住宅ローンの残債ギリギリの価格で売却してもらいます。それが条件です」

騙サラ「それだと、フリーローンの借金が残ってしまうんですが…」

サイコ「フリーローンを借りられている事実は当時把握はしてません、それはご自身でなんとか返してください、それとも競売の方がいいですか?」

カネー「(…もはや脅しやないか)」

騙サラ「分かりました、全てお任せします」

サイコ「ではまず、あなたが貸している物件は転貸されていますので、それの解約手続きさせて頂きます、サブリースが解約できましたら売却活動を開始しますので、こちらの専任媒介契約書にご署名ご捺印をお願いします。日付はサブリースが解約できたタイミングにしますので空欄で結構です。」

カネー「(…いいのかこれ)」

騙サラ「分かりました」

 

サイコ「よし、あとはカネー頼む。サブリース解除しといてくれ。基本的に解除できると思うができなかったら教えてくれ」

カネー「は、はい、分かりました。」

 

とりあえず媒介は獲得しましたが、ほんとサイコパス…

売主さんの弱みにつけこんで、安く売らせることに成功してます。

でも、例えフリーローン分が無くなったとしても、まだ相場くらいの価格です。

サブリースが解約できたとしても、賃借人がいるので結局オーナーチェンジ物件(賃借人が住んでいる状態の物件)の為、新しい買主は投資家に限られます。

実需の方に売るには住宅ローンが使えないといけないのですが、オーナーチェンジ物件は住宅ローンは使えません。

さて、売れるのかなこれ。1LDKのオーナーチェンジ物件で利回りは表面で5%くらいじゃ厳しいんじゃないかな。築年数は10年いかないくらい。立地は23区だけど特別良いわけではないし。

などなど、いろんなことを考えます。

 

とりあえずサブリースの解約から進めます。

契約書をみると、賃貸人から解約の場合は6か月前解約となっています。

カネー 「お世話になっております株式会社サイコパスのカネーと申します。じつはかくかくしかじかでサブリースが解約の代行を頼まれておりまして」

サブリース会社 「契約書通りでお願いします。今なら6か月後に解約、もしくは6か月分の賃料をお支払い頂けましたら即日解約致します」

 

結構簡単に解約できました。よかったこれでサイコパス社長に怒られなくてすむ。

※簡単に解約できない場合もあるのでこれは後に後述します。

 

カネー「サイコパス社長、サブリース解約できそうです。6か月後解約か、6か月分の賃料を払えば即日解約できます。」

サイコ「そうか、今のサラリーマン達に6か月分払う資金力はないから6か月後の解約でいいぞ、6か月経ったら教えてくれ」

カネー「分かりました。」

 

6か月後

カネー「サイコパス社長、サブリースの解約が完了しました。ただ賃借人の方はまだお住まいで、弊社で管理することになりました。」

サイコ「分かった、じゃあレインズとポータルサイトに掲載だ。」

サイコ「レインズにはオーナーチェンジ物件として出しておいてくれ。」

サイコ「ポータルサイトには賃貸中ではなく居住中として掲載だ。写真は外観と間取りだけでいい」

カネー「え、レインズは分かりましたが。ポータルサイトはそれだと実際にお住まいになる為に住宅ローンを組みたい人から問合せがきちゃいますよ!」

サイコ「それでいいんだよ」

カネー「え、でも賃貸中の物件に住宅ローンは斡旋できませんよ。私にも悪い不動産屋みたいに住宅ローンで投資物件を売れってことですか?」

サイコ「ばかやろー、銀行からの案件でそんなことするかよ、まー黙って指示に従え」

カネー「わ、わかりました。」

 

カネーには全く意味がわかりません。このサイコパスは私に投資物件を住宅ローンで売らせる気なんだなとしか思えません。

この厳しい時代にそんなことしてバレたら住宅ローンの銀行から取引停止をくらいます。

しかも今は斡旋した会社だけでなく斡旋した営業マンもブラックリストにのると住宅ローンの担当者に聞いたことがあります。

不動産営業をやっていて、住宅ローンを斡旋できなくなったらこの先食べていけなくなる。もし住宅ローンを斡旋しろとサイコパスに命令されたら辞めるしかないな。

そんなことを思いながらカネーはしぶしぶ命令に従い、賃借人がいる物件なのにポータルサイトの表示を賃貸中ではなく居住中と入力し掲載します。そもそもこの行為自体ポータルサイトにばれたらまずいんじゃないのかと思いましたが命令なので仕方なく指示に従います。

