第13話 五輪閉会式!選手村を眺める絶景のホテルで執筆してみた【Weekendクリスティーヌ】

ハロー!住む場所は人生を豊かにする、がモットーのクリスティーヌです。

ついに五輪閉会式。各国選手の姿を見ながら、最後に行った海外旅行先がポルトガルだったことを思い出しました。

そのときは「次に海外に住むならどこだろう」と考える中で、「そうだ、リスボンはどうだろう」と思い立ち、久しぶりの海外旅行先をポルトガルに決めたのでした。

もちろんいきなり購入はできないし、そもそもハードルが高すぎて「不動産購入」は実行には移せないかもしれないけれど「現地の暮らしはどうか」「不動産事情はどんな感じか」とりあえず「見てこよう」と思ったのです。

五輪閉会式!選手村を眺める絶景のホテルで執筆してみた

日本は安全、とニコラスは力説した

「今、旅行中なんですが・・・」と、おそるおそる現地の不動産屋さんに飛び込みました。

「どうぞ、おかけください」

宿泊先から近くて、大通りに面していて、ガラス張りで、中がよく見えたというだけで入ってみただけの不動産屋さんでした。

だだっ広くて、ほかにまったくお客さんがいません。テーブルにつくと、いかにも「不動産を探しに来ました」という雰囲気になりました。

迎えてくれたのは、スーツを着たヤングエグゼクティブ風、のちに私たちがひそかに「ニコラス」とあだ名をつけた、リスボンっ子だというポルトガル人でした。

(ポルトガルでは、少し前までは、英語がまったく通じないから、ポルトガル語ができないと旅行も不自由すると言われていましたが、今ではそんなことはありません。リスボンでは英語を話す人が多く、ポルトガル語ができなくても大丈夫、英語で全部通しました。)

立派なオフィスでした。

かくかくしかじかと東京から来た旨を話すと、お払い箱という感じでもなく、

「今買わなくても、よかったら一軒ぐらいは案内しますよ、ちょうど家主をよく知っていて担当している、2人暮らしにはちょうどいい、小さめのアパートがありますので」

とニッコリ。彼が笑うと、ロマンチック・コメディの古い名作「月の輝く夜に」でニコラス・ケイジが見せた、あの、内に情熱を秘めた笑顔が思い出されました。

ニコラスは、以前から日本びいきだったようで、リスボンでいちばん評判がいい日本食レストランがあって、「自分はそこに週に1、2回通っている」と自慢げに教えてくれました。そんな話の行きがかり上、そのレストランで和食のランチを一緒に食べました。

そうして親しくなり、ニコラスは、

「リスボンで不動産を買うなら、危険な場所も体験しておいたほうがいい」

と、わざわざ暗くなるのを待って、危険だとされている、急な坂のあるエリアをアップダウンしながら、夜の散歩をしてくれました。その後、海の近くにある下町のレストラン(食堂?)に連れていってくれました。

広くない店内は混雑していましたが、運良く、ひとつ小さなテーブルが空いていて、安くて、ボリュームのある魚や肉料理を、地元の人々とまじって頬張りました。

「僕と来ているから今日は大丈夫だけれど、君たち2人で、夜、このあたりを歩いたらダメだよ」

と、ニコラスは地図を広げてレクチャーしてくれました。

「昼間は歩いてもいい。でも夜は、絶対にダメだ。大通りはまだいいけれど、特に、こうした小道に入り込んではいけない」

気をつけよう、などと、珍しく(笑)素直なクリスティーヌでありました。

女スリ集団に遭う

・・・というのも、夫が道端でスリに遭ったからでした。

クリスティーヌは本屋の中にいて、そのことをまったく気づきませんでした。

その本屋は、1732年創業の、世界でいちばん古いと言われる本屋さんで、とても有名なところだとあとで知りました。宿泊先から近かったこともあり、滞在中、ほぼ毎日通っていました。

