前回紹介した「クレアネクスト九大学研都市駅前」クレアネクスト九大学研都市 ザ・レジデンス/クレアネクスト九大学研都市駅前は、駅徒歩4分という立地が最大の魅力でした。
今回は、同じ売主が分譲するもう一つの物件、「クレアネクスト九大学研都市 ザ・レジデンス」クレアネクスト九大学研都市 ザ・レジデンス/クレアネクスト九大学研都市駅前を見学してきました。
目次
駅からは徒歩8分
数字だけ見れば駅前棟の方が便利です。しかし実際に歩き、建物を見て、価格表を見ると、このマンションは単なる「駅前棟の廉価版」ではないことが分かります。象徴的なのがこちらです。
- 駅前棟Aタイプ301号室:72.42㎡・5,980万円
- ザ・レジデンスBタイプ102号室:72.53㎡・5,280万円
駅まで4分遠くなる代わりに、700万円という選択肢が生まれる。今回は、その価値があるのかを現地で確認してきました。
物件概要
- 物件名 クレアネクスト九大学研都市 ザ・レジデンス
- 所在地 福岡市西区横浜三丁目405番(地番)
- 交通 JR筑肥線「九大学研都市」駅徒歩8分
- 構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上6階建
- 総戸数 47戸
- 間取り 2LDK~3LDK
- 専有面積 55.86㎡~86.53㎡
- 駐車場 48台(平置き10台・機械式38台)
- 竣工 2026年2月(完成済み・即入居可)
- 売主 セントラル総合開発株式会社
- 掲示板 クレアネクスト九大学研都市 ザ・レジデンス/クレアネクスト九大学研都市駅前
ファミリーなら評価が変わる
駅だけを見ると駅前棟です。でも実際の生活は駅だけではありません。現地を歩いて一番感じたのは、「子育て世帯が暮らしやすい街」ということでした。玄洋小学校は徒歩6分。実際に歩いてみても、小学校低学年でも問題ない距離です。駅へ向かうより、小学校の方が近く感じます。
さらに、マルショク、ドラッグイレブン、ドン・キホーテが徒歩2~4分。実際に歩くと、「これは便利だな」と素直に思いました。
我が家もそうですが、子供がいる家庭は、牛乳がない、ティッシュが切れた、前日夜に「消しゴムがない!」など学校用品が急に必要、という買い物が本当に多い。そういう時に車を出さなくて済む距離というのは、毎日の生活ではかなり大きなメリットです。
ちなみに、道を挟んで向かいのMJR九大学研都市レジデンスは、中古の4LDK88.49㎡が6480万円で売りに出ています(26年7月20現在)。周辺の中古相場の比較でも、最新設備の新築として考えて比較検討することもできます。

東側から見て右にクレアネクスト九大学研都市 ザ・レジデンス、道を挟んで反対側にドン・キホーテ
塾まで含めて生活圏
子どもが成長すると、生活は学校だけではありません。九大学研都市駅周辺には学習塾が集まっています。ザ・レジデンスから駅まで徒歩8分なので、塾へも徒歩や自転車で通える距離です。高校生になれば電車通学も現実的でしょう。もちろん夜道の確認は必要ですが、「子どもが一人で動ける生活圏」があるのは、このエリアの魅力だと思いました。
オール電化は好みの問題
駅前棟との大きな違いがオール電化です。IHなので火を使いません。小さなお子さんがいる家庭では安心感があります。一方で、ガス火で料理したい人や、停電時が気になる人には向きません。万人向けではありませんが、ライフスタイルが合えば魅力になる設備です。ここまで書いてなんですが、私はIHがおススメです。何より掃除が楽なのと、ガスと電気併用より電気一本の方が光熱費は安くなります。
駐車場は100%超。ただし…
駐車場は47戸に対して48台。設置率100%超です。西区では車を持つ家庭が多いので、これは安心材料です。ただし、平置きは10台だけ。残りの38台は機械式になります。同じ㎡数でも、室内はこちらの方が広く見えた
今回、駅前棟とザ・レジデンスの両方で住戸を見学して、意外だった点があります。同じような専有面積でも、室内の広さの印象が違うのです。駅前棟では、住戸内に梁の張り出しが目につく部屋がありました。天井の隅や壁際に梁が出ていると、背の高い収納やベッドの置き場所が制限されたり、図面上の帖数より部屋が狭く感じられたりします。
一方、ザ・レジデンスで見学した住戸は梁の張り出しが気になりにくく、同じ㎡数でも空間を素直に使える印象でした。72㎡は、図面の上ではどちらも72㎡です。しかし、暮らしたときの開放感は同じとは限りません。これはカタログや価格表には表れない差で、両方を実際に見て初めて分かったことでした。
ただし、梁の位置や下がり天井は住戸タイプや階数によって異なります。すべての住戸に当てはまる話ではないので、検討する住戸の図面で下がり天井の表記と天井高を確認したうえで、実物で見比べてください。両物件とも完成済みなので、その見比べが購入前にできます。
価格を見ると印象が変わる
今回確認した価格表では、坪単価はおおむね240万円台から280万円台。駅前棟(坪約273万~290万円)より一段抑えられています。
主な住戸を挙げると、次のとおりです。
住戸 タイプ 専有面積 価格 坪単価
102号室 B 72.53㎡ 5,280万円 約241万円
104号室 E 59.23㎡ 4,380万円 約244万円
209号室 I 78.21㎡ 5,980万円 約253万円
203号室 C 86.53㎡ 6,980万円 約267万円
505号室 G 72.09㎡ 5,980万円 約274万円

価格重視ならBタイプ102号室
私が一番気になったのは、Bタイプ102号室。72.53㎡・3LDK+2WICで5,280万円、坪単価約241万円です。72㎡台を5,000万円台前半で購入できるのは、今の福岡市ではかなり魅力的です。1階住戸なので、日当たり、外からの視線、防犯面は実物で確認する必要がありますが、完成済み物件なので、その確認が購入前にできるのは安心材料です。
さらに80㎡超が欲しいなら、86.53㎡のCタイプ(203号室・6,980万円)も面白いと思いました。近年の福岡市内の新築で80㎡超はかなり貴重です。
私ならこう選ぶ
駅前棟とザ・レジデンス。どちらが優れているという話ではありません。駅前棟は、駅徒歩4分と全区画平置き駐車場を重視する人向け。駅徒歩5分以内という条件は、将来中古で売るときにも探されやすい条件です。ザ・レジデンスは、学校、買い物、住戸の広さ、価格を重視する人向けです。実際に歩いて感じたのは、駅までの4分より、小学校まで6分、スーパーまで4分、ドラッグストアまで2分の方が、毎日の生活では効いてくる家庭も多いだろうということでした。
しかも今回に関しては、同じ72㎡でも室内が広く見えたのはザ・レジデンスの方でした。700万円あれば、教育費、家具家電、車の買い替え、将来の貯蓄にも回せます。だからこそ、このマンションは「駅前棟より安いマンション」ではありません。「家族の暮らし」を優先した結果、この価格になっているマンションだと感じました。駅から少し離れることを受け入れられるなら、こちらを本命にするファミリーは決して少なくないでしょう。
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報は物件公式サイトをご参照下さい。


















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