 

サイコ「問い合わせがあったら1回目は俺が対応するから見ておけよ。1回しか見せないからそれで覚えてカネーお前が部下たちにやらせろよ、いいな」

カネー「わ、わかりました。」

カネーは問合せよこないでくれと考えていました。なぜならこの業務全く乗り気ではなかったからです。でもサラリーマンの辛いところで上司、ましてや社長の命令に従わないという選択はできないのです。この時の気分はかなり憂鬱でした。

カネーの思いとは裏腹にさすがナンバーワンポータルサイトのSUUMOさん、掲載して1日で問合せが3件も…

なぜなら投資家からみたオーナーチェンジ物件としてだと割高なんですが、実需で1LDKを探してる方たちからみると、フリーローン分の残債はないし、さらに住宅ローンの残債で売っているので若干安いんです。それは問合せがきてしまうよなという物件です。

どうやって対応するんだろ。実はオーナーチェンジ物件でしたなんで言ったらSUUMOに通報されるんじゃないか。

サイコ「よし問合せのリストを貸せ、今から電話するから見ておけよ」

プルルルルルルルル

サイコ「この度はポータルサイトSUUMOよりお問合せ頂きありがとうございます。私株式会社サイコパスと申します。よろしくお願い致します。さて、お客様がお問合せされた物件は現在もご紹介可能でございます。」

お客様「内覧したいんだけど」

カネー「(賃貸中だから内覧はできない…どうするんだ…)」

サイコ「内覧ですね、承知致しました。お客様誠に申し訳ございません。こちらオーナー様の諸事情で内覧が現在できません。ただ実際にご購入されましたらお住まいになることが可能です。詳細をお話しさせて頂きたいので一度お会いさせて頂けないでしょうか」

お客様「なんだよそれ、その事情は電話で教えろよ」

サイコ「誠に申し訳ございません。直接お会いさせて頂くお客様でないとお話しができません」

お客様「なんだよ怪しいな。だったらいいよ」ブチッ

プーップーップーップーップーッ

カネー「(あーあー切れちゃった)」

サイコ「今のやつは買わねーな、次だ。次はカネーお前がやれっ。とりあえずアポイントをとれ。勝負は会ってからだ」

カネー「わ、分かりました(やりたくねー)」

 

カネー「この度はお問合せありがとうございます。カネーと申します。」

お客様「内覧したいんだけど」

カネー「(いきなりキター…)」

カネー「はい、内覧希望でございますね。た、大変申し訳ございません。こちらオーナー様の諸事情で現在内覧ができない物件でして…」

お客様「なんか理由があんの?」

カネー「大変申し訳ございません。理由があるんです。私的には是非お話しさせて頂きたいのですが、どうしてもお電話だとお話しできない状態でして、お会いさせてご説明させて頂く機会を頂けないでしょうか」

お客様「わかった、どこに行けばいい?」

カネー「は、はい!ありがとうございます。物件の近くに喫茶店がございますのでそちらでいかがでしょうか」

お客様「わかった。じゃあそれでよろしく」 ガチャ

 

なーんとアポイントがとれてしまいました。

でも会って実はオーナーチェンジ物件なんです。テヘ

なんて言った日にはめちゃくちゃ怒りそうな人だな、どうしよー。

サイコ「お、アポイントとれたじゃねーか。俺が接客するから見ておけよ」

カネー「は、はい、分かりました。」

 

無事にアポイントがとれたカネーですが、実際どうすればいいのか全くの謎です。

次回!接客編です。

続く!!!

 



 

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ABOUTこの記事をかいた人

元鉄道運転士。 現在は2児の父親です。 以前はマンションを売っていました。自分でもマンションを購入し、売却も経験しました。そんな経験と知識が少しでもお役に立てればと思います。

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