(その本屋の名はベルトラン書店といいます。外観もですが、中もとってもいい感じなんです)


「今、スリに遭いかけた」と、彼。

「えっ? 警察行く?」

「警察に行かなくても大丈夫。何も取られなかった」

「よかった」

近寄ってきた女性が財布に手をかけたことに気づいて、彼は、大声を出したそうです。その後、スリを追いかけて行ったというから、びっくりしました。

「追いかけて、どうしたの?」

「どうしてこんなことをやるんだ、って聞いた」

「なんて答えた?」

「I do not knowだって。スリじゃない、間違いだって」

「そりゃ、言うわけないじゃない、スリがスリしましたって」

そのスリ集団は、若い女性たちでした。

正確には、近づいて来たのは2人組で、1 人が腰に手を伸ばしてきました。すぐに、ウエストポーチに入っていた財布に手をかけられたことに気がつき、大きな声を出したら、何事もなかったかのように、2人は、離れていってしまったそうです。

その彼女たちのことを、クリスティーヌは知っていました。本屋さんの近くで、ジプシー風のファッションというのか、カラフルな生地で作ったフレアースカートを履いて、なにをしているのかわからないけれど、なぜかいつも同じところにいる彼女たちが、スリ集団だったのです。

「あの人たちなのね」

その後、通るたびに睨みつけたのですが、向こうは知らん顔。こちらが拍子抜けするぐらいでした。スリ集団は、美人ぞろいでした。

・・・ちょっぴり余談が長くなりました。

「航空券が高くて、とても日本には行けないけれど、いつか行きたい」と、ニコラス。日本でやりたいことは、いろんな日本料理を食べること、だそうです。「リスボンにも美味しい日本食レストランはあるけれど、数軒しかない・・・」

そして、何度も言っていました。

「日本は安全だけれど、リスボンは違う。気をつけて。危険な目に遭わないように」

日本はいいところ、と老夫婦は教えてくれた

別の日・・・。リスボンの住宅街にある、小さなレストランで彼と2人で夕食をとっていたら、レジで会計をしていたご夫婦のご主人が、私たちに向かって、何かを言っています。

よく聞くと、

「てんぷら」

「カステラ」

と、何度も言っています。微笑みながら・・・。

「あなたたちは日本人ですよね。てんぷら、カステラも、日本語でしょう。ポルトガル人の間では有名ですよ、ポルトガル語が日本語になっていることは」

「オブリガーダ(ありがとうございます)」

ポルトガルは親日で知られています。「日本人」だというだけで歓迎されるなんて、ありがたいなあ、と異国の地で、心が温まったことを覚えています。

(ちょっと調べましたら、てんぷらは「調味料」、カステラは「城」、ばってらは「小舟」、カルタは「手紙・トランプ」など、ポルトガル語から来た日本語は多いようです。※徳島日本ポルトガル協会のHPより)

トウキョーは世界でいちばんの都市、とロシア人富豪の息子は言った

もう少し、リスボン滞在中の話を続けます。

リスボンに住むお姉さんのアパートに居候しながら、「アパートを探している」というロシア人の男の子に出会いました。

どうやら彼は、大金持ちの息子みたい。仕事はしたことがなくて、親のお金で、世界のあちこちに滞在して暮らしています。たまたまそのときは、ポルトガル人と結婚したお姉さんを頼って、リスボンに来ているとのことでした。

少人数制の語学学校に通いながら、「当面はリスボンに住もうと思っている。落ち着いたら、大学に通おうと思う」と言っていました。

まだ10代。その彼が、私たちがリスボンの不動産を見に来たと話すと、東京に住んでいるのにリスボンに住みたいなんて、まったく理解できない、と言い出しました。

「だって、トーキョーが、世界でいちばんの都市なのに」

えっ、そうなの? なにしろこっちは初のポルトガル旅行で、「きゃあ、素敵なオープンカフェ〜」「きゃあ、すごい居心地がいい本屋〜」「きゃあ、青い海〜」「きゃあ、週末のマルシェやってる〜」「きゃあ、マッシュルーム大きい〜」などと、毎日きゃあきゃあ騒いでいた(笑)からです。

「僕は一度しかトーキョーに行ったことがないけれど、あの時の滞在は最高、夢みたいだったよ。東京にはありとあらゆるものがあるよね、背が高くてキラキラしている、かっこいいビルやマンション、旅行しなくても全部東京にいれば食べられる世界各国の美味しい料理、エキサイティングな渋谷や新宿、清潔ですごく正確にやってくる電車、歩き回れば最高に楽しい狭い路地とか、ローカルな飲み屋とか・・・」

今はリスボンに住むことにしているけれど、

「俺、次にどこかに住むなら、絶対トーキョーがいい」

と、断言。

「リスボンに住みたいだなんて、信じられない! 頭がおかしいっていうぐらいだよ。君たちはトーキョーに住んでるんだろ? リスボンよりトーキョーの方がずっといいじゃないか、それは、誰の目から見ても、明らかだっていうのに!」

たしかに、東京はなんでも揃っている。外国人から見たら、世界一の都市なのかもしれない・・・。止まらないほど「トーキョー愛」を話し続ける大富豪の息子の熱弁を聞きながら、素直に、そう思えました。

コンビニにて、迷った末にノートを買った

そして、TOKYO2020オリンピック。

たしかに「東京が世界一の都市」と思っている外国人は多いのかもしれません。今回のオリンピックでも、その一端が見えました。(「日本で働きたい」と書き置きを残して消えた選手もいましたね。後日、発見されましたけれど。)

選手たちが、口々に日本を絶賛し、選手村も、数多くSNSにアップされました。そのことが毎日のように話題になりました。

オリンピック期間中、クリスティーヌも、コンビニやスーパーで、オリンピックの札を首から下げた外国人を見かけたことがあります。

ある日はコンビニで、背の高い外国人男性がしゃがみこんで、棚の下の方にある「大学ノート」を手にとって、何度か棚に戻してから、「やっぱり買おう」と決心して、レジに向かった姿を見て、

「そうよねえ、ノートひとつでも、日本のノートは、海外のものとは、紙の質も、薄さも、全然違うものねえ」

と、自慢したいような気持ちになりました。

クリスティーヌ、選手村を眺める絶景のホテルにチェックイン

さて。

今回、オリンピックをいちばん身近に感じられたのは、湾岸在住の方ではないでしょうか。

こんなツイートを見て、胸が熱くなりました。


「最高ですね〜〜〜〜〜!一生の思い出!」と伝えると、

「オリンピック期間限定ライトアップです! 自分の住んでるとこのすぐ近くでオリンピックの試合やってるのはやっぱ嬉しいです」

と返信してくれました。

そんなこともあり、記念すべき閉会式の日をどう過ごすか、と考えて、クリスティーヌはふと「選手村がよく見えるホテルに泊まりたい」と突然に思いつき、Google Mapを駆使して、探してみました。

そうしたら、ありました!

ちょうど対岸に「選手村」がある、このホテルの名は、「ホテルJALシティ豊洲」です。


そうして、少し前・・・。

最上階のお部屋に、チェックインできました。

窓の外は、この景色です! 写真では選手村は、左のほうに写っています。赤っぽい旗や青っぽい旗が見える建物、わかりますでしょうか。


突然に思い立ってきたけれど(笑)ま、たまにはいいですよね。湾岸に住んでいる方には「日常」なのでしょうが、部屋に入って、この景色を見ただけで、気分が高揚してしまいました。

今日はオリンピック閉会式。そう、一生の思い出に・・・。

そして・・・

こうして原稿を書いているうちに、外の景色は、こんな風に変化してきました。

クリスティーヌの想い。とおまけの話

初の「リアルレポート?」ともいえるWeekendの第13話「五輪閉会式!選手村を眺める絶景のホテルで執筆してみた」いかがでしたでしょうか。

このホテルのお部屋で迎える、明日の朝が、楽しみです!

クリスティーヌにとってのオリンピックは、スムラボのこの記事でした。コツコツ増やして、今、20カ国になりました。



閉会式を、みなさま、さまざまな思いで受け止められていると思います。

どうかみなさまにとって、良い夜となりますように。

そして、まさにおまけといえばおまけなのですが、えー、最近Twitterを始めたので、せっかくなので、今日のツイートを挿入してみます。

Twitterをやっている方、ぜひフォローしてくださいませ!!

ポルトガルは煮込み料理も多いようで、家でも自己流ですが、たまに作っています。


ホテルJALシティ豊洲 HPはこちらです。比較的新しいホテルだそうです。

「Weekendクリスティーヌ」は、クリスティーヌが不動産購入(売却)から感じたこと、日々の生活から発見したこと、失敗談から学んだこと、成長?したこと、などなど、機会あれば皆さまとシェアしたいと思っており、「だったら、週末がいいかなあ」と思った次第です。

あくまでクリスティーヌの体験談が中心になる予定であります。ちょっとした息抜きに、どうかおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

・・・皆さまのウィークエンドが、素敵な時間でありますように。住む場所は人生を豊かにする、がモットーの、クリスティーヌより愛をこめて

(森ビルマンション購入記 記事一覧はこちらからどうぞ。初回はこちらです。)

(はじめまして、の自己紹介はこちらです)

(息抜き版、もうひとつの自己紹介はこちらです)

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ABOUTこの記事をかいた人

東京生まれ、東京育ち、たまに海外。趣味は料理。保有不動産は、マンションや戸建のほか、賃貸用の店舗が1軒、駐車場が1箇所。一部友人や夫からは呆れ気味に「不動産屋さん」と呼ばれています(笑)。

4 件のコメント

  • モノノフ1GO より:

    素敵な休日の過ごし方ですね🎵
    写真が息をのむように綺麗。
    ありがとうございます。
    ポルトガルも行ってみたくなります。
    花火はあがるのかな。またドローンあがるのかな。閉会式そろそろですね。
    楽しいひとときを☺️

    • クリスティーヌ より:

      モノノフ1GOさん、こんにちは。クリスティーヌです。コメントありがとうございます!

      「写真が息をのむように綺麗」と言っていただき、嬉しいです! 
      今日になってみると、あっという間のオリンピックでしたね。
      東京でホテルに泊まるなんて贅沢なのですが、「選手村が見えるお部屋」をリクエストしました。

      ポルトガル、とってもおすすめです。食べ物が安くて満足度が高いです!

      お気軽に、またコメントくださいませ!

      クリスティーヌ

  • ロマンスの神様 より:

    スペインに何度か行ったこともあり、ポルトガルにはコロナさえなければ去年行きたいと思っていました。
    エッグタルトを食べて、ペーナ宮殿に行って…とガイドブック片手に考えていた日々も随分昔のことのように感じます。。
    晴海フラッグの素敵な写真をおまとめいただきありがとうございます。
    suumo見ることも忘れて熱中していたオリンピックもあっという間に終わってしまいました。。多数の競技会場を抱える湾岸の注目度も更に高まりそうな気がしています。

    • クリスティーヌ より:

      ロマンスの神様、こんにちは!クリスティーヌです。コメントありがとうございます!

      おお、ポルトガルに去年行きたいと思っていらしたとは!!!! ポルトガルへは、まずバルセロナに滞在し、バルセロナからポルトへ飛行機で行き、ポルトからリスボンへ電車で南下するというルートで行きました。バルセロナでは、市場の中にあるレストランの雰囲気や味に魅了されました。

      「湾岸の注目度も更に高まりそうな気がしています」まったく同感です。

      お気軽に、またコメントくださいませ!
      クリスティーヌ

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