⭐︎ 本物件は、2022年11月に完売済です。
Contents
はじめに
- 郡山市内において、非常に興味深い物件の広告が開始されました。
- 「レーベン麓山の杜 THE ONE」と称し、東北エリアで最も勢いのある、株式会社タカラレーベン東北が分譲を予定しています。
- 当社における郡山市での新築分譲マンションの計画の情報を掴んではいましたが、後記に示したとおり、力の入りっぷりにいささか驚いています。
- 現時点において、明らかになっている情報を共有します。
物件概要
- 所在地 (地番)：福島県郡山市細沼町118-1、他
- 用途地域：近隣商業地域
- 敷地面積：3,315.13m2 (医療施設を含)
- 総戸数：50戸 (他、管理事務室1戸)
- 建物規模、構造：鉄筋コンクリート造、地上11階建
- 分譲後の権利形態：
建物：専有部分は区分所有権、共用部分は専有面積割合による所有権の共有
- 駐車場：52台 (機械式)
- 自転車置場：100台 (特殊自転車スライドラック式10台、2段ラック式90台)
- バイク置場：3台
- 建物竣工予定時期：2023年6月下旬
- 引渡し予定時期：2023年7月下旬
- 売主：株式会社タカラレーベン東北
- 施工会社：株式会社イチケン
- 管理会社：株式会社レーベンコミュニティ
立地および周辺環境等
立地およびおおよその敷地範囲
周辺環境
(公式ウェブサイトより引用)
(21世紀記念公園 麓山の杜)
自然災害に対する影響関連
- 地震時の建物の揺れやすさ (地震サポートマップ): 揺れにくい
- 浸水の可能性： 無 (標高約240m)
- 液状化の可能性: 非常に低 (砂礫質台地)
- 土砂災害の可能性: 無
住宅 × 医療の複合用途開発
地域生活拠点型再開発事業
- 当該事業としては、これまで2つの事業が施行されています。
- 郡山市大町二丁目地区地域生活拠点型再開発事業 (紹介記事)
- 郡山市細沼町地区地域生活拠点型再開発事業 (本稿)
- 事業の目的:
日東病院
診療科目：内科、人工透析内科、糖尿病内科、消化器内科、循環器内科、外科、消化器外科、血管外科、泌尿器科、腎臓内科完成イメージ
建物仕様
- 主要採光: 南リビング
完成イメージ
(公式ウェブサイトより引用)
(公式ウェブサイトより引用)
(エントランス、公式ウェブサイトより引用)
(ラウンジ、at homeより引用)
専有住戸
構造仕様等
- アウトフレーム
- 二重床、二重天井
- 専有面積: 65.26m2 – 90.00m2 (3LDK – 4LDK)
間取り図
(公式ウェブサイトより引用)
想定される眺望
(3階相当、googleより引用)
(9階相当、googleより引用)
設備仕様
- ルイックプロジェクト (タカラウォーターシステム)：浄活水、ミラブルシャワー、等
- ディスポーザー
- 床暖房
- 食洗機
- コンロ：ガス
- 浴室テレビ
共用部分、附帯サービス等
- 駐車場率100% (機械式) ← 車種制限あり
- 住設機器10年保証、等
- 家賃保証システム (サブリース)：一般募集賃料の85%
販売スケジュール等
- 公告開始：2022年3月
- 販売開始：2022年5月中旬
所感
立地および周辺環境
- 本項については、当市は車社会であり、基本的には重視する必要はないと考えています。
- それでありながらも、ショッピングセンター、公園、大型病院が、徒歩圏内で完結するのは、まさに鬼に金棒と言えます。
- したがって、公式ウェブサイトのコンセプトにおける、「郡山史上これほどの出逢いがあっただろうか」という表現は、まさにそのとおりと言えるでしょう。
設備仕様等
- 総戸数50戸、地上11階建と小中規模程度の建物規模ですが、ディスポーザーや床暖房などを標準採用するだけでなく、近年になりオプション対応にされつつある食洗機も押さえている点は、評価できます。
(勝手に仮称) プラウドタワー郡山駅前よりも優位か???
基本的な路線は、両者同じであろう
- イケイケオラオラ系の株式会社タカラレーベン東北ですので、この立地や周辺環境、設備仕様であれば、郡山市と言えども、最低価格が5,000万円からの設定になりそうな勢いさえ感じさせます。
- この考え方は、当該物件が、野村不動産が郡山駅前に分譲を予定している、「(勝手に仮称) プラウドタワー郡山駅前」と同じ方向性であることを示唆しています。
「(勝手に仮称) プラウドタワー郡山駅前」の懸念点
- 郡山市は、駅前の分譲マンションが定着していない
- 浸水リスクも考慮しなければならない
郡山市 No.1の物件になり得る
- 前記の点を鑑みれば、当該物件は、人気と実需買いの名実を共に持っていく可能性が高いものと考えられます。
- すなわち、公式ウェブサイトのコンセプトにある、「郡山の代名詞となるに違いない」という文言が実現しそうです。
- 小生のような下流国民が当物件を買えるかどうかはさておき、仮に郡山市に転勤になったら、買いたいと思わせてくれます。
(公式ウェブサイトより引用、一部改変)
まとめ
- 物件呼称の “THE ONE” にふさわしい、ものづくりであろう。
おわりに
- これほどの素晴らしい条件が整っているにも関わらず、なぜ、「ザ」を冠しなかったのでしょうか。
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- 分譲マンションの選定等に関する有料相談を行っています。相談料等は、後記のフォームを参照下さい。